土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

小さな助っ人。

2015年09月14日 21時24分43秒 | Weblog

千葉のログハウスの刻みは、天候に左右され、思うように中々進まないが、ようやくつなぎの丸太、11メートルが乗りました。

国産杉材は、テーパーが輸入材より大きいので、高さ調整が難しい。しかし、それはそれで、ログハウスの魅力の一つになります。

これからエンドカット、窓のカット、アーチカット等ログハウスのイメージを決めるカットをやるようになります。

楽しみな反面、失敗は許されないので、慎重かつ大胆にやって行きます。

夕方になり、片付け掃除の時間になると、小さな助っ人の、ビルダー見習いが来てくれます。

「近頃来ないなー。」と噂をしていたら、聞こえたのか来ていました。

お父さんの教育のせいか、チェーンソーがなっているときは、姿をみませんが、片付け時間になると来てくれます。

生き生きと、楽しみながら仕事をしようと思います。

職人になる人が、急激に減っている事が気になっています。きっと未来が作れない絶望感が、親方達にあるのかもしれません。

職人が幸せになれないような家を作っても、施主が幸せになれるとは思えません。

私達が作りたい家は、持続可能な家。それは山も、川も、海も綺麗になるシステムでないといけない。

それは、山の人も、建てる職人も、住む人も、誇りが持てる家創りだと考えています。豪華とは違う価値。本物の近くにある素材を使う建築。エシカルな建築だ。

「将来ログビルダーに、大工なりたい。」と言わせたい。きっと誇りを持って、楽しみながら、苦しみながらこれからもやって行く事が、未来を作る事になると信じて仕事をやって行きます。

この子の未来は?