けさは、カミさんが作ってくれた七草粥を味わった。卵入りでとても風味あるものである。きのう農園の回りを春の七草採りに歩いた。芹(せり)、薺(なずな)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)は辺りで摘むことができたが、御行(おぎょう)、繁縷(はこべら)は残念ながらならなかった。年のはじめにこの粥を食して、植物の芽や根にこもる生命力を心身に蓄えて明日への活力にいたしたく存じ候。「夫婦老いどちらが先か薺(なづな)粥」 草間時彦 (ともかく無事、七種(草)を迎えた老夫婦)(日本の歳時記)、きょうで松の内がとれて、旧臘28日お飾りした注連縄飾り、ことしが良い年を願ってはずした。カラッカラ天気がつづいている。<岩殿山荘主人>
<摘みし春の七草 1/6 15:41>
<考える白鳥 1/6 7:50撮影>