フィリピンの顔

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【新日系人】 置き去りにされた子供たち その8 -鬼の目にも涙-

2009年09月25日 | 新日系人

鬼の目にも涙



鬼じゃぁありません。 ごめんなさい。

いえね、私の文章が支離滅裂なので、何か「ことわざ」を入れると少しは理解してもらえると思ったんですが、まずかったかな? 本当は、「優しいけど、怖そうな顔をしたお兄ちゃんたちの慈悲の心」と言いたかったんです。何か他に上手い諺ありませんか?

まあ。鬼を例えるなら私のことでしょうか? 「鬼の空念仏」(笑)

本題に入りますけど、ここには【新日系人】はいません。  ただ後2回ほどで終わるこのシリーズ最後に【戸籍謄本】の記事と一緒にお話ししたい事がありまして、置き去りにされた子供たちやボランティアや支援団体等のことを紹介し、お父さんたちに届いてくれたらなと願う、メッセージを少しずつ書いています。


強面(こわもて)のお兄ちゃん二人、
(鬼じゃない、お兄だった。。。)
私を訪ねてフィリピンまで遊びに来てくれた友達です。
上の写真は、私の隠れ家?の、かなり遠い山奥の、ある将軍の別荘の射撃場でシューティングを楽しんでいるお二人です。

そして夜はマニラに戻り、「クラス88」の警察グループ主催の「ダーツ大会」に出席した時のことです。

会場はオープン・グリルのフィリピン・レストランですが、到着するなり5~6人の子供たちが寄って来て、「お金頂戴」「食べ物頂戴」と纏わり付きました。

「え? 何この子達!?」 二人は驚きました。

私は説明をしました。孤児か親が居ても貧困なのか失踪してきたのか...

二人は子供たちにお小遣いをあげました。
子供たちは喜んで、なついて来ました。

みんながダーツゲームをやってる間、いえ、食事中もしきりに子供たちのことを尋ねます。
「何かしてやりたい」「どうしてこうなってる?」「何人くらいフィリピンにこういう子供たちが居る?」「自分たちに出来る事があるか?」

私はまた説明しました。
出来る事と出来ない事、また、してはいけない事を。
優しい日本人はフィリピンに来ると大判振る舞いをする人がいますが、相手の為にも良くないことや、残って居る在比日本人に負担が掛かることもあり、少し考慮しなければいけないことも有ります。
余談ですが、私のような貧困難民もちゃんとしないと、フィリピンでひもじい思いをしてのたれ死んだら「日本人が」の全体像になってしまいますからね。

「じゃあ、何か出来ることは?」

「有るよ。でも明日日本に帰るでしょ。いくらか出せる?」

お二人から1万円頂きました。

早速夜中の計画です。
知り合い何人かに手伝ってくれるように頼みました。

帰国はお昼からですので、孤児が居る施設に朝早くからボランティアをさせて頂く了承を得て、メンバーが朝から買出しと料理をしてくれ、私はお二人をホテルまで迎えに行きました。

さあ、シュッパ~ツ!!



 
場所は言えませんが、大きな建物が結構あるすぐ横にジャングルのような木が茂っていて最初のゲートから子供たちが住むところまでは、車も入り難く、ぬかるみの中を荷物を抱えて子供たちに会いに行きました。
 


そう、オニィさんたちは子供たちに料理を注いでくれました。
 



 



 



 
 


泣いてた鬼ィが笑った!!


 

子供たちへプレゼントも用意しました。



 



 
 
 
 


いい顔 いい顔

 
 
 
 
 
 
 
 

生活の糧に子供たちが作ったアクセサリー類です。

アクセサリーは良く出来ていて、たくさん売って頂きました。
 
 
 
プレゼントのボールで子供たちと遊んでくれました。   本当に楽しそう。

私にはこんなこと出来ないだろうなあ...


 



 

お二人に感謝状を。





お兄さんたちも私もみんなも、一生忘れられない思い出になることでしょう。

おしまい。


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1 コメント

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感動しました (kazu)
2009-09-27 03:48:28
 相互リンクありがとうございます

最初、ブログを見た時は、まーたくだらねーブログか!!

と、思ってしまい、申し訳ありません!!

すばらしい、ブログです!

是非、応援させて欲しいと、思います

がんばってください。
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