いの町本川の、板倉のポスト&ビーム。外回り焼き杉張り完了。中々渋い。緑の屋根なのだが、こちらからは全然見えないが、煙突に巻いているのが少しだけ見える。片流れの弱点を補う為に、コーキングで逃げるのではなく、焼き杉で垂れ壁のような破風をつけました。
幅5メートル、長さ17メートルの、吉野川に沿った設計。掃き出し窓から川が丸見え。魚や鳥の観察には最適です。清流に住む、カワガラスが潜ったり、カワセミ、鵜が観察出来るし、何より透き通った川の水が美しい。
内部は、予算上杉板仕上。しかし今後、漆喰で仕上げる事も可能。ともかく地場産材だけで仕上げた、究極のエコハウス。断熱材は今回、杉皮を圧縮コーンスターチで固めたフォレストボードを使用。全て自然に還る素材で仕上げました。今月一杯で何とか仕上げたいのですが、少し来月にかかりそう。2段ベッドと玄関階段を仕上げると後は掃除して仕上がりです。本物の素材で仕上げると、少しもチープな感じになりません。何故って? 素材に嘘がないからでしょう。高知は木の国。土地の素材で作った家は、スッキリ凛々しく見え、美しい。