MaQ6さぬきマ導ブログ

マ導の力でジャンルフリー!
なんでも作るよ!

ワックス造形をかじってみた2014/12/1

2014年11月30日 | フィギュア

本日の施工

・混合ワックスによる造形のとっかかり

はい。

みなさん、アヴェンタドールはどーなったっていう突っ込みは無しの方向で。

ちょっと休プラしております。

といってもパチ組みはよーさんしておりますけれども。

さて。

かねてから興味のあったワックス造形をかじってみました。

これ、パテやスカルピーとなにが違うんだってことでしょうけれども。

ワックスってなんぞやって言いますと、おおざっぱに言いますと蝋ですねはい。

なんで、ワックスなんか使うかと言いますとですね。

・パテ→硬化時間の制限が早い遅いにかかわらず付きまとい、硬化後は削り主体で粉じん廃棄物が出る。

・スカルピー系オーブン粘土→焼成するまで造形できるが比較的に柔らかいために変形しやすい。

以上の理由で、わたくしパテもスカルピーもいまいちフィット感がありませんでした。

そして、遠い昔にワックスにふれたことがあることを思い出しまして、どうも試作品界隈はワックス造形が主流ではないのかしらんと思うようになったしだいでございます。

さて、早速ですがこれ、造形用で売られておりますキャンディワックスです。

ある温度がくると急激に液状化します。

常温では、チェルシーみたいな感じです。

なので常温で造形を行おうとしたら、削り主体となります。

つまり常温で造形が済んだ状態なら理想なのですが造形そのものには不向きです。

 

はい。

少々汚い写真ですがこれ、蜜蝋ねんどです。

常温で粘りがある硬めな粘土なのですが、少々柔らかく指紋がつきます。

これ、自作キャンドルのキットなのですが、要は粉末状パラフィンですね。

硬めでもろいのですが刃のとおりはよろしい素材です。

これをブレンドしてみましょー。

ってことでドン。

100均でIH用のちいさいお鍋がありましたので軽くソテーしていきます。

んでまぁ、当然のようにこうなるのですが見た目はおいしそうでも臭いはまさに蝋ですのでおいしそうにありません。

料理に使うシリコン型に流し込みます。

このとき、タッパーとかだと剥離させるのに苦労しますのでなるべくシリコンを使いましょう。

ほら、周りに貼りつくでしょ。

んで、できあがった混合ワックスのインゴットをですねイジイジしていくのですが、この時スパチュラを温めながら行うとよさげです。

ただまぁ、熱源はいろいろ考えられるでしょうけれど、安いからと言ってキャンドルでやったりするとスパチュラにススがつきますのでおすすめできません。

余ったキャンドルは混合ワックスにぶちこめるぜって思ってもスパチュラにススがつきますと造形物にもススがついてきちゃなくなります。

個人的にはアルコールランプおすすめです。

えっと。

あとで思い出したのですが、ヒートペンもありでしょうね。

温度調整できますもん。

正味、一時間くらいでこういうものができます。

ハンドリング的には硬めのガムといった感じでしょうか。

いやぁ、ワックス造形よいですね。

レジン置換して用がなくなったら、このワックス溶かして再利用できますもんねぇ。

エコロジー・・・。

いや、エコノミーか。

しかし彫金界隈ではスタンダードな方法でしょうに、なんでこんなにワックス造形って表にでないんでしょう。

Amazonでも混合ワックスの素材は手に入るみたいですね。

カルナバにパラフィンに蜜蝋があればできるみたいですが。

なんといーますか、パテやスカルピーでたっかい買い物して不自由な造形制限うけるよりリアルタイムで盛りと削りができて硬さ調整ができて原型をレジン置換したら再利用までできるワックスってひょっとしてかなり優れたマテリアルではないかと思っちゃいます。

と、盛大にもちあげておりますがワンオフのものを作るなら、依然としてパテとかスカルピーでもいーのかな。

んにゃ、スカルピーは経時変化で割れるねぇ。

さて、珍しくHow toで書いてみましたが、書いてる途中で寝そうになるのでここいらで。

 

それではみなさん今回はここまでです。

 ごきげんよう、さようなら。



最新の画像もっと見る