見学会で感じた事

香川県のT邸の見学会も、天気にも恵まれ二日間、無事終了しました。見学会で感じた事は、香川の人は、環境問題や、山の事、木を使うことに対して、真剣に考えている方が多いと感じました。木の乾燥や、新月伐採、木を使う意義を、説明をすると、反応が真剣で、そうするべきだと、共感してくれた方が多かった。山が少なく、木材も高知や徳島から持ってくることや、水を高知からもらっている事もあり、山の環境問題に対して、恵まれた高知の人より、反応が真剣でした。逆に高知の地元でもっと、高知の人達にもっと知って貰う為の努力をしなければと、思いました。木の家は、21世紀、日本の住宅の主力になるべき建築で、そうしなければ、日本は世界から、笑われてしまうでしょう。いまだに8割近くの木材を、外国から輸入してたてている現状。森の間伐や手入れをしなければいけない事を考えれば、その資源を使わず、安いという事だけで、木材を輸入することは、許されるべきことではないと、感じています。香川の人達の意識の高さには、木材建築の希望が見えます。進むべき道が、間違っていないと感じた、見学会でした。写真はＴ邸の２階のフリースペース。子供たちに、ベンチと、枝付きの柱が大人気でした。本棚とパソコンスペースも、奥様達には注目されていて、欲しいアイテムのようです。


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