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4月19日(土)午後からサポログランドホテルで樋野先生札幌講演会がスヴェンソン札幌サロン札幌がん哲学外来メディカルカフェと新渡戸稲造記念さっぽろがん哲学外来という札幌にある2つのがん哲学外来の主催で開催されました。
今回の講演会は、「新渡戸稲造武士道出版115周年記念シンポジューム 新渡戸稲造とがん哲学外来(純度の高い専門性と社会的包容力)」と銘打った、講演内容のイメージがなかなかに掴めないものでして、実は主催する方も説明が難しいというものですが、蓋を開けてみると80名を越える皆さんの参加がありまして、普段は15~20名程度で例会を開いているものとしては大盛況の講演会となりました。
会は①樋野先生の講演(言葉の処方箋、死ぬという大切な仕事が残っているなど)②フリーライター北室かず子さんとのインタビュー、③樋野先生最新刊のサイン会即売会という流れで進みましたが、インタビューで樋野先生のがん哲学への想いがさらに熱く伝わり、最後のサイン会即売会が参加の皆さんと樋野先生との間の予期せぬ「一言二言がん哲外来」となり、普通の講演会にはない心の交流ができたかな、と感じました。最新刊も用意した50冊が完売しさらに予備の4冊を合わせて54冊ほど求めていただくという盛況でした。
受付時に配布、回収した小アンケートには以下のようなコメントを頂き、こういう大きな講演会を初めて主催した関係者一同、ほっと胸をなで下ろしました。
・ユーモアを交えながらの深い広いお話しにあたたかな気持ちと希望を感じました。ありがとうございました。感謝!!
・以来9年間元気に過ごしています。この間、多くのセミナー、がんサロン等に出席しました。しかし今日のお話で、あらためて生き方、言葉の力を教えられました。ありがとう。(がんサバイバー82歳の方)
・突然ご友人ががんになられ、手術、抗がん剤中の方~慰めの言葉がみつからないと思う事が多く、本日先生のお話を聞きに参りました。本を求め差し上げたいと思います。
・樋野先生のお話はとても楽しく勉強になるお話しでした。先生の言葉が処方箋のようで、救われることが多かったです。「死」という大切な仕事は自分にとっても心に響きました。ありがとうございました。
・心に沁みる言葉をきいて本を読んでみたいと思いました。今の心に何か光が届くような気がします。有難うございました。