toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

タテスジヘビギンポで悲願達成?!

2006-06-03 21:22:24 | ダイビング、水中写真

さて、連続更新でお届けしています柏島ダイビングで撮ってきた水中写真の第27夜目はタテスジヘビギンポです。本当になんてことのないタテスジヘビギンポの写真なのですが、僕にはひっかかるところがあるのです。

リサイズしているために少しわかりにくいのですが、右上のほう(ヘビギンさんの右目の上のほうです)に小さな泡のようなものが見えるのです。この泡がなんなのかわからんのですわ。
魚とのサイズの対比からするにかなりのマイクロバブルではないかと推測できます。僕が水中活動する過程で生じた泡が魚の方へ流れたのでしょうか?それとも光合成している藻類が放出した酸素かなにかなのでしょうか??
普通に考えるとそういうことがリストアップされるでしょうが(??)、僕ならこう考えます。とうとう水中心霊写真を撮影したのである!!もしくはウミボウズの子供を撮影したのである!!

本当にそうならとてつもない偉業なのですが、タテジマヘビギンポの眼が”ちゃうちゃう”と言っているというか、まったく動じた様子もないので、やはりなんかそれなりの泡なのでしょうねえ。

オグロベラ de Augri!!

2006-06-02 23:02:14 | ダイビング、水中写真

柏島ダイビングで撮ってきた水中写真の第26夜目はオグロベラです。

僕には動く魚、殊更にベラを撮るのって苦手だなぁ、という自意識があります。そんなわけで、今日の画もいかにも苦手そうな苦し紛れな感じのオグロベラです。やっぱりベラって泳ぎっぱなしで止まってくれない、という先入観があるのです。実際にはベラだってしんどいでしょうから休んでいる期間もあるんじゃないかなぁと思うのですが、人間様の前ではやっぱりスイスイ泳ぎ回っているようです。
泳ぎ回る魚ってなかなかキチンと撮れないですが、バシっとはまると”生きてます!!頑張ってます!!”といったしなやかな躍動感を感じてしまうような画になったりして、ステキだなぁと思うようになってきています。

この写真の撮影背景は岩礁を背にしたオグロベラカップルが6人ぐらいの人に囲まれて逃げ場を失って困ってしまっている状況です。あまりのうろたえぶりにこのオグロベラは20秒後に脱糞してしまいました(単に我慢していただけかもしれません)。
彼女(嫁ハン?!)の前で脱糞してしまうやなんて、とんでもない恥をかかせてしまってゴメンネ、オグロベラさん。

ところで開催間近のサッカーWカップ、僕は日本代表のオグロじゃなくて大黒が何かやってくれそうな気がします。控えのポジションとはいえ、昨年のガンバの爆発的な得点力を支えた彼の力からしたらさすがに得点王とかそんなのには絡まないかもしれませんが、何か大きな仕事をしてくれそうな気がします。

ウミケムシとギネスブック

2006-06-01 22:57:43 | ダイビング、水中写真

柏島ダイビングで撮ってきた水中写真第25夜に登場と相成ったのはウミケムシです。

僕がウミケムシに関する知識を初めて得たのも小学生自分に読んだ釣りの本です。その本によれば夜釣りなんかで投げ釣りの外道として釣れるそうで、刺されるとムチャクチャ痛いそうです。釣れるからには肉食性の生物なのでしょうが、どんな生活をしているのかあまり想像できません。

知識を得てからかなりの時間が経過して、大学生になってから夜釣りをしていたときに防波堤の上からウミケムシが泳いでいるのを目撃したのがファーストコンタクトだったような気がします。
そして、今回柏島までいって、初めての海中遭遇ですわ。じーっと見ていて思ったんですけど、これは本当に刺されたらイヤなことになるだろうなぁ、ですわ。
この密集してタワシ状に生えた毛というか針というかがタチ悪そうです。グラスファイバーの繊維が肌の柔らかいところにチクチク刺さったような、そんな感じになりそうです。聞くところによるとご丁寧に毒まで仕込んであるそうで、念入りなことこのうえありません。どんなイキモノを天敵として想定してこの重武装なのでしょうねえ(人間?!)??

さて僕は幸運にもいわゆる危ない動物にかまれたり、刺されたりという経験があまりありません。せいぜい、キイロアシナガバチやガンガゼ、クラゲの類ぐらいのものです(あっ、あと嫁ハン)。
フと気になったのですがギネスブックって”アホちゃうか!!”と思うような世界記録も認定するやないですか?!世界で一番たくさんの種類の危ないイキモノに刺されたり、かまれたりの記録を持っている人ってどんな連中にかまれたり、さされたりしているのか、とても興味が出てきました。