アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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2023年 YouTubeアクセス数等の纏め JA0RUZ

2023年12月31日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 2023年も皆様には大変お世話になりまして有難うございました。
アマチュア無線は、相手が有ってからこそ楽しめるモノで、お相手頂きました各局
には感謝申し上げます。

10年程前から 見よう見まねで YouTube へ マイクロ波のアマチュア無線運用映像
等を投稿して来ましが、そのアクセス数等を纏めてみました。

また、最後にはJA0RUZとして見ていただきたい映像をリストアップしてありますので
まだ見ていない方はご覧ください。

2023年運用の映像 アクセス数 ベスト5

2023までの運用映像等の合計アクセス数 ベスト5 (2023年ベスト5を除く)

是非見て頂きたい映像

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5.7GHz 「近距離スノースキャッター」体験 (12月17日)

2023年12月18日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

  レインスキャッターはもう二十数年程前からかなりの回数使っていますが、
今回初めて「 近距離スノースキャッター 」を体験しました。

天気予報では17日から寒波と共に雪の予報が出ており、長野市でも北の山間部は
雪が降っていた状況であり、雪雲も十分に目視出来る状況でしたが、送信地点及び
走行地点では僅かに雪が舞っている程度でした。



  レインスキャッターは  雨粒(雨雲)反射で、スノースキャッターは  雪(雪雲)反射で、
日本では今まで殆ど報告が無く、ワード検索しても出て来ない様ですが、海外では
わざわざ雪雲を目指して移動して「1000kmオーバーのスノースキャッターDX」を
盛んに行っているグループも有る様です。

今回の伝搬は極近距離ですが、下のプロフィールを見ていただくと判ると思いますが
普段は山の陰で、モービル移動では入らない場所で「M5」での入感でした!



こんな所も参考にご覧ください!
https://www.fbnews.jp/202201/special1/index.html
https://www.fbnews.jp/202301/special00/special01/

当方の   5.7GHzビーコン(5759.800MHz・F2A)は  06:00~23:00  まで断続しながら無指向性
アンテナで発射しています。
また当方のワゴン車にはいつも5.7GHz TRVを実働状態で積んで自分のビーコン等を受信し
ながら走っている為、伝搬エリアや機器の状態が常に把握できており、今回の様に特に
聞こえない所で聞こえてくると、直ぐに「異常伝搬等」が把握できます。

5.7GHzモービルアンテナは、10年以上前からモービルに積んでいる、第一電波工業の
15cm程度の3段コリニアアンテナで(現在廃盤品)、吸盤マグネット基台は廃品から
の加工品+ジャンクのセミフレキケーブル : 約1m程度の給電です。

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FHD-ATV での アンテナ方向合わせ について

2023年12月14日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

   FHD-ATVでの「アンテナの方向合わせ」「映像交信成功判断レベル」について、
今までの経験から、上手に方向合わせする方法等ついて纏めて見ました。

面倒でも、この様に完全に方向合わせをしないと、映像で繋がる筈の場所と繋がら
ない事が結構出ます。

まず、当方はFMでの方向合わせには通常 アナログSメーターの IC-1275  を使います。

パラボラアンテナの方向合わせ方法 等の一例

1.方向合わせにはできるだけ「アナログ S メーター付き無線機」を準備しましょう。

2.FMでの交信で最良の方向を探るのですが、Sメーターが振り切れて調整できない
  状態となるでしょう。

3.次に RF-Gain  調整付き無線機 の場合は、Gainを最小にしてレベルを落とします。
  それでも  Sメーター  は振り切れるでしょう。
  (IC-1275の場合、RF-Gain を絞れば 約40dB落とせます)

  ** なお、RF-Gain を落とした時、Sメーターが右(9+方向)に振れる様な 
     無線機では、この調整はできません。

4.更に  IF接続に「アンテナ切替器(第一電波:CX210N)等」を入れ、IFを切り離す
  方に「ゆっくり」回す。(CX210Nの場合、完全に切り離せば、約40dB落とせます)

5.Sメーターが半分以下になる程度まで「ゆっくり」回して、再度方向調整をして、
  更に絞り加減の調整をしながら方向を微調整する。

6.この受信での自局のアンテナ方向調整を完了した後、CX210Nを戻し(接続)送信
  して、相手方にも同じ様に調整してもらう。

7.もし相手局が RF-Gain 調整 を装備していない無線機使用の場合は、相手局が受信時
  その無線機の  IF コネクター を緩めてもらい、ほぼ抜ける程度まで抜きながら、
  Sメーターが振り切れない状態まで抜いて行き、そのポジションを維持しながら、
  方向調整をしてもらう。

8.相手局のアンテナ方向が合ったら、再度コネクターをきっちり締めて送って貰い、
  再度方向を確認する。

9. 相手局にも同じ様に調整してもらい、完全に調整出来たら、ISDB-T設備に乗せ換える。

  相手局がこの様な調整が出来ない場合は、相手局に送信してもらいながら別の周波数
  等で、自分の受信強度等を言葉で伝えながら、相手にアンテナを振って頂き最良点に
  調整する。



FHD-ATV 交信成功の 判断レベル

1.RF-Gain  を絞り切り、更にアンテナ切替器で切り離した場合でも、相手局のFM信号が
  M5で受信できる環境であれば、FHD-ATVもほぼ映ると判断できます!
  但し、相手局のFMが1W程度出ている場合の判断基準で、ISDB-T出力も100mW程度
  以上の場合です。

2.逆に「RF-Gain 最小+CX210N切り離し状態」で消えてしまうほどの信号では、ISDB-T
  は映らないでしょうから、再度の方向調整等が必要となるでしょう。

3.再度の方向調整では、思い切って30度から60度程振ってレベルを確認すると、案外
  大きな方向間違いがある事に気が付く事も有ります!

6年近くで3桁に及ぶFHD-ATV運用から、これらの方向調整及び受信レベル判断で、殆ど
交信可否の判断が出来て、結果もほぼ合っていました。

また、スペアナを見ながらでの方向調整も可能ですが、細かい調整はやはりアナログ
メーターにかないません!
同じく、IC-9700の様な「デジタルSメーター」も合わせにくいのであまり使いません。

大きなパラボラアンテナを使った場合は、たとえ100km程度のスパンでもサイドローブ等
での方向に合わせている場合が有りますので、時間はかかりますがこれらの調整を行う
事が、交信成功への近道と考えて貰う事が良いでしょう!!

 

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2023/12/3 の 堂平山マイクロ波運用風景

2023年12月06日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

堂平山マイクロ波移動運用会(2023/12/3)の風景動画です。

皆様楽しそうです!

https://youtu.be/E5U1vzllTwQ

この映像はカメラ撮影しただけの動画で「変調・送受信・復調・録画・編集等」

を行っていないので、映像が良いですね!

 

 

 

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5.7GHz ISDB-T FHD-ATV での SFN中継映像

2023年12月05日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

12月3日の FHD-ATVの SFN中継運用で、JA0SIO局が長野県境で受信した映像がアップされました。

https://www.youtube.com/watch?v=-_hm2U6tEX4

これは、千葉県君津市から JH1AOY/1局 が 5745MHz で送った映像を、堂平山にて7K2HKS/1局
が受信し、その映像信号(HDMI)を有線にてJA0RUZ/1が貰い、その映像の一部に、堂平山運用
の映像もMIXした上で(中継の証)、同じ5745MHzにて軽井沢向けに再送信し、受信録画頂いた
ものです。

軽井沢から堂平山に届いた映像は下記です。

https://www.youtube.com/watch?v=uCduUpMGWcI

通常 至近距離にて同一周波数波を送信した場合、受信局に回り込み目的波が受信不能になりますが、
ISDB-Tの場合一定の条件が整えば同一周波数中継(SFN)が可能となります。
今回の堂平山運用ではこの条件が整えられると観て、参加局の協力を得て同一周波数による中継テスト
を行った所成功したものです。

なお、今回堂平山には5局のFHD-ATV免許者が揃いました!

 

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