海外のニュースを見ていますと、
・ 新型コロナウイルスに感染した患者の中で、若者も含めて、
・ 人工呼吸器を使用した患者の肺は、肺の機能が低下したままの、深刻な状態での回復であることが一部の患者に見られること。
・ 入院は不要だと判断されたほど症状が軽かった人でも、息苦しさから入院して人工呼吸器を使用した人の肺が、回復後に大きく損傷していたこと。
・ イタリアでは人工呼吸器を使用した患者の多くが、因果関係は不明だが、死亡してしまうという事例が見られたこと。
・ その情報を聞いたアメリカの医療現場では、ギリギリまで人工呼吸器を使用するのを遅らせる試みが行われていたこと。
・ 血中の酸素濃度が低い人に対して、人工的に酸素を吸入させると症状が一時的に緩和されるのだが、
数時間後には多くの患者が重度の肺不全に陥って集中治療室に移行したこと。
・ 「新型コロナウイルスに関しては」、人工的に注入する酸素が、なんらかの引き金になっているのではないか?
と検証中であること。
(参考ニュース:https://en24.news/en/2020/04/uni-klinik-innsbruck-irreversible-lung-damage-in-corona-patients.html)
ここで思い出す話が有ります。
大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染して、日本の病院に夫婦で入院された英国人の老夫婦が動画で証言している内容です。
旦那さんは、下船して専門病院へ運ばれる途中で、新型コロナウイルスによる肺炎で呼吸状態が悪化してチアノーゼ状態(皮膚の色が変わる)が見られて、奥さんはこれで最後だと泣いていた。
でも、まだ意識の有る旦那さんは、
・ 過去に多くの知人が、人工呼吸器に繋がれて亡くなった様子を見てきたことを急に思い出した。
・ 旦那さんは、なんとしてでも今、人工呼吸器に繋がれてはならないと思った。
・ でも、その時に計測された酸素濃度は、すでに93%だった。
・ 諦めずに以前から知っていた自己暗示と呼吸法をやってみたところ、48時間後には酸素濃度が93%から99%まで持ち直した。
という感じのエピソードを証言されています。
彼の守護霊が、人工呼吸器を止めさせたような過程が見られます。
ただ、勘違いしては生けないのは、以上は新型コロナウイルスに関するまだ根拠が不明なニュースとエピソードです。
まだ真偽が不明です。
医師が人工呼吸器を判断すれば、従うべきだと思います。
そこまでに行かないように、感染予防の自己努力が大切です。
酸素に関しては、思い出す過去記事が有ります。
今から10年前の過去記事「出すこと=与えることが改善の秘訣」の中で、
・ 生物学者に言わせますと、酸素=猛毒、なのが常識。
・ 植物が生み出す酸素により、地球上の大半の生物が絶滅させられた。
・ その絶滅の深刻さは、後世に発生した恐竜の絶滅をはるかに凌(しの)ぐ規模であり、この為に地球は植物だけの王国がとても永い世紀にわたり続いた。
・ この時の植物が腐敗した成分が、今の石油に変わった。
・ この猛毒の酸素の海とも言える地球上で次に発生した生物は、細胞が酸素で酸化されて腐るのを防ぐ体内酵素を持って誕生した。
・ 要は体内の善玉菌が、「酸素の害」から私たちを守ってくれているのです。
空気中の酸素の成分は、地表付近で窒素が78.08%、酸素が20.95%、アルゴンが0.93%、二酸化炭素が0.03%です。
つまり、私達が吸う空気には、酸素が21%しか無いわけです。
もしこれが、人工呼吸器の誤作動、誤設定があるとすれば、深刻な事態が起こる可能性があります。
・ 今の緊急のドタバタの中で、
・ 久しぶりに使用する掻き集めた人工呼吸器で、
・ 普段に人工呼吸器に使い慣れていない医療関係者により使用された場合、
果たして人工呼吸器の酸素濃度は正しく機能しているのでしょうか?
日本の医療機関では、まず大丈夫です。
あくまでも海外の医療機関での事例のニュースだと思って置きましょう。
自宅で人工呼吸器を使用して生活している人にも、関係がないニュースです。
今日の言いたかったことは、ここからです。
もし自分に人工呼吸器が無ければ、救われない、不安だと思うことは止めましょう。
ニュースでは、
・ 人工呼吸器の数量=助かる人数
という報道がニューヨークから有りました。
でも、それは、本当なのか?
・ 人間は、何が幸いするのかは未知であること。
・ 人工呼吸器が無いことが、幸いする可能性の「状態の」人もいるかも知れない。
禅僧の良寛(りょうかん)さんが、ご自身が新潟で大地震に被災した時、それを心配した御方からの手紙への返事が、
「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には、死ぬがよく候。
これはこれ災難をのがるる妙法にて候。」
下手に右往左往せずに、自分に与えられた「縁」に従うことが、最も最善に成る。
人工呼吸器をすることに成るのか、否かも、その時の縁です。
ピストンリングが壊れ掛けのエンジンに、ターボチャージャーで酸素を強制注入すれば、エンジンが壊れるのは道理です。
肺に関しても、「その時」の自分が自力で吸える酸素量が、最善だという話でした。
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