弁護士パパの子育てノート

3人の子供の子育てにかかわる日常の中で、「これってどうなんだろう?」と考えたことをいろいろと記してみたいと思います。

教育科学館2(理科がどうしても好きになれない・・)

2018-04-30 07:58:03 | 学び場

相変わらず、毎朝、子ども達と勉強をしています。

私は子どもの頃から、算数や物理系は好きでしたが、化学系や生物系などはどうしても好きになれません。覚えることが出来ません。苦手です。

5年生になった長男と先日『星の動き』を勉強していても、「アルクトゥルス、スピカ、デネボラが春の大三角形を形作っている。」(絶対、覚えられない・・)、「デネブ、アルタイル、ベガが夏の大三角形を作っています。」(どうでもいいではないか!)、といった気持ちになってしまいます。

そうだ!こういう時は、プラネタリウムで実際に星を見るに限る。
ということで、近くにある教育科学館(板橋区)に行きました。


こちらのプラネタリウム、満天の星空の下、時季ごとの星座などを丁寧に解説してくれます。

ただ、この日のテーマは「南十字と南天の星」。
う~ん。
普通の星座ですら覚えることが出来ないのに、南半球の星を覚えている余裕はないのだが。

と思いつつ、新婚旅行で妻と見た南十字星の美しさが懐かしく、鑑賞することにしました。


やはり、心身ともにリラックスすることが出来ました・・

結局、私と次男は、何一つ知識を身に付けることなく(・・)、プラネタリウムから出てきましたが、長男は毎回、きちんと解説を聞いているようです。

どんどん理科が好きになっていく長男。
結局、興味を持っているかどうかなんでしょうね。
この教育科学館や国立科学博物館(上野)などは本当に有難い存在です。

私も、遅ればせながら、人生を豊かにするため、少しずつでも、星や草花、生物の名前など覚えていきたいとは思っています(?)。


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ウイリアム・コフリン「逆転敗訴」(リーガルサスペンス①)

2018-04-22 07:37:40 | 本・映画

事務所の近くにある小さな図書館には、何故かリーガルサスペンス(法廷小説)ものが多く揃っています。

その中で最近面白かったものの一つが、ウイリアム・コフリン作の「逆転敗訴」という小説です。




物語の主人公は、ある巨大法律事務所で遺言検認を専門とする若手弁護士ですが、事務所の思惑によって遺言書の有効性をめぐる重要な訴訟事件(裁判)を独りで担当することになってしまいます。

この主人公が人生でこれまで一度も法廷に立ったことがないのに対し、相手方弁護士は地域で最も有名な法廷弁護士です。

困り果てた主人公は、相手方弁護士が昔書いていた法廷技術に関する古い教科書を一夜漬けで読み込み、不安いっぱいで裁判に臨みます。


この小説、
①刑事裁判ではなく、民事裁判をテーマとしている。
②作中で誰も殺されることはない。
という珍しいミステリーです。

それでも面白い小説になっているというのは驚きです。

訳者あとがきによると、作者であるウィリアム・コフリンという人は現職の裁判官だったそうで、読んでいたミステリーのつまらなさをぼやいていたところ、そんなことを言うのなら自分で書いてみるといい、と奥さんにそそのかされて、わずか10日で処女作となる小説を書きあげてしまった人なんだそうです

才能のある人は羨ましいですね。

本作は上・下巻で750頁くらいありますが、一気に読めます。

ちょっとした成長小説となっており、読後感もよいので、若い人にもお勧めです。


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子連れ山登り3 -丸山(秩父)

2018-04-15 06:27:07 | 山登り
長男と次男の通っている小学校では、例年10月に行われていた運動会が今年から5月に行われることになりました。
子供達にサッカーや野球などやらせているわけでもない我が家では、運動会が近づいてくると、山に登る頻度が多くなります。

先週は、秩父にある丸山に登ってきました(標高960m、標高差約650m)。
西武鉄道のパンフレット

西武線「芦ヶ久保駅」から出発し、秩父の象徴である武甲山を横に見ながら、のどかな里山風景を登って行きます。



突然、長~いローラー滑り台が出現し、子供達の心を引きつけますが、ここで長い時間を過ごしてしまっては日が暮れてしまいますので、ほどほどで切り上げます。


頑張って山頂まで登ると展望台があり、そこから周囲の山々や秩父の街並などが一望できます。


近くにはパラグライダー(?)の発進地点もあります。
よく見ると、遠くにみえる雲の近くに、黒い影が浮かんでいます。
あそこ高度3000メートルはあります。
寒くないのだろうか?怖くないのだろうか?
山頂にいた人、皆、目が点になっていました。



この丸山ですが、山道がとても整備されており道幅も広いので、子連れにも安全なコースだと思います。

ただし、山道は途中から傾斜がかなりきつくなるので、3歳児が自力で登るのは無理です。(健脚なら4歳~5歳から登れるかも)
子どもを背負って登っても、親の脚にかなり負担があります。

昨年は途中で山道に入り損ねてしまい、車の登山道でトコトコと登りましたが、こちらだと傾斜がややゆるやかなので、気持ちよく登れます(距離は伸びますが・・)。
小さな子どもがいる場合、車の登山道で登った方がいいかもしれません。

あと、丸山の山道は熊が出てくる可能性があるようなので、鈴を持って行ったほうがいいです。


また、途中で自動販売機にほぼ出会いませんので、飲物をしっかりと持参したほうがよいと思います。
とくに夏場、飲物が切れてしまうと地獄です。。


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自転車―TSマーク付帯保険②

2018-04-11 13:31:38 | 自転車

先日、家族全員で西武線「芦ヶ久保駅」から丸山という山に登ってきました。

半行程(しかも、きついところ・・)、体重13キロの3人目(娘)を背負っての登山に、最後は足がガクガクになりながら道を歩いていると、
『埼玉県では平成30年4月1日から自転車保険への加入が義務になります。』
といった内容の立て看板が目に入りました。

そういえば、関東で初めて、埼玉県が自転車保険の加入を努力義務から義務にするという話がありました。
埼玉県広報

そして、「埼玉県では・・自転車保険への加入が義務になります」とされている意味内容としては、「埼玉県に住んでいる場合」や「埼玉県に通勤している場合」だけではなく、「埼玉県で自転車を利用する場合」を意味するとのことでした。

我が家のように都内に住んでいても、自転車でときどき荒川を渡ったり、和光市の樹林公園に行ったりするような場合には、自転車保険に加入していなければならないことになります。(もちろん我が家は既に加入しています。)

この自転車保険について、以前、『自転車―TSマーク付帯保険』 という記事を書いた際、
『赤色TSマーク付帯保険の賠償責任保険の上限額5000万円という金額は、必ずしも十分なものではないように思われます。』
などと書きました。

たしかに当時はそうだったのですが、その後、平成29年10月1日以降に普通自転車の点検整備を行って赤色TSマークを貼付したものについては、賠償責任保険の上限額は1億円へと補償内容が変更されています。
公益社団法人日本交通管理技術協会のHP

この点、以前の記事にも注記を加えさせていただきますが、ご留意いただきたく、お願いいたします。

また、以前の記事でも少し触れましたが、自動車保険や傷害保険、火災保険といった他種類の保険の中で、自転車損害保険に相当する特約等が付いている可能性もありますので、ご自身の保険の内容を一度、ご確認いただきますようお勧めします。


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「PUMA」(プーマ)の靴下

2018-04-10 13:28:20 | 子育て

事務所の移転(市ヶ谷→南阿佐ヶ谷)や弁護士会の会派の仕事などがバタバタと続き、約2年ぶりのブログ再開となります。

昨年、事務所を移した南阿佐ヶ谷は杉並区役所や警察署の本庁、郵便局本局があってとても便利。
街樹が多く、商店街も活気があって、本当に素晴らしい街です。
毎日、昼休みにブラ~と外出するのが楽しみです。

先日、次男が「スポーツ系の格好いい靴下が欲しい。」と言っていたのを思い出し、JR阿佐ヶ谷駅近くの西友で「PUMA」(プーマ)の靴下を買って帰り、ささやかながら父親として株を上げました。




この「PUMA」(プーマ)のロゴを見ると、自分が子供の頃、3本足のプーマや4本足のプーマなどの偽物ロゴがあったのを思い出します(「adidos」などと共に、確かににあったように思うのですが・・)。

最近はどうなんでしょう?

この点、特許庁が最近まとめた「日本における悪意の商標出願事例」の中に、不適切な商標の例として「KUMA」(クーマ)という商標が掲載されています。
「日本における悪意の商標出願事例」(特許庁)


この「KUMA」(クーマ)という商標、裁判でも、外観が「PUMA」(プーマ)の商標と酷似していること等から、消費者が、「KUMA」(クーマ)をつけた商品を見ると、プーマ社又はプーマ社と何らかの関係を有する者の商品であると混同を生ずるおそれがある等として、登録されるべき商標ではないと判断されています(知財高裁平成22年7月12日判決)

どうも、「KUMA」(クーマ)という商標を使用しようとした会社は、他にも「UUMA」(ウーマ)や「BUTA」(ブータ)などと似たような商標出願もしていたりして、行状がよろしくないと判断された面もあるようです。

なるほどとは思いつつも、

実際に、自分が店先で「KUMA」(クーマ)のロゴが付いた商品を見た場合、ふっと笑いこそすれ、商品がプーマ社のものと思うかなと少し疑問に思うところもあります。


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