アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

アマチュア無線
ISDB-T方式 FULL HD-ATV
マイクロ波通信
デジタル-ATV
電気・通信

IC-905

2022年08月22日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

ハムフェアー2022で、当方が昨年より予測していた  IC-905  が発表になりました。



今までマイクロ波帯で運用されている方は、諸先輩方の皆様を見習い、アマチュア無線
の基本とする「技術的興味によって制作・実験・運用」等々をされておられる方で、
JA内にも何百人とおられると思います。

また海外にも多くのマイクロ波マニアが活躍されており、素晴らしいユニット等々
の販売も行われております。

  しかし、アマチュア無線家の中にも「マイクロ波なんて、、、」と 見下す輩が
沢山おられる様ですが、現在の社会ではマイクロ波帯が主に使われる様になって
いる事をどう捉えているのでしょうか?
電波も  金にさえなれば   良いのでしょうか・・・

私は 「HF帯は社会的にもうあまり実用性が少なくなったからアマチュアにでも
使わせてやれ!その代わりにアマチュアの持っている金になるSHF帯は取り上げろ!」
と言った現社会に対して「1964年頃から半世紀以上に渡りアマチュア無線機を作り
続けたメーカーが、マイクロ波帯のアマチュアバンドも防衛すべきだ」と動き出した、
井上電機創業者  井上徳造さん  の心意気を感じずにはいられません。
https://www.icom.co.jp/corporate/history/

 IC-705の様に台数は出ないでしょうが、もしかしたら赤字覚悟でもバンド防衛と
してこのプロジェクトを進めるべき時だと押し進めた事に敬意を表し、このIC-905
の発表をきっかけに、アマチュア無線家としてもアマチュアのマイクロ波バンドの
防衛・マイクロ波帯の活性化等々に本格的に取り組む時だと想います。
https://www.hamlife.jp/2022/08/20/icom-ic905-release/

 

コメント

明日のハムフェアーでベールを脱ぐ「 SHF-P1 」 は、、、

2022年08月19日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

明日のハムフェアーで公開される、話題の「SHF-P1」はとてもスゴイ物の様だ!

https://www.icom.co.jp/news/6946/?fbclid=IwAR0jnuctNpshmNFEuKRxcUlXbYfuFmRiZ0PnnkKIJzcIONp6OkrF8QEw3g4

以前から当方が予測していた様な仕様?かも知れないが、更に「ATV」機能まで
内蔵されているのかも?(FM-ATVかも)

追加情報 (23時頃)

「IC-905 :  DD/DVモード付き 2m/70cm/23cm/13cm/6cm/3cm
 のバンドをカバー」 との別物の情報も。。

今後発売予定の メーカー製 5.7GHz帯 リグを 予想する - アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV) (goo.ne.jp)

https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/e59c22e0742dff17f0b764782253d316

いずれにせよ、あと十数時間でベールを剝がされる事になるだろう!!!

世間では「誰もやっていないマイクロ波帯なんか、、、」なんて言っている
アマチュア局も多いが、それは認識不足で、トランスバーター等の自作や
入手をする気もなく調べる事すらしなかっただけで、マイクロ波帯も
「しっかりやって見れば」凄く飛んでいる事が判るだろう!

但しN型コネクターの加工すらまともに出来ない輩にはかなり難しいだろう。

コメント

5.7GHz FHD-ATV送受信機 3台目の制作 Part 3 ほぼ完成

2022年08月12日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

      これは、長野ローカルの「マイクロ波通信自体をやった事が無いアマチュア局」が
「FHD-ATVをやりたい」との事から、開局・運用できるまでお手伝いする約束で取り組
んでいるもので、一まず  送受信機が  ほぼ完成  となりました。

バラックの様な作りは、最終的に自分でケースに組み込むとの事なので、今はアルミ板
の上に簡易的に並べてレベル合わせや、接続、送受信切り替え、電源回路組 等々をした
だけの「  手抜き!  ISDB-TフルハイビジョンATV送受信機  」としました。

国外からの部材調達等には結構な時間が掛かりましたが、動作的にもほぼ問題ないセット
を作り上げる事ができました。

フルハイビジョンATV送信機の免許申請(TSS・JARD等の保証が必要)は、本人が申請を
行う予定との事です。(資料も当方が準備します)

チャレンジャー様には、免許までの間に5.7GHzビーコン受信等でマイクロ波の特性を
見て貰う事をやって頂き、更に5.7GHz用アンテナ、マイクロ波用測定機器等々迄少し
づつ準備し始める程にまで熱が入ってきている様です!

写真を見て貰うと判ると思いますが、今や5.7GHz帯の送受信機だけであれば、主ユニット
類は買い物だけでも間に合わせる事ができる様になっています。(調整・改造等必要です)

しかし、ISDB-T方式のFHD-ATVでは、単なるマイクロ波トランスバーターを作成する以外
の技術が必要となりますので、全くのゼロからの制作では難問が多いでしょうから、経験
者に頼る事が吉でしょう!

今月のハムフェアーでは、アイコムからATV機能?まで入っていると思われる「2.4G  5.7G
(10.2GHz)等」のスタンドアローンリグが発表される様ですが、マイクロ波の事を全然
知らない方までがこの様な高額なリグを買って使った場合、その真価が発揮できるかの問題
が出て来るでしょう!

 参考に、ISDB-T変調器を除く「トランスバーターの部材等々の合計金額」は、円安・電子
金属部品等々の価格高騰の折ですが、今回は 約10万円程度 で集める事が出来ました。

なおISDB-T変調器金額は別となりますが  7万円程  で、円安の影響を強く受けています。

この他、本格的に運用する為には、プリアンプの増設・信号劣化を伴わない微妙なパワー
アップ調整等々の課題が残されています。

コメント

1200MHz帯  モノバンド モービルアンテナの テスト

2022年08月08日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

第一電波工業(ダイヤモンドアンテナ)から、1.2GHz モノバンドモービルアンテナ
(AZ122N)が発売されたので(限定生産の為カタログには載っていません)購入し
アローラインと比較してみました。   全長は僅か長いだけですです。

https://www.hamlife.jp/2022/07/11/diamondant-az122n-release/

 短期間ではあるが使用した結果として「レピーターを使った数局での交信テストでは、
アローラインと比較しても大きな違いが判らない飛び」で、しかも価格も安く、これは
使えます!  (アローラインの約1/3程の価格で購入できます!!)

また、トリプルバンド等の長いアンテナは、総じて飛びが悪く、更にM型基台で
5mもある様なケーブルとM型トリプレクサ―等を使って「1.2GHzは飛ばない」
なんて言っている方が多いのには困ったものです。
(でも  AZ805N  は意外に良い!でも高い・一寸長い)

またサガ電子の製品は、購入後「ユーザーが自己責任で防水処理すべき商品」の様で、
多くのアンテナに水が入り、長くは使えない製品ばかりで、非常に残念な物ばかり
ですから。



当方が今までに使ったサガ電子の4本のアンテナ全て、及びローカル数局のアンテナ
にも水が入って、性能低下がありました。
これはメーカーがユーチューブ等で発表している程の「非 防水仕様」で売られていて
「サガ電子のアンテナは屋外で使う事」を無視した?設計をしている為でしょうか。
(ユーチューブ動画では、アローライン等で購入後防水が必要な事を説明していた
 番組は、マズイ事を隠す為か?現在は消されてしまっています)

 この他、モービルアンテナで良くある問題は、コネクターの下からタップの溝を
水が「毛細管現象」で上がって、コネクターの内側にまで水が入る事も多くあり、
その対策として当方は「内径8mmのOリング」をコネクター内に入れて、更なる
防水対策を講じています。



アンテナ側のN-Pの内部奥の平ゴムは、あまり防水には役立ってはいないと、プロの
アンテナメーカーの人が証言しています。

アンテナを締め付ける前には、N-Jコネクターの上部やタップ部をシリコングリス等で
湿らせたテッシュ等でサッとで拭きます。

こうするとOリング圧着面の滑りが良くなり、密着が少し良くなる気がします。

コネクター内部に水が入ると、かなり飛びや聞こえが悪くなり、大体体感的に判る程
悪化します。

そんな時は、コネクターの中をエアー等で吹き、ドライヤー等で完全に乾燥させる
必要があります。水滴を吹き飛ばしただけでも少しは良くなりますが、乾燥させた
方が様でしょう。また同軸にまで水が入ったら、交換した方が良いでしょう。

1200MHz帯も真面目に取り組めば、良く飛びますよ~~

コメント