弁護士パパの子育てノート

3人の子供の子育てにかかわる日常の中で、「これってどうなんだろう?」と考えたことをいろいろと記してみたいと思います。

自転車の訓練ー交通公園(板橋区立)

2018-05-04 17:29:07 | 自転車

ゴールデンウィーク後半、私の姉が長男と次男をジャカルタに連れて行ってくれ、家には3歳の末っ子長女だけが残っています。

いざこういう状況になると、私も妻もこの女子をどこに連れて行けばいいのか分からなくなります。

そうだ。
最近、長女はよく「私も自転車に乗りたい!」と言っている。

そこで、自転車の練習のため、久しぶりに交通公園(板橋区) に行くことにしました。

この交通公園、子ども達の交通安全教育のため昭和43年につくられたという伝統ある板橋区立の公園施設です。




園の中央には、広い練習場所が設けられ、いろいろな大きさの自転車、コロ付自転車、三輪車などが置いてあります。

その外周には信号や標識、横断歩道など設けられた道路がめぐらされ、運転が上手な子ども達が自転車を走らせたり、足こぎゴーカートを楽しんだりしています。

長女は生まれて初めてコロ付自転車に乗りましたが、楽しそうに、丸1時間漕ぎ続け、スピード、ハンドル捌きなど、一日でかなり上達しました。




一生懸命漕いでいる長女の姿や、練習している他の親子の姿を見ていて、

長男も次男も、いまでは吉祥寺などまでサイクリングするようになったけど、最初に自転車に乗れるようになったのはここだったんだなあ

と感慨にふけると共に、

長女がコロなし自転車に乗れるようになるのもあっという間だなあ
我が家の快適なサイクリング生活ももうすぐ一旦終わってしまい、私だけ長女の自転車に付き添ってランニングする苦難の日々がまた始まるんだなあ

と思わずにはいれませんでした。


交通公園は無料ですし、園内には、昔の路面電車やバスなどが展示され、滑り台やブランコなどの定番遊具もあって、親にとっては何ともありがたい公園です。


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ジョン・マーテル「断罪弁護」(リーガルサスペンス②)

2018-05-04 06:57:41 | 本・映画

区立図書館に塩野七海作、「ギリシア人の物語」3巻を予約してから、2か月が経つのにまったく連絡が来ない。

近くの図書館で確認してみると、区内で全13冊あるのだが、現在、51人待ちの状況だということでした。

そこで、図書館にD・W・バッファの「審判」などと共にリサイクル本として置いてあったジョン・マーテル作、「断罪弁護」というリーガルサスペンスものを読みました。

上下2冊の長編ですが、一言でいうと、どっと疲れの出てくる小説でした。





簡単な筋書としては、巨大法律事務所で勤務することを夢見る野心家の青年が、アメリカの新型ステルス爆撃機開発に絡んだ墜落事故に関して、製造過程の問題を訴訟によって追求しようとするものです。

一応、民事裁判を内容としています。

とはいえ、新型爆撃機の構造に不適合なところがあったことを明らかにする証拠が全く見当たらない中、ようやく探し出した証人達は、皆、何者かによって消されてしまいます。
そして、主人公や友人でもある調査官の生命・身体も次第に脅かされていきます。

その過程がハードボイルドに描かれてはいますが、小説とはいえちょっと行き過ぎの感があり、次第に「こんなことしていたら、命がいくつあっても足らないよ。」といった白けた気分になってしまいました。

また、この小説においては、全編にわたって、主人公が「出訴期間」(裁判所に提訴することが出来る期間のこと)を一日徒過しているのではないかという不安定な状態がどんよりとした背景となっています。

日本でも債権の消滅時効の制度などがありますが、自分が訴えを起こしている請求権がもしかしたら時効で消滅しているかもしれないと危惧しながら裁判をしている状況など、考えたくないものです。



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