弁護士パパの子育てノート

3人の子供の子育てにかかわる日常の中で、「これってどうなんだろう?」と考えたことをいろいろと記してみたいと思います。

航空科学博物館と成田の検問

2015-06-08 04:39:54 | 学び場
2年ほど前に映画「ハッピーフライト」を見て以来、うちの男の子たちは飛行機が大好きで、時々、成田空港にも遊びに行きます。

飛行機を見るためだけに・・
電車で行きますが、もちろんスカイライナーなんかには乗りませんので、行くだけでも大変です。


成田空港ではたくさんの国のいろいろな機種の飛行機が、それぞれの色彩を煌めかせながら離着陸しており、子どもたちは、図書館で借りた本で見たことのある航空会社の飛行機が次々と登場するのが楽しくて仕方ないみたいです。

とくに羽田ではあまり見なくなったジャンボが飛んでいったりすると大喜びです。

展望スペースの近くにはフードコートのような場所もあって、外国から来た人たちや空港で働いている人たちも一緒にお昼ご飯を食べていたりして(制服姿の機長さんがカレーライスを食べていたりも)、子どもたちにはこれも楽しみの一つです。


そして、成田空港に遊びに行った時に必ず行くのが、空港からバスに乗って20分位のところにある航空科学博物館というところです。

この航空科学博物館、空港の滑走路の端付近に位置していますので、外で遊んでいる時など、すぐ近くの頭上を飛行機が低高度で飛んでいき、空港の展望スペースで飛行機を見るよりも迫力があります。



館内と屋外にはたくさんの飛行機やヘリコプターが展示されており、しかも、実際に操縦席に座って操縦桿を握ることもできますので、子どもたちはパイロット気分になれて大喜びです。

レプリカですが零戦の操縦席などにも乗り込め、「零戦のコックピットってこんな広さなんだ。上下四方の視界はこんな感じだったんだ~」、と子どもの頃に松本零士氏の漫画が好きだった父もひそかに楽しめています。


ところで、この博物館からバスで成田空港に戻る途中には検問所があって、今年3月までは、ここで係の人がバスに乗り込んできて免許証等の身分証確認が実施されていました。

私は新婚旅行でしか海外旅行をしたことがなく、最近まで成田空港に足を向けることなどもなかったため、この検問は9.11以降のテロ防止対策として実施されているのだろう、外国から多数の人が出入りする空港だから仕方がないことだと思い込んでいました。

ただ、検問ではリュック等の手荷物が確認されるわけでもなく、免許証を確認することに一体何の意味があるのだろうと素朴な疑問は感じていました。

今年3月末で成田空港における検問は廃止されましたが、その時のテレビ報道によると、検問は空港開設の1978年以来、空港反対運動との関係で実施されてきたものであると聞き、自分の勉強不足を感じるとともに、あらためて、あの免許証提示には何の意味があったのだろうと疑問を感じてしまいました。

ちなみに、報道によると、今後、テロ対策としては顔認証機能をもつカメラを多数設置するとのことです。

先月、久しぶりに成田空港に遊びに行きましたが、航空科学博物館からバスで空港に戻る際に検問所での検問は実施されませんでした。

ただ、窓からぼーっと眺めていると、検問所にはかなりの数の警察官が立ち並んでいます。

検問していないのになんであんなにいるのだろう?

やはり、少々疑問は感じてしまいました。


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