弁護士パパの子育てノート

3人の子供の子育てにかかわる日常の中で、「これってどうなんだろう?」と考えたことをいろいろと記してみたいと思います。

鉄道博物館と寝台列車「北斗星」号

2015-10-26 22:44:17 | 学び場
先日、久しぶりに子ども達と大宮の鉄道博物館に行きました。

鉄道博物館は2年前まで年会員でしたが、子ども達の興味の対象が鉄道から飛行機に移るとともに足が遠のいていました。


思えば、2~3年前、我が家はブルートレイン(寝台列車)一色でした。

図書館で借りた「昭和の鉄道」というDVDの寝台列車の巻を何度も繰り返して見たり、昔のブルートレインの客車や電気機関車の運転席に乗ってみたくて、群馬県の横川にある「碓氷峠鉄道文化むら」という所までわざわざ行ったりしたものでした。

そして、私と子ども達は、毎月、大宮の鉄道博物館に行っては、展示されているブルートレイン「あさかぜ」号の客車をうっとりと眺めていました。



ちょうど2年前の秋、我が家は、長い間の願いをかなえ、ブルートレイン「北斗星」号に乗って函館まで旅行をすることができました。

客車はB寝台の個室でしたが快適で、食堂車の食事も美味しく、車掌さんや同乗していた他の乗客の方々も親切で、旅情に満ちたとても素晴らしい旅になりました。


その後しばらくして、「北斗星」号は廃止となることが決定し、そのニュースに何を感じたのか、子ども達はブルートレインのことをぱったりと口にしなくなり、気が付くと我が家の鉄道ブームは終焉を迎えていました。

このたび、長男が突然、鉄道博物館に行きたいと言い出したので、どうしたのかと聞いてみると、「もしかしたら、鉄道博物館に北斗星号が飾ってあるかもしれないよ。」と言うのです。

行ってみると、残念ながら、館内に「北斗星」号の姿はありませんでした。

ただ、子ども達が運転体験をすることが出来るミニ電車の中に一両だけ「北斗星」号があって、並んだ順番がよかったことからこれに乗ることが出来、みんなで大喜びしました。

ミニ電車ながら、本物の「北斗星」号と同じく、特徴的な「ピィィーーー!」という甲高い汽笛を鳴り響かせてくれます。

私は、早朝の函館駅ホームに降り立って、汽笛を鳴り響かせながら札幌方面に走り去っていく「北斗星」号の姿を見送った時の寂しい気持ちを思い出し、ちょっと胸が痛くなりました。



いつか鉄道博物館に「北斗星」号の車両が展示されるといいなと思います。










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