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弁護士パパの子育てノート

3人の子供の子育てにかかわる日常の中で、「これってどうなんだろう?」と考えたことをいろいろと記してみたいと思います。

航空科学博物館2

2016-01-31 13:51:58 | 学び場
先週の休日、久しぶりに成田空港近くの航空科学博物館に行きました。

この日は朝からとても寒く、日中の天気予報も雪でした。
私は疲れていてゆっくりと過ごしたかったのですが、長男に叩き起こされ、彼がさっさと一人で朝の勉強まで始めてしまうので、連れて行かないわけにはいかなくなりました。

片道、電車で2時間・・

空港の展望デッキも寒い、寒い。




空港からバスに乗って航空科学博物館に着いてみると、いつになく人が少なく、静かでした。

そのため、いつも整理券を取ることが出来ない大型模型を操縦するシュミレーターの体験ができました。

航空科学博物館の館内中央には、全長・全幅約10メートルのジャンボジェット機が展示されています。パンフレットによると、これは可動する模型としては世界で最大のものだそうです。




この模型の後方にコクピットがあり、この中で操作を行うと、前方の模型が操作にしたがった動きをします。




このシュミレーター、館の指導員の方の説明を受けて行いますが、指導員の方はちょっと厳しそうな感じですし、事前に「ここはテーマパークではなく、教育の場です。」といった発言もあって、子供たちも親も緊張します。

そして、コクピット内の機長席に座った8歳に、後ろから指導員の方が真剣な声で指示等をしてくれます。

前方の模型を見ていると、長男が操作する操縦ハンドルの動きに、飛行機のエレベーターやエルロンなどがどう反応し、機体がどういった動きをするかということがよく分かりました。


指導員の方からは参加した子ども達に、「パイロットの2030年問題というものを知っていますか?君たちも是非、パイロットを目指してください。」といった発言があり、長男も真剣にうなずいていました。

最近、「大きくなったら化石を発掘したいな~。」と言うようになっていましたが、一瞬にしてパイロットを夢見る少年に戻りました。

小さい子どもも、大人から真剣に向き合ってもらうと、感じるところが大きいのでしょうね。

天気が悪い中、頑張って行ったことで、よい経験をさせてもらうことが出来ました。


※零戦のコクピットが無くなっていました。これは残念でした。。
(追補)航空科学博物館のHPによると、所沢航空発祥記念館に貸出中とのことでした!

鉄道博物館と寝台列車「北斗星」号

2015-10-26 22:44:17 | 学び場
先日、久しぶりに子ども達と大宮の鉄道博物館に行きました。

鉄道博物館は2年前まで年会員でしたが、子ども達の興味の対象が鉄道から飛行機に移るとともに足が遠のいていました。


思えば、2~3年前、我が家はブルートレイン(寝台列車)一色でした。

図書館で借りた「昭和の鉄道」というDVDの寝台列車の巻を何度も繰り返して見たり、昔のブルートレインの客車や電気機関車の運転席に乗ってみたくて、群馬県の横川にある「碓氷峠鉄道文化むら」という所までわざわざ行ったりしたものでした。

そして、私と子ども達は、毎月、大宮の鉄道博物館に行っては、展示されているブルートレイン「あさかぜ」号の客車をうっとりと眺めていました。



ちょうど2年前の秋、我が家は、長い間の願いをかなえ、ブルートレイン「北斗星」号に乗って函館まで旅行をすることができました。

客車はB寝台の個室でしたが快適で、食堂車の食事も美味しく、車掌さんや同乗していた他の乗客の方々も親切で、旅情に満ちたとても素晴らしい旅になりました。


その後しばらくして、「北斗星」号は廃止となることが決定し、そのニュースに何を感じたのか、子ども達はブルートレインのことをぱったりと口にしなくなり、気が付くと我が家の鉄道ブームは終焉を迎えていました。

このたび、長男が突然、鉄道博物館に行きたいと言い出したので、どうしたのかと聞いてみると、「もしかしたら、鉄道博物館に北斗星号が飾ってあるかもしれないよ。」と言うのです。

行ってみると、残念ながら、館内に「北斗星」号の姿はありませんでした。

ただ、子ども達が運転体験をすることが出来るミニ電車の中に一両だけ「北斗星」号があって、並んだ順番がよかったことからこれに乗ることが出来、みんなで大喜びしました。

ミニ電車ながら、本物の「北斗星」号と同じく、特徴的な「ピィィーーー!」という甲高い汽笛を鳴り響かせてくれます。

私は、早朝の函館駅ホームに降り立って、汽笛を鳴り響かせながら札幌方面に走り去っていく「北斗星」号の姿を見送った時の寂しい気持ちを思い出し、ちょっと胸が痛くなりました。



いつか鉄道博物館に「北斗星」号の車両が展示されるといいなと思います。









教育科学館とプラネタリウム

2015-07-19 16:26:30 | 学び場
私の住んでいる区には教育科学館という施設があります。

ここでは、子ども向けの科学実験やもの作り等の教室が開催されたり、体験型の科学装置が並べられた展示スペースがあったりします。

展示スペースにはフライトシュミレーターなども置いてあって、飛行機大好きの我が子たちも大喜びです。

図書スペースにはたくさんの図鑑等が並んでいますし、展示室のビデオシアターで放映される教育番組など大人が見てもなかなか面白い内容のもので、この教育科学館、子ども達に理科への興味を持たせるには格好の場所のように思われます。

私は子どもの頃、理科がまったくダメ、というか、まったく興味がもてない人でしたが、「近くにこういった施設でもあれば、少しは違っていたかな~」と思ってしまいます。(妻はフンっと鼻で笑いますけど・・)


私にとってこの教育科学館の最大の魅力はプラネタリウムです。

ここでは、とてもお手頃な料金でプラネタリウムを見ることが出来ます。(子供向けの内容の回は無料です。)

数年前に子ども達とふらっと入ったのが私にとって人生初のプラネタリウム体験でしたが、すっかりと味をしめ、とてもリラックスして心落ち着ける場所になっています。


先月も「土星」をテーマにした放映に子どもたちと行きました。

後ろに深く沈む座席にくつろいで天井をみあげていると、室内が次第に暗くなってきて、少しずつ星が見えてきます。

空の色はゆっくりと漆黒に変わっていき、星の数がふえてきて、やがて満天の星空になります。

美しい。

星空を見上げていると、何故か、私には行ったこともない信州の山中にいるような気がしてくるのです。

そして、頭の中で虫の音まで聞こえてきて・・


「パパ、、パパ、、」
長男に声をかけられて、はっと目を覚ますと、放映は終わっていて、室内は元の薄暗さに戻っています。

またぐっすりと眠ってしまった。

寂寞とした気分に浸りつつも、心穏やかに科学館をあとにし、家路につくのでした。


家に帰ると、妻に土星の輪の説明をしている息子たちを見ながら、そういえば自分はプラネタリウムの放映中に土星の姿を一度も目にしなかったな~と気付きました。

やはり、近くにこのような立派な施設があったとしても、私は理科が苦手だったかもしれません。。



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航空科学博物館と成田の検問

2015-06-08 04:39:54 | 学び場
2年ほど前に映画「ハッピーフライト」を見て以来、うちの男の子たちは飛行機が大好きで、時々、成田空港にも遊びに行きます。

飛行機を見るためだけに・・
電車で行きますが、もちろんスカイライナーなんかには乗りませんので、行くだけでも大変です。


成田空港ではたくさんの国のいろいろな機種の飛行機が、それぞれの色彩を煌めかせながら離着陸しており、子どもたちは、図書館で借りた本で見たことのある航空会社の飛行機が次々と登場するのが楽しくて仕方ないみたいです。

とくに羽田ではあまり見なくなったジャンボが飛んでいったりすると大喜びです。

展望スペースの近くにはフードコートのような場所もあって、外国から来た人たちや空港で働いている人たちも一緒にお昼ご飯を食べていたりして(制服姿の機長さんがカレーライスを食べていたりも)、子どもたちにはこれも楽しみの一つです。


そして、成田空港に遊びに行った時に必ず行くのが、空港からバスに乗って20分位のところにある航空科学博物館というところです。

この航空科学博物館、空港の滑走路の端付近に位置していますので、外で遊んでいる時など、すぐ近くの頭上を飛行機が低高度で飛んでいき、空港の展望スペースで飛行機を見るよりも迫力があります。



館内と屋外にはたくさんの飛行機やヘリコプターが展示されており、しかも、実際に操縦席に座って操縦桿を握ることもできますので、子どもたちはパイロット気分になれて大喜びです。

レプリカですが零戦の操縦席などにも乗り込め、「零戦のコックピットってこんな広さなんだ。上下四方の視界はこんな感じだったんだ~」、と子どもの頃に松本零士氏の漫画が好きだった父もひそかに楽しめています。


ところで、この博物館からバスで成田空港に戻る途中には検問所があって、今年3月までは、ここで係の人がバスに乗り込んできて免許証等の身分証確認が実施されていました。

私は新婚旅行でしか海外旅行をしたことがなく、最近まで成田空港に足を向けることなどもなかったため、この検問は9.11以降のテロ防止対策として実施されているのだろう、外国から多数の人が出入りする空港だから仕方がないことだと思い込んでいました。

ただ、検問ではリュック等の手荷物が確認されるわけでもなく、免許証を確認することに一体何の意味があるのだろうと素朴な疑問は感じていました。

今年3月末で成田空港における検問は廃止されましたが、その時のテレビ報道によると、検問は空港開設の1978年以来、空港反対運動との関係で実施されてきたものであると聞き、自分の勉強不足を感じるとともに、あらためて、あの免許証提示には何の意味があったのだろうと疑問を感じてしまいました。

ちなみに、報道によると、今後、テロ対策としては顔認証機能をもつカメラを多数設置するとのことです。

先月、久しぶりに成田空港に遊びに行きましたが、航空科学博物館からバスで空港に戻る際に検問所での検問は実施されませんでした。

ただ、窓からぼーっと眺めていると、検問所にはかなりの数の警察官が立ち並んでいます。

検問していないのになんであんなにいるのだろう?

やはり、少々疑問は感じてしまいました。


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消防博物館

2015-05-02 06:15:50 | 学び場
先日、家族で私の事務所のある市ヶ谷から四谷三丁目までブラブラと散歩をし、「消防博物館」という所に遊びに行きました。

この消防博物館、実際に稼働している四谷消防署の建物の中に入っていますが、何階かにわたってかなり広いスペースがあります。

地下にある消防車の展示スペースには、まさに絵本『しょうぼうじどうしゃ じぷた』から出てきたような古いポンプ車やはしご車が並んでいて、昭和の香りがプンプン。

地上には四谷消防署の現役消防車たちも並んでいるので、消防車が好きな子ども達にはたまらないでしょう。

子ども達は、消防服やヘルメットを着てみたり、屋上に展示してある消防ヘリの操縦席に乗ってみたり、企画で行われていたプラパン作りに挑戦したり、アンケートに答えてお土産グッツをもらったりと、楽しいことがいっぱいです。

もちろん、消防の歴史に関する展示物や火事・地震などの防災関連の展示物など、大人の勉強になるものも沢山あります。

その中には、マンションのリビングのショールームを使って住居の中に潜む子どもにとっての危険個所を説明したコーナーがあり、つい最近次男が手を挟んだばかりのドアの蝶番辺りの箇所も注意事項とされていて、おもわず「なるほど。」と呟いてしまいました。

窓付近には転落防止への注意が書かれており、先日の記事でも触れたいわゆる「高所平気症」にも触れてありましたが、この高所平気症に対しては、ブランコ遊び等で子どもに高さの感覚を身に付けさせるべきとの意見が書かれていて、「さすが消防、考え方がポジティブ。」と感心しました。


この博物館、見晴らしがよくて自由に飲食も出来る広い休憩スペースが設けられていますし(テーブル席が並んでいます)、授乳室まで用意されていて、子育て中の家族にはとても遊びに行きやすい場所だと思います。

しかも、大人も子どもも入場無料です!

ちょっとしたお出かけスポットとしてお勧めの場所です。




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