10月21・22日の富士山移動運用の様子を書くつもりだったが、5.7GHz FHD-ATV機と
新たに導入した「IC-905XG」が立て続けに使えなくなり、調査・メーカーへの発送等々で、
書きそびれていました。
移動運用場所
自作の5.7GHz FHD-ATV機は、今まで5年以上の間 移動運用現場で使えなかった事は
一度も無かったのですが、今回は変調器「XHEAD-2」が故障した為、映らなくなった
物です。
これは、房総半島君津市で待つ JH1AOY局と5.7GHz FHD-ATVで繋げたのですが当方の
映像は「映らない」！ しかしJA1OGZさんからの映像は映る事から判明した事で、
JH1AOYさんのレポートによると、当方の送信波に異常なCW波が載っているとの事で、
直ぐに送信波をスペアナで確認したらOFDM信号に間違いなくCWが突出していました。
これでは映りません！
下の写真は帰ってから変調器出力を見た物です
IC-905XGは前にも書きましたが、同じ様に使えなくなる局が4局も続出している為、
メーカーに送って、良く調査する様にお願いしましたが、いつ戻るかは不明との事。
当方の様にマイクロ波機器が複数有れば良いのですが、905だけで運用の方は当分の間
運用できない事になりますから困った事ですね～。
さて、21日はガスの中での運用で、15時頃には機材表面に露が付く状態までとなった
為、一応47GFMまで交信できたので早々に撤収して御殿場市内のビジネスホテルに宿泊。
22日 富士山は天気も良く気持ち良い屋外運用日和となり、IC-905XGのお手軽運用
セットでの運用等々でも楽しめていたのですが、IC-905XGの突然のトラブルで運用も
中途半端に終わってしまいました。
カスリーン公園移動の JA0IYB/1との10.2GHz FHD-ATVは問題無く双方向で交信できた
のですが、当方の送った映像の録画をUSBメモリにて郵送して頂いた物を見たら、
動きが変な映像が有り、不思議な事にもなっていましたが？？
超高輝度モニター(右下）だけは、太陽光直下でもこの様にしっかり見えています！
10.2GHz / 24GHz 用 AV・ IFユニット
ちなみに5.7GHzと10.2GHzの変調器は全くの別物を使用です。
カスリ―公園との 10.2GHz FHD-ATV 交信風景
22日の運用場所の風景等
お手軽運用セットは、前回投稿写真の様な簡単なアンテナを横や上に適当に付けただけ
ですが、こんな物でも 100km以上の交信が簡単にできてしまうのがマイクロ波です！
