きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

聖路加病院

2010年03月03日 | 羊の群れ
This hospital is
a living organism designed to demonstrate
in convincing terms the transmuting
power of Christian love
when applied in relief of human suffering.

キリスト教の愛の心が 人の悩みを救うために働けば
苦しみは消えて その人は生まれ変わったようになる
この偉大な愛の力を だれもがすぐわかるように
計画されてできた 生きた有機体がこの病院である

創立者ルドルフ. B. トイスラー 1933年



 礼拝メッセージに登場した日野原先生が理事長を勤められる聖路加病院は、グリーンカードの健康診断指定病院のひとつなのでSBCのメンバは皆行ったことがありました。残念ながら礼拝堂まで見ることがありませんでしたが、調べてみたところ、聖路加国際病院は1902年に聖公会の宣教医師だったルドルフ・トイスラー博士によって創立し、1933年に再建。その時、トイスラー博士は上記の理念を記したそうです。ここにある「病院」という言葉は、真の癒しの場所、「教会」にも置き換えられると思います。SBCも、そんな「愛の力を誰にでもわかるような、生きた有機体」でありたいと願いを抱いて、今週メッセージで語らえたことを話し合いました。

 日野原先生が手がけられたのは、この聖路加病院の中の新棟。緩和ケア病棟や訪問看護、アメリカER型高度救急外来設置などを盛り込んだ設備を有し、メッセージでも語られたように、大規模災害などの緊急時には、病院内のすべての空間が医療処置を行うように設計されています。広々としたロビーや廊下、ホール、そして礼拝堂までもが酸素供給可能なベッドが設置できる臨時病室に早変わりし、多くの患者さん、被災者を受け入れることができるシステムを日野原先生が提唱して作られたのです。建設当時には、無駄なスペースをとりすぎると多くの非難の声が挙がりましたが、日野原先生は、かつての東京大空襲時の経験からその必要性を強く感じ、設置を押し切りました。三年後、そのすべての施設が劇的な形で遺憾なく発揮されたのです。

 1995年、カルト組織、オウム真理教による地下鉄サリン事件が発生。事件現場は、聖路加病院の最寄の駅でもあり、多くの被害者が病院へ担ぎ込まれてきました。日野原先生は、この時のためにこの施設を用意するよう整えられていたのです。受け入れた被害者数は、実に640人。この事件で最大人数を受け入れることができ、真の「病院」としての素晴らしい機能を世間に表すこととなったのです。

 病院は癒しの場です。医師や看護士は治療に努めてくれます。しかしそれ以上に、私たちを癒し、治療に心を砕いてくださる方がいるのです。そのために、自分の命をも惜しむことなく十字架上で献げてくださったイエス・キリストという救い主が。「愛の力を誰にでもわかるような、生きた有機体」でありたいSBCでは、イエス様が私に何をしてくださったか、イエス様はどんな方かをお伝えしたいと願っています。火曜日、午後5時半から集まっているSBCにぜひご連絡ください。お待ちしています。213-324-6942 Mutsumi



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