toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

う VS ギンポと泳ぐヒラムシ→カメラ持っときたかった!!

2005-04-16 21:26:22 | 身の回りのこと
僕は三重県志摩市という田舎に住んでいます。勤め先も田舎で”5秒で海”というようなところです。
そんなわけで今日、ウチの職場ならではのものを見ました。

仕事中にバシャンっという音がしたので何事かと海のほうを見ると、鳥の鵜がギンポというひょろ長いウナギのような魚をくわえて水面に浮上してきたところでした。
鵜という鳥は長良川なんかで鵜飼いのおっさんに操られて鮎をとっているので名が通っていますね。人間様にとって都合の良いことに彼らはペリカンの仲間で喉のところ(?)に獲物をためておけるというわけです。
リトルウンチクはさておいて、僕が今日見た鵜はギンポがニュルンニュルンするので、ものすごく困っている様子でした。ギンポはウナギとは種類が違うのですが、形態やニュルニュル具合はホントにウナギっぽいのです。
鵜にしたらギンポがのたくり回っているので、”変にクチバシを動かしてくわえなおしたら、ニュルンと逃げられるんやないか”と思っていたんじゃないかなぁ、と推測されます。なんとかギンポを殺してニュルニュル動くのを止めようとして噛み潰そうと努力しているように見えました。
おもしろいシーン(ギンポにしたらそれどころやないですが)だったので写真撮りたかったです。

その後、夕方場内見回り的にプラプラ歩き回っていたら、なんか知りませんが、ヒラムシが泳いでいました。
ヒラムシというのは扁形動物の一種で、チューイングガムのかみカスをペターと伸ばしたような感じの生物です。平べったくて、やわらかいので二枚貝の貝殻の間から内部に入り込んで中身を喰ったりするようなこともあるらしいです。
そのヒラムシが全身を波立たせて水面近くを泳いでいました。こうゆうヒラムシを見るのは2度目ですが、いったい何のために泳いでいるのでしょう??生殖のためでしょうか??さっぱりわかりません。
なんにせよ写真撮りたかったです、贅沢ゆうと水中でみたかったです。