昨日9月30日をもって、さいたまの「ジョン・レノン・ミュージアム」が閉館しました。ジョンの生誕60周年の2000年10月9日に開館、これまで約61万人が来場したそうです。ミュージアムは、「ジョンの魂」とともに旅立ち、新たな地で再び公開されることが計画されているようです。
最終日の昨日、オノ・ヨーコさんからのメッセージが、Twitterで公開されました。↓
「ジョン・レノン・ミュージアムを愛してくださった方々に。」
ジョン・レノンは世界中をめぐる運命を持っていました。彼の魂は動くことによって継続していたのです。動かないと死んでしまう。ジョンの精神が宿るミュージアムも動かないとミュージアムではなく、お墓になってしまう。ジョンにはお墓はないのです。彼が息を引き取ったとき、私は「ジョンの葬儀は行ないません」と世界に向けて言いました。それは、ジョンの魂が永遠に生き続けることを知っていたからです。(中略)
このジョン・レノン・ミュージアムを愛してくださったみなさん、深く感謝しています。あなたがた一人ひとりの中にジョンのスピリットが受け継がれ、そのみなさんのスピリットが、世界の平和が実現していくための愛の力になることを信じています。みなさん、ありがとう!
愛をこめて… オノ・ヨーコ
John & Yoko - an exclusive interview in Japan 1971 ...
(ジョンとヨーコへのインタビュー in 1971年1月25日@東京)
「俳句は、自分が目にした詩の中でもっとも美しい形態の詩だ。しぶい…!今度のアルバムはしぶい。俳句的だし、禅のスピリットも…。」John Lennon
「音楽がどんどん装飾的になっている時代に、今回のようなタイプのアルバム制作は、勇気のあるものだと思う。」Yoko Ono
オノ・ヨーコさんは、日本の社会・環境(40年前の)をも憂いています。
このインタビューで語られているアルバム『ジョンの魂』↓
ジョンの魂 - Wikipedia
そして、このインタビューの後、その年に発表された代表曲『Imagine・イマジン』↓
John Lennon - Imagine HD 720p
ジョンは、オノ・ヨーコさんと何度も来日、親日派でした。が、ビートルズのメンバーとしての来日は、1966年の日本公演(6月30日~7月2日・日本武道館)の、一度きりでした。↓
The Beatles - Live In Japan 1966 2_4
(武道館ライブ・パート1-司会はE.H.エリックさん)
The Beatles - Live In Japan 1966 1_4
(羽田に到着~東京ヒルトン~日本武道館)
日本公演の終了後、次に控えていたのは、フィリピン・マニラでの公演でした。7月3日、ビートルズは、香港経由でフィリピンのマニラに到着。そこでも熱烈な歓迎を受けたのですが、翌日思ってもみない悪夢のようなハプニングに見舞われることになるのでした。
(続く…。)
ジョン-John Lennonの命日に…。(以前のブログより)