原田ひ香さんの この本は 随分前に 面白そうだからって
娘にねだって買ってもらった物・・・
娘は 本が趣味で 1部屋 窓とドア以外の壁は天井まで
本棚を並べていますし 一部 キャスター付きの本棚を
二重にしている場所もあります
サイドテーブル2つの上には 常に本が山盛りになってます
娘曰く
”本はどんどん出版されるから 買わない訳にはいかない・・・
でも 私が読める時間はかぎられているからこうなるのよねー”って(笑)
その本には決まりがあって シュリンク(フィルム包装)さてているものを除いて
単行本 文庫本には 必ず カバーを付けてもらいます
カバーが付いているのは まだ読んでいない本・・・
外れていたら 読み終わった本・・ってことです
そして 読み終わった本が たまった時に本棚へ収納する訳です
紙の本 大好きな娘です(笑)
で 外されたカバーは 適当な大きさにカットして
私がメモ用紙として 使っているので 無駄がありませんよー
ってことで 娘は 月に二十日は 本を買って帰ってきます
一緒に買い物に行った時には この”三千円の使い方”の本のように
(面白そうだなぁ・・)って 私が感じた本を するっと1~2冊
滑り込ませるわけです(笑)
そして 実はこの本を読んだのは 2回目・・・
でも 何故か 1回読んで ぴんとこなかったでしょう
本棚で見つけて(あれっ!これ読んだっけ・・)ってことに。
なので また読んでみたんです
読み始めて すぐに(あっ!これ読んだわ・・)って わかりましたが
しっかりと把握出来ていなかったので 再び読み進めました
うまく表現出来ていないかも知れないけど
私なりの 解釈です
例えば 3千円というお金を大切に 大切に 使い切るのも 自由だし
3千円のうち 1,500円をポンと使って 何かを買う?とか
何かをする・・・
手持ちの半分を思いきって使う訳なので大胆ではありますが
買った物?やったこと?で 付加価値が付き
結果 豊かな気持になったり 感謝されたり
行動の幅が 広がったりて 生活の質が高まれば
それはもう 1,500円以上の値打ちになるのでは?ってことです
今のこのご時世 なんでも値上がりして 家計を守るのも大変です
節約はもちろん大事だけれど なんでもかんでも けちけち ちまちましていると
心まで 縮こまってしまいそうになりませんか?
ここは 緩急つけて 時には”生き銭”として 使うことで
その 何倍も幸せな気分になれれば
それはもう 無駄遣いじゃないですよね?
限りある資金を 超有効に使って
それで 付加価値を増やしたい・・・
これが 私の理想ですねー
この本の中で ちょっと共通する事が一つあって
読み返すことで 少し 気持が楽になりました
この本は ページ数もそこそこなので
美味しいお茶でも 飲みながら いかがでしょうか?
昨日も、次男から、ちゃんと老後資金を確保しているのかと訊かれたけどさ・・・
何時死ぬか?
何があるか?
いくら必要か?
何もわからないのにさ、
そんなの答えられないよね。
とにかく、元気な内、体力が許される範囲で、楽しく暮らしたいのだと宣言しておきました。
最終的に施設に入る時、お金が足らなかったら家を売る、と。
自分の身の始末ができるのであれば、時には贅沢も良いと思っています。
お気に入りの囲まれると嬉しいしね。
やたら 無謀な考え方は だめだけど
緩急は 本当に 人生を豊かにしてくれる
大事なことだと 思ってます