オーダーナチュラル、引退

春の骨折からのリハビリ期間を経て、秋の復帰戦に向けて、栗東トレセンに入厩していたオーダーナチュラルですが、屈腱炎を発症し、無念の引退となりました。
結局、未勝利戦が最初で最後の勝利ということになってしまいましたね…。
文句ではなく率直な感想として、使われ方や騎手を含め、色々とうまく回らなかったなぁという気がします。

オーダーナチュラル、顔は全くイスラボニータに似ていなかったのですが、リズミカルで柔らかい動きが、一番イスラボニータっぽいなぁと思って出資を決めた仔でした。
勝ち上がったのは芝1800mですが、適性は芝1600mだったところからも、募集時に感じたイスラボニータっぽいという印象は、当たっていたのかなと思います。

残念ではありますが、育成の段階から、体質的に弱さを抱えていた仔なので、未勝利戦を勝ち上がってくれただけでも、頑張ってくれました。
そこから、全てがうまく回れば、1勝クラスも勝てる力はあったと思いますが、それも含めて、仕方ありません。

イスラボニータの初年度産駒として、特にワクワクしていたこの世代。
オーダーナチュラルの引退で、私名義のイスラボニータ初年度産駒（アムルム、オーダーナチュラル、ポップパフォーマー）は、全て引退ということになりました。
2世代目以降の仔達には、怪我なく無事に競走馬生活を続けていってもらえると嬉しいです。
オーダーナチュラル、今までお疲れさまでした。