社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月8日(金)

2012年06月08日 23時45分26秒 | 2012年

  7時起床。金曜日になると、なぜか疲れが抜けていくような気がする。

  午前中は事務処理。これまで私が作成してきた行政への提出書類を、支援先が自分たちで作れるように、エクセルで入力フォーマットを作る。何でもかんでも「やってあげる」のではなく、自分たちで出来ることを増やしてあげることも重要な支援である。

  昼前にオフィスを出て、桜木町から横浜線に乗って鴨居へ。桜木町始発なので、ゆっくりと座ることが出来る。

  鴨居駅南口ロータリーを出たところにあるカレー屋「カシミール」で昼食。創業30年以上だというインドカレーのお店で、内装も時代を感じさせる。注文は、店名にもなっている最も辛い「カシミールカレー」。サラサラしたカレーで、スパイスが良く効いていて美味しいし香りも良く、最も辛いという割にはそれほど辛いわけでもない。付け合わせのチーズをご飯に乗せ、その上からルーをかけてチーズを溶かして食べるのも良い。更に言えば、同じく付け合わせのピクルスも地味に良い仕事をしている。今後、鴨居に来た時はもちろん、隣接する駅に来た時でもわざわざ食べに来たいレベルのお店である。

  先輩との待ち合わせまで少し時間があったので、駅周辺を散策し、「ベローチェ」で休憩。せっかくなのでいろいろと歩いて回ろうと思ったが、すぐに暑さに負けた。

  先輩と待ち合わせ、支援先へ。事務作業と同時に、今後の支援についての打ち合わせを行った。

  続いては、金沢へ。途中、少し時間に余裕があったので、途中の新杉田で商店街を見て回り、またしてもすぐに暑さに負けて休憩。


明日から、八景島であじさい祭が開催されるらしい。

  出張を終え、そのまま直帰。18時半前に本郷台へ戻ってくる。

  夕食は、以前にセブンイレブンのお惣菜コーナーで購入していた「ロールキャベツ」と「もつ煮」。湯煎するだけでこれだけのものが食べられるとなると、わざわざ作るのがバカらしくなる。

  夜は、サッカーワールドカップアジア最終予選第2戦、日本vs.ヨルダンを観る。日本が圧倒的な強さを見せ、6-0の大勝。吉田選手の怪我の具体が気がかりだが、次のアウェイのオーストラリア戦につながる完璧な勝利だった。ただ、次のオーストラリアにはエスパルスで活躍するアレックス選手がいるので、個人的には日本の勝利と同時に彼の活躍も願うという複雑な状況になりそうだ。


6月7日(木)

2012年06月08日 07時45分21秒 | 2012年

  7時起床。快晴だが、昨日の涼しさが残っていて、過ごしやすい1日。

  午前中は、近所の支援先で事務処理のお手伝い。お世辞かもしれないが、「あなたがいてくれないと本当に困る」と言って頂けて、とても嬉しかった。承認欲求を満たすには恋人を作るのが一番と言われているが、こういう形でふいに満たされるのも悪くない。

  昼食は、イタリアンバー「ダルジェントクローチェ(d’argento croce)」で、「オムそばご飯」を食べる。料理の美味しさはもちろん、ここのお店は店員さんの気遣いが素晴らしい。今日も、食後に全員が席を立ち、他の皆さんはアイスティーを注ぎ、私だけがサラダバーのおかわりをして戻ったところ、私の座席にだけ新しいフォークが置かれていた。先輩に指摘されるまで私自身気付かないような細かなサービスをごくごく自然に出来るのだから、本当に感心させられる。そりゃ、人気が出るわけだ。

  午後は、来客対応後に県庁へ出張に出掛ける。途中で馬車道を通るのだが、あじさいが綺麗に咲いていて、思わず足を止める。他の道行く人も、多くが立ち止まって眺めていた。

  オフィスに戻る途中、産経新聞社の前に号外が貼られていて、東電OL殺人事件の再審決定を知る。裁判所が「無罪を言い渡すべき新証拠が出た」と言うくらいだから、無罪はまず間違いないだろう。元被告のマイナリ氏は既に釈放され、祖国に強制送還されることになるらしい。東電OL殺人事件は、その名の通り被害者の職業と副業に注目が集まった事件だった。そのため、私は正直犯人が誰かということにはそれほど関心がなかった。しかし、15年間も無実の人が刑務所に入れられていたと考えると、本当に恐ろしい。しかも、他の冤罪事件の時のように「当時はまだDNA鑑定の精度が低くて間違った結果が出た」というのならわからなくもないが、「そもそもDNA鑑定をしなかった」というのは、もはや言い訳のしようもない。失った時間は決して戻っては来ないが、マイナリ氏がこれからの人生を少しでも幸せに過ごせるよう、国には出来る限りの補償と支援をして欲しい。

  急に友人が遊びに来たいというので、定時で退社して、和菓子屋「おがわ」に立ち寄る。相変わらず、大声で呼ばないと気付いてもらえない。どら焼きは売り切れだというので、残っている2種類(栗まんと、もう1つは名前がわからない)を2つずつ購入。商品を袋に詰めながら、「この暑いのに、なんでこんなの食べたいの?」と聞かれた時はさすがに驚いたが、ご主人のこういうぶっきらぼうな感じもこのお店には合っている。また、何度「友達と2人で食べるんです」と言っても聞こえていないようで、「1人でこんなに食べるなんて…。まあ、俺もあんたぐらい若い頃はどんなに食べてもすぐお腹空いたもんな。」と言っていたのが何とも可愛らしかった。

  本郷台駅で友人と待ち合わせ、部屋に戻ってさっそく食べてみる。栗まんの白餡も、もうひとつの黒餡も、本当に美味しい。カステラもフワフワ感としっとり感が共存し、かすかにザラメの食感も残っていて、それだけで食べてみたいほどだ。友人も、「最初は渋いなと思ったけど、これまで人の家で出されたお菓子の中で一番」と言ってくれた。

  和菓子が結構なボリュームだったので、夕食は野菜中心で軽めに済ませる。テレビを見ながらペチャクチャとおしゃべりしていたら、あっという間に時間が過ぎて行った。

  友人を大船駅まで送り、23時前に帰宅。洗濯をして、シャワーを浴びてから就寝。