アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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TV Repeater's and CQ-DATV  

2023年01月25日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

「月刊FBニュース:新年号」に投稿した記事が、USAのATVレピーターグループ
のニュースレターに再度紹介されました! 

https://kh6htv.files.wordpress.com/2023/01/tv-rptrs-rptr-121-1.pdf 



TV Rptrs Rptr-121.doc ( 1/24/23, kh6htv)
https://kh6htv.com/newsletter/ 

以前にも紹介されています。
https://kh6htv.files.wordpress.com/2021/04/tv-rptrs-rptr-75.pdf 



また、別件ですが CQ-DATV にも紹介されてもいます。
https://cq-datv.ianp.uk/99.php 



日本の「ISDB-T方式 Full-HD ATV」の開発及び運用は、国際的にはあまり
知られていない様ですが、世界のデジタルATVと比較しても、決して遅れを
とっている物ではありません!

海外では(国内の一部の局も)、 PC と PlutoSDR を使った 「 狭帯域 」で
「 スタンダード映像画質 の ATV 」を中心に広めてもいる様ですが、
今の FHD 時代から 逆行している様にも思えますが?・・・
(いや、もう UHD  の時代かも?)

 

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GPS 受信レベルの 確認

2023年01月13日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

最近 室内設置無線機の GPS受信状況が不調なので、少し前に一寸調べて見た。
室内での  GPS受信 に対してそれなりの対策はしているのだが・・・

まず屋根上のGPSアンテナから室内の4分配器まで来ている信号が弱いのか、問題
無いのかが判らないので、スペアナでGPS信号波形とレベルを見たが、見えない。

以前は若干見えた筈なので、某国製の安価なGPSアンテナが劣化したか?とも思い、
交換用に昨年12月初旬に交換用をポチリ、到着を待っていた物が今日届いた為、
早速交換してみたが、強くはならない!

 *    当方のシステムの様子は下記の中で見られます。
(この写真の▲に尖ったGPSアンテナは、その後交換しています)

https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/c496de4de93e5858ac585ae38db8d345

 これも ⇓
https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/e59c22e0742dff17f0b764782253d316

しかし、スペアナ観測で測定パラメーター等を最適に変更したら、なんと  見える
ではないか!!  

もしや、と思い元のアンテナに戻したら、これの方が強く来ているではないか。



今回ポチった物は ⇓ で、1.5D相当5mの同軸ロスが加わり  こうなるのが当然では
あるのだが!



この様にスペアナで GPS信号自体 を確認した人は、どれだけ居るだろうか?

結局 元に戻して、信号を3台の無線機で確認したら、問題無いレベルではあったが、
SW-ONからGPS受信までの時間が異様に長い時間掛かってしまう事は、解決しない
ままなのだが!?・・・

 

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IC-9700の FFTスコープとウォーターフォールで見た ISDB-T波

2023年01月08日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 FHD-ATV の IF(1.2GHz帯の場合)にも使われている  ISDB-T波 を、

IC-9700の  FFTスコープとウォーターフォールで見てみました。



しかし、一気に全体を見る事ができない為、下端・上端・センター  を見て、

最後に  CW と  SSG  の様子を映しました。



上記の2画面は「-80dBm の ISDB-T波」の両端を見た様子で、スペクトラム

から
「受信している広帯域波が何か」を推測する事も出来そうです。



表示する帯域が10MHz程度まで広ければ良いのですが、IC-9700では 1MHz、
IC-R8600
でも5MHzまでしか広げる事が出来ない為、5.7MHz帯域のISDB-T波
は全体が
見えなくて困りますが、新たに発売される IC-905 では50MHzまで
広げられる様な話も聞きました
ので、今後に期待したい所です。

またISDB-T波の場合、実入力-80dBm(約27dBμV Term)程度以上のレベル
でSTBに入力出来れば良いのですが、
それはIF波なので IFアンプ利得の関係
もあり、
実際にはあまり価値のない数値であり、レベルの増減・比較 程度
にしか使えません。

実際に映るレベルは「5.7GHz等のアンテナ出力レベル」を ダイレクトに
測定する事が重要となります。
 (但し「信号品質の劣化」がほぼ無い場合だけですが!)

しかし皆簡単に運用現場で 5.7GHz等の受信アンテナ出力レベルまで測れる
とは限らないので(10.2GHzや24GHzの場合は特に)、
その代用として
FHD-ATV交信を始める前に、F2AやFMで交信してビーム合わせをしながら、
その時の
受信レベルを見ます。

-80dBmの信号は、IC-9700では こんな感じになります。(プリアンプOFF時)

しかしこの デジタル式Sメーターは、信号の微妙な増減が非常に判り辛く
やはりアナログ式リグの方がしっかり掴めます。



 アナログメーターの IC-1275のSメーターで見ると  FS  となるだけで、
IFゲインを絞っても  FS状態の連続 で、判断付かない場合が殆どですので、
更に IFレベルを  どの程度減衰させた場合まで受信できるかを覚えておき、
そのレベルから映るかを推測します。

私の場合は「 IF 信号を約 80dB 減衰させて」IC-1275の受信で「M5 / S1~
S2 程度で受信
できるレベル」を基準として、ISDB-Tが映るか、映らないか
の判断をしてから FHD-ATVに切り替えて
来ていますが、今までだいたい
予想は
合っていました。

 なお、当方の IF 信号 の絞り方は
 ①  リグの  IFゲイン を最低まで絞り、約40dB落とします。
 ②  更に「同軸切り替え器(第一電波:CX-201N)」を使い、IFを一旦
    切り離す事で、更に約 40dB程度落とし、合計約80dB落とします。

別の局は  IF回路に100dBまでのステップATTを挿入している方もおられます。

この他原因の判らない問題も幾つかありましたが、概ね「映るか映らないか」
の予測が
付く様にもなっています。

最近では6G程度までのポータブルスペアナも安くなって
いますので、それを
運用現場で活用できます。

 

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 月間FB ニュース 2023年新年号  に 記事を投稿 

2023年01月03日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

謹賀新年

 昨年11月頃に、有る方を介して「月間FBニュース2023年新年号でマイクロ波特集を

組む為、マイクロ波運用等に関する記事を書かないか」
と、打診がありました。

 https://www.fbnews.jp/

今まで雑誌等に記事等を書いた事は一切無かったのですが、この機に  自らが開拓した

「FHD-ATV」の事や 
5.7GHzビーコンの件も含め、過去のマイクロ波帯の運用経験等

を紹介する内容で一寸書いてみました!

今年は  IC-905  が発売となるでしょうし、大まかな販売予定金額等もリークされたので、

2023年は
マイクロ波も少なからず活性化されると思われます。

        本日の風景 (後ろの山並みが雪化粧しています)

   (2.4GHz~10.2GHzまでのパラボラアンテナは数年前に撤去済みです!)

 HF・V/U帯等を中心に活躍されているアマチュア無線家は、この「マイクロ波帯」

聞くと「飛ばない、誰もいない、使えない」と思っている方も多いでしょうが、一度

触れて見ると、マイクロ波帯の認識が全然違って見えて来るでしょう。

                5.7GHz ビーコン

 2000年頃には千葉県を中心とした 関東一円・長野県・新潟県・富山県等の固定間で

5.7GHz
 10.2GHz を使ったロールコールが盛んに実施されていました。

VU帯で行われていたロールコール等ですが、自作機を中心とした運用の「マイクロ波帯」

でも
盛んに行われており、その伝搬状況等の変化も大いに楽しめました。

それ等の事も含めて「月間FBニュース」に紹介していますので、5日の2023年新年号を

お楽しみに!

 本年もよろしく願い申しあげます。

DE JA0RUZ

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