8月24・25日と「ハムフェアー2024」に行って来ました。
いつもの様に、一番の新幹線 あさま号で上京。
東京駅八重洲口からビックサイト行きのバスで会場近くまで。¥210-
今年の会場はビックサイトでは無く「有明GYM-EX」:(旧 有明体操競技場)
当方は、今年も東京マイクロウェーブクラブブースの片隅にて、ISDB-T方式 FHD-ATV
の運用風景写真の展示・運用映像の展示・説明等も行わせて頂きました。
ブースにいる時は、「こんな事はどうすれば出来るのか、何を揃えれば良いのか、
免許はどう申請するのか? 等々の質問を受け何回も説明しました。
また中部地方の二つの大学の無線クラブの大学生は、放送局用のビデオカメラを持参し
ながら「どうしてもこのATVをやりたい!」と熱く語っていたので、「まずはマイクロ
波の情報集めからが必要で、TMC-MLとJH0YQP-MLに加入して」・・・と説明等し。。
その学生のお話には熱意が感じられ、多分成功まで行けると思える「思考」でした!
結果として、月曜日にはTMC-MLに加入されました。
やる気のある若い方は「旧来からの単なる HF/V/U等の音声交信だけでは物足りない」
様で、新たなニッチなジャンルにも興味を持って活動している様でもありました!
自分も「人がなやらない事」に意義を感じていますので・・・
国外の方が作ったソフトを弄り回し、モノマネで楽しめる「RB-DATV (狭帯域ATV)」
もある様で、それらも「デジタルATV」とは言っても居ますが、それらは単にデータ
通信の片隅に、「SD画質以下の荒い動画データ」を入れただけのモノ、としか見え
ませんね!!
もしそうで無いと思うのであれば、 RB-DATV の実際の交信映像でも見てください。
私たちのやっている FHD-ATV映像 とは大きく違い、殆どPC画面をスマホ等で画面
撮影した映像しかありませんから。
「TV」と言うのであれば、HDレコダー等で「TV映像だけ」を録画できるはずですが
そんなモノは見た事がありません!
今年は会場内をうろつく時間を多く採り、マイクロ関係のブースやDMRのグループ
展示等々を中心に徘徊しましたが、最近は必要とするモノや、「これは!」と思え
るモノが殆ど無いのが残念でした。
昨年に続き今年もフランスと韓国の方が訪ねて来られて Full-HD ATV 等の話をしました
が、言葉が通じないので身振り手ぶりだけで内容がどこまで伝わったかは判りません。
しかし、彼らもDVB-T2等での Full-HD ATVを運用されている様で、アメリカコロラド州
の「ATVレピータークラブ」でも同等の事を進め始めています。
ハムフェアーでのお楽しみの一つ「ジャンク漁り」では、こんなモノを見つけました!
仲間に測定して頂いた所、5G 10G(18GHz)帯まで使える小電力アンプとの事で、
皆で買い占めた様です。
@¥500- たぶん正規商品として買えば @数万円~?!
(後の情報では、当該ブースには日曜日の夕方まで断続的に何個も出して、総数ではかなりの
数有ったらしいとの事も、、残念 買いそこないました!)
マイクロ波機器の製作や移動運用等で常日頃からどんなものが必要か考えながら
いると、偶然目に付く場合もあり、安ければ入手しておくと良いですね。
測定用の長い物は結構持っていますが、移動運用等では短い物も必要です。
偶然ケーブルにATTが付いたモノも同じ値段でしたので入手です。
(私が当該ブースを訪ねた時は、すでに売れ残りしかありませんでした)
また、SMA- L J は狭い所にユニットを収める場合に便利です。
この様なケーブル(JUNFLON)は、マイクロ波帯でも使えますので買うときは、SMA
コネクター内部(ピン)と、コネクタ取付部を良く見てからにしましょう!
内部が汚すぎるモノ、ピンが凹んでいるモノ・一部分が柔らかすぎるモノ等は買わない
様にするのがベストです!
メーカー展示関係では、八重洲無線で IC-705対抗機種 の様な新製品を展示していまし
たので、放熱等に聞いた所、「オプションでクーリングファンユニット」まで準備され
ているとの事。
暑いフールド運用現場で「100%誤動作する IC-905等」でもちゃんと考えた作りにして
欲しい物だと思った次第です。
アイコムの IC-905 用24Gユニット は担当者から話を聞いた所、販売までにはまだまだ
長い時間が掛かりそうな気がしました。
まあ大金を出して24G固定迄上げる人がどの程度いるか判りませんし、移動運用でも
それなりに使いこなせる人の数は、僅かでしょうし、PAデバイスの問題等も残る
でしょう・・・
販売から1年程になりすでに500台以上(世界中には)出荷されたと想像しますが、マイ
クロ波交信の醍醐味を味わっている方は殆ど見えて来ていません。
所詮、コンテストの点数稼ぎとお遊び機器としての購入が中心の様に想えます。
JVCケンウッドでは、新型V/Uモービル機が展示されていましたが1200MHz帯が載って
いないモノには興味が湧きませんし、これらメーカー展示では大したものは見当た
らない状況で写真すら撮る事もしませんでした!
また、ハムフェアーマイクロウェーブ納涼会でもマイクロ波仲間と楽しい一時を
過ごす事ができ、ありがとうございました。
日曜日は、須坂の局と18時頃に帰宅しました。