贖罪 (ミステリ・フロンティア)湊 かなえ東京創元社このアイテムの詳細を見る |
今回は、湊かなえ『贖罪』を紹介します。本書は同著書『告白』と同形式の語り口です。1章ずつ当事者一人が一人称で語られます。だんだん読み進めるにつれて、前の記述がこんなことかとわかってきます。最終章の「終章」は2人の当事者がエミリちゃんが殺された殺人事件や殺人事件後の頃を振り返ります。贖罪は「しょくざい」と読みます。
フランス人形:紗英の話
PTA臨時総会:真紀の話
くまの兄弟:晶子の話
とつきとおか:由佳の話
償い:麻子の話
終章:事件や事件以後の振り返り
本書の評価は、少女 < 贖罪 < 告白なのかなと思います。少女以上告白以下という感じですね。告白以上のインパクトやミステリーとしての完成度がないですね。要するに、それなりには面白いのかもしれないが、告白の2番煎じという印象ですね。最終章は蛇足かという感じもするが、最終章があるから最後に残る印象がマイルドになったかなと思う。
『告白』と『少女』は読んだのですがまだ『贖罪』は読めていません。図書館の順番待ち状態なのですが、早く読みたいところです。
またぜひいらしてください。よろしくお願いします!
『贖罪』も読んでみるといいとおもいます。トーンは『告白』と似ているとおもいます。
これからもよろしくお願いします。
次の「Nのために」に期待しましょう・・・
湊さんがこういう書き方しか出来ないのであれば、「告白」は超えないかなと思っています。
第4作目は『Nのために』なんですね。知らせてくれてどうもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
まぁ 形式はやはり「告白」と同様な感じで
とはいえ 事件があたえる影響がよくわかる作品でした
私的にはPTA臨時総会が好きでした
それなりに面白いのですが、やっぱり、『告白』の二番煎じという印象がぬぐえないですね。
すいません、各章の印象は残っていないです。ただ、どいつもこいつも自己中だなという印象ぐらいですね。
これからもよろしくお願いします。