聖アンドリュー教会
(St. Andrew Church)
日本での結婚式は、殆んど「式」と「宴」を一対としますね。
「式」とは、「挙式」「結婚式」で、教会や神社などで行い、
「宴」は、「披露宴」「パーティ」で宴会場で催します。
フィリピンの結婚式も式場とパーティを別の場所で行います。
時には教会など同じ敷地内であっても別の部屋を用意します。
「洗礼式」も《神の子》と成る一生に一度の目出度い儀式で、
教会で《洗礼式》を済ませてから、ホテルやレストランなど、
他の会場でパーティを開きます。
内々で行う場合も、自宅で料理をして家族でお祝いしますね。
「洗礼式」は、フィリピン語(タガログ)で【ビニャグ】です。
・詳しくは以前の記事、サン・フアン祭とサン・イシドロ教会をご覧下さい。
と言うことで、娘の「洗礼式」は、マカティ市の教会
聖アンドリュー教会で、
「パーティ」は、同じくマカティ市の
モンドラゴン・ハウスで行いました。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
洗礼式の様子です。
教会の全容はこの記事を見て下さい。
【ニノン】の方々です。
向かって右端は空港入管のラビアンさん。元、大佐です。
お隣はエレ将軍。
そのお隣がパルメリーさん。
そして左端が、キャプテン・ドゥラナさん。
【ニナン】の方々です。
左端が、ラジオ局のジュビーさん。
2番目がバイオリニストのマペットさん。私の先生です。
3番、4番目、かみさんの親戚です。
主役もここまでは起きてたんですが...
お祈りを始めると眠ってしまいました。
だめだってばぁ。 お祈りは眠たくなるでしょう?
私は娘をあやすときは、生まれてすぐからずっと
耳元で《即席お経》を唱えて眠らせていました。
催眠術みたいで、泣いてる子もグーグー寝ます。
聖水を額にゆっくり注ぎます。
【潅水礼】(かんすいれい)の方式です。
洗礼方法は
・【浸礼】(全身を水に浸す)
・【潅水礼】(頭部に水を注ぐ)
・【滴礼】(手を濡らし、頭に押し付けて水に沈めるしぐさ)
の3種類あり、カトリックは主に【潅水礼】で執行されます。
●フィリピンでは殆んどこの【潅水礼】方式です。
※ 潅=灌=そそぐ=注ぐ
赤ちゃんに被せるレースの帽子にも祈祷をします。
帽子を付けさせて「クリスチャン」の出来上がり。
「今日からあなたは、神の子で~す♪」
帽子は【ボンネット】と言います。
法冠の意味なのか法衣の一つなのか
受洗を済ませるとこれを被せます。
男の子にもそれなりにありますが、
必ず被るという決まりはありません。
全員、祭壇の大きなロウソクから
小さなロウソクに火を分けてもらいます。
ロウソク=ろうそく=蝋燭=キャンドル。
知ってましたって? ショック。
ついでにタガログで、【カンディラ】です。ドモ。
・キリストの火を分けるとか、または
信仰に灯を点けると言う意味でしょう。
最後に神父さんと皆で記念写真。
・「洗礼式」はクリスチャンにとっては最も大事な事のようです。
一生に一度の行事であり、神の子となる大事な日でもあります。
私はお金が無いから1年以上も「洗礼式」を放ってたのですが、
普通日本人の子ならキリスト教徒にさせずとも良いと思います。
しかしここフィリピンでは、「洗礼」をしないと悪魔が近寄るとか、
病気がちになるなどと家族や身内や他の人が両親を責めます。
実際娘は、1歳3ヶ月のこの日まで、髪も少なく歯も生えてない。
これと言った病気はせず力持ちですけど、よくベッドから落ちる。
あはは。可哀想ね~
だからって、見栄は無いけど「洗礼式」はお金が掛かるんですよね。
これが貧しいフィリピンの人なら、実際は教会への寄付金として、
千円も掛からずに、軽装で洗礼式を済ませる事が出来るのです。
私は、神道も仏教もキリスト教も、余り深く考えていませんから、
子供がクリスチャンになる事への偏見など無いのですが、無理に
物心も付かない内に受洗させてしまって良いのかなと考えます。
まあ、一応うちの娘の産土神はキリスト教徒のようですけどね。
親が日本人なら、子供の「洗礼」を断っても構わないのですが、
ここはフィリピンで「洗礼証明書」が一生重視されますからね。
日本での「百日祝い」(ももかいわい)と同じ様なことだと思って、
自分の子も、他人の子も、心から祝ってあげる様にしています。
などと馬鹿な事を言ってますが、なんだかんだ言っても人の親、
「【ニノン】【ニナン】になって下さい。」と、駆けずり回ったことや
皆さんのお陰で来てくれた人たちに、おもてなしも出来た事が、
一生忘れられない思い出になりました。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
お話を「パーティ」会場の
モンドラゴン・ハウスに移します。
このパーティは、【ニノン】や【ニナン】や親戚、
それに親しい友人知人をお招きして行う食事会で、
皆さんのお力添いで設けて頂いたパーティでして
とても「お披露目」なんて言葉は言えませんが、
それはそれは、400人からのお食事も豪華で美味しくて
ジュビーさんのバンド演奏に“ゴーガールス”の踊りや
コメディショーまで楽しめました。
舞台で歌っている女性が、この催しの全てを
仕切ってくれた カティ・コー さんです。
ご存知、ヤッチャンです。
写真がぼけててすみません。
友達のカメラで皆さんのテーブルを撮って回った写真があるんですけど、どこに保存してしまったのか探せないんです。
見つかったらまた別記事でアップしますね。
左は船の船長、キャプテン・ドゥラナさん。
右は湾岸警備隊の、キャプテン・デラパスさんです。
カティ・コーさんです。
左が一年間お世話になってたアパートの大家さんです。
右端は、天才バイオリニストの ジョン・レサカさん。
カティさん、ジュビーさん、ジョン・レサカさん、
キャプテン・ドゥラナさん、 そして右端の人が
コメディアンの、ウィルソン・ゴーさんです。
カティさんと息子さんです。
皆さんのお陰で、思い出になる洗礼式【Binyag】を行えました。
とても有り難い一日でした。
Maraming Salamat po.
【ニノン】【ニナン】から
沢山のお祝いも頂きました。
ががががが
【Ninog】【Ninang】,Maraming Salamat po!!
日本人の私としては思いもしていなかった事ですが、
この日に沢山のお祝い金も頂きました。
本当に、感謝の念に堪えません。
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