子ども達が、私の本棚にあった松本零士さんの漫画を読むようになり、私も知らないシリーズ続巻があるらしいということで、古本屋やブックオフなどを見つけては探し回っています。
最近はインターネットの普及により本なども簡単に見つけることが出来るようになってきましたが、やはり足を使ってものを探す楽しみ、見つけた時の喜びなどは捨てがたいものがあります。
先日、私の地元(山口宇部)に帰った際も、松本零士さんの漫画本を探すため街中の古本屋に行きました。
例年どおり、遠回りして、シャッターの降りた店が多い商店街を通ってみます。
何とも寂しい風景に、古本屋もなくなっているのではと不安がよぎりますが、ちゃんとありました。
この古本屋、外観は古いですが、本の冊数はとても多く、比較的古い本も並んでいます。
高校生の時にここで買ったプーシキンの愛蔵版などは読まないけれど捨てられません。
2年前に長男が買った「世界の珍飛行機図鑑」という本もポンコツ本かと思いきや、付箋が貼られるほど愛読されています。
店内にかなり広い松本零士コーナーがありましたが、残念ながら探していた本は見つかりませんでした。
そうしたところ、先日ご紹介した常盤公園の中で、松本零士さんが名誉館長をされているという北九州市漫画ミュージアムのチラシを見つけ、行ってみることにしました。
電車に乗って行くこと片道、約1時間半。
北九州市の小倉駅に降り立つと、駅前にハーロックの銅像が立っていました。
大泉学園の駅前となんだか雰囲気が似ています。
ミュージアムの開館まで少し時間があったので、すぐ近くにある佐世保バーガーの店(公認店?)に入ってみました。
ハンバーガーが出てくるまで15分位かかりちょっとイライラしましたが、一口食べてみると、バンズとバーガー、玉子、ベーコン、トマト、レタスが見事に調和していて、とても美味しかったです。(ドリンクとのセットで500円!)
ミュージアムの中には、北九州市出身の松本零士さんや他の作家さん達の本がたくさん展示されていました。
「スタンレーの魔女」や「わが青春のアルカディア」など松本零士さん関連の懐かしいコミック本も展示されていました。
奥には国内、海外の漫画本がたくさん備えてある広い図書室もあります。
妻はずっと読みたかったという少女漫画
長男は探していた松本零士のシリーズもの
次男は学童で人気があるという「でんじゃらすじーさん」
私は「ドカベン」
長女は適当に・・
楽しい時間を過ごしました。
図書室には多くの人がいましたが、皆さん、物音ひとつ立てず漫画を熟読されており、その静けさに元図書館員である私も感動してしまいました。
(静かに熟睡しているおじさんもいらっしゃいましたが・・)
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