toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

続・ヒーヒャッヒーっ!!

2005-06-13 23:06:35 | 身の回りのこと
昨日、コジュケイの泣き声が”チョットコイ”には聞こえず、”ヒーヒャッヒ”と聞こえて、最初にあの声を”チョットコイ”と表現した人は詩人だと思う、と書きました。そのことについて今日よく考え直してみました。

昔、一人で山の中で道に迷っている人が、コジュケイの声を聞いて”妖怪やらなんやらが、”チョットコイ”ってゆって呼んでるでぇ”という風に思って、命からがら山から逃げてきたのが”チョットコイ”の始まりだと思うのです。そして周りの人にあの山の中にはチョットコイオバケがおるという話が一人歩きして、”チョットコイ”がどんどん広まったんやないかなぁ、と思います。
そりゃぁ、図鑑やインターネットに載っている鳥ってわかっていたら、少し変な声で鳴く生物なんて怖くもなんともないですが、なんせ昔の話ですから。未知というのは恐怖につながって、恐怖は想像力をどんどん加速させると思います。
本格的な登山でもしないと、ええ大人が山で迷うようなこともない今日ですが、釣りなんかで早朝の山の中に一人になった時、町から近いような山であっても、ちょっと緊張というか、精神状態がいつもと違う自分に気づいたりすることがありました。まがいなりにも現代人の僕がこんな感じなのですから、昔の人は歩いて山越したりして本当に大変だっただろうなぁと思います。

それと、50年もして子供やら孫に”昔はミカン星人の乗り物のことをUFOとかゆって恐れとったそうやでえ”とかゆわれるかもしれんくてイヤです。