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見続けると“ボケ”てしまう「危ないテレビ番組」ワースト20…脳の衰えに繋がる? 生活習慣から見直そう 202204

2022-04-23 09:40:00 | 生活編

見続けると“ボケ”てしまう「危ないテレビ番組」ワースト20…脳の衰えに繋がる? 生活習慣から見直そう
  週刊現代:現代ビジネス より 220423 


 アルツハイマー病の発症を遅らせるのに医学の力にばかり頼るのではなく、生活習慣のちょっとしたことに気をつけるだけで効果があると言われている。その詳細を本稿で明かす。

⚫︎「コメンテーター」が×
なんとなくテレビをつけて、漫然と番組を見てしまう。よくあることだが、テレビ番組をボーッと見続ける行為は、脳の衰えに直結する。
 興味が無いのに見続けるのはx

「脳の情報処理は、インプット、記憶の整理整頓、アウトプットと3つの段階に分かれます。一番大切なのは第2段階の整理整頓なのですが、目的意識もなくテレビを見ていると、インプットばかりで整理につながらない」(おくむらメモリークリニック院長の奥村歩氏)

 数ある番組のなかでも、とりわけボケにつながりやすいのが、大上段から奇をてらった持論を振りかざす、
(1)同じような顔ぶれのコメンテーターばかりが出てくる朝昼のワイドショーだ。
「どこかで聞いたような話ばかりして、まるで新鮮味がない。予定調和の話が繰り返されるばかりで刺激がありません」(脳科学者の塩田久嗣氏)

⚫︎最近のニュース番組は、同じような報道VTRを使い回すことも多い。
「世界情勢を把握することは大切ですが、
(2)コロナ禍や戦争など気が滅入る情報ばかりを延々と流すニュース番組を見続けると、精神に大きなストレスがかかり、脳の神経細胞が破壊される」(医師で作家の米山公啓氏)

(3)夕方の情報番組も、同じ話の繰り返しで毎日見ると着実に脳が衰える。

「(4)思想的に右寄りの人ばかりが出演し、ワーワーと持論をがなり立てる特定のバラエティ番組や、反対に(5)年配のコメンテーターたちが世間への不平不満ばかりをグチグチ垂れている休日朝の番組は、最初から結論を決めつける思考パターンで脳の機能を低下させる」(精神科医の和田秀樹氏)

⚫︎一見、脳に良さそうに思えるクイズ番組にも良し悪しがある。
「(6)国立大卒のクイズマニアタレントが出てきて知識を競うようなクイズ番組は何の脳活にもならない。また、
(7)一般には難しい問題を東大生が得意げに解答していく番組も参加がしにくく、思考力や判断力の強化につながりません」(和田氏)

逆におススメのクイズ番組として塩田氏があげるのが、早朝の番組『クイズ脳ベルSHOW』(BSフジ)だ。
「イラストを用いたしりとりや音楽を使ったクイズなど、脳を活性化させられるように問題が工夫されています」

⚫︎効果音とテロップも×
(8)最後の10分で、決まって主人公が悪者を斬りまくる予定調和の時代劇や、
(9)おなじみの登場人物がお決まりのセットで長台詞ばかり交わしているホームドラマは、単調で脳を使わない。

「たとえば、NHKの朝の連続テレビ小説のような、短時間に起承転結があって、毎日少しずつ習慣的に見られるドラマは認知機能の維持につながります」(「脳の学校」代表の加藤俊徳氏)

バラエティ番組も、漫然と見ると脳の機能を衰弱させるものが多い。
(10)「ひな壇」に並んだ芸人たちが、司会者にあてられて自分の話を開陳するようなバラエティ番組は百害あって一利なしだ。
「本当は大して面白くもないような内輪話を、効果音や拍手でさも面白いかのように盛り上げる番組を見ても脳は喜ばない」(和田氏)

 効果音と並び、
(11)なんでもない話にもいちいちテロップを多用する番組も、脳の機能を阻害する。
 他にも、
(12)芸能人がスタジオでアトラクションやゲームに挑戦する番組は、見ている側の脳にはなんの刺激にもならない。
「テレビを見るのであれば聴覚系や視覚系、思考系など脳の様々な位置を使う番組を見たほうがいい」(加藤氏)

(13)タレントが街の居酒屋を訪れて飲み食いし、店主とだらだら会話をして終わる番組や、
(14)昔の名前で出ているタレントたちがバスに乗って、適当な話をしながらウロウロするだけの旅番組、
(15)スタッフがカメラ片手に田舎の民家を訪ね歩く番組も、単調な画面が続くので脳が活性化されない。また、
(16)最新の流行歌ばかりを取り上げる歌番組も要注意だ。
「いまの若い人向けの歌は字幕がないとわからないほどテンポが速いものが多く、年配者が漫然と見ていても右から左に抜けていってしまう。一方、昭和の名曲はテンポがゆっくりで、情景や記憶を想起しやすいため、そうした曲を特集した番組ならいい」(塩田氏)

(17)大相撲中継や(18)ゴルフ中継等のスポーツ中継も見方に注意が必要だ。
「相撲もゴルフも、お目当ての選手を見る時間より、それ以外の間延びした時間が長い。注目の立ち合いを集中して見るならいいですが、ボーッと見ていると良くない」(鹿児島純心女子大学客員研究員・口岩聡氏)

(19)大人気のジャーナリストが、タレントたちに世界情勢や経済の仕組みを滔々と説いていく情報番組は一見、脳に良さそうだが、落とし穴がある。

「司会者自身はいいのですが、制作サイドがわかりやすさを追い求めるあまり、問題を単純化したり、簡略化してさっさと話を進めようとする。そんなことでは考えることへの脳の意欲が喚起されません」(和田氏)
その他、
(20)甲高い声で売値を叫ぶ通販番組も、買いたい商品がないのであれば脳の刺激にならないので見ない方がいい。

逆に、多くの識者が勧めたのが、お笑い番組だ。
「笑うと脳内物質であるオキシトシンが分泌されて幸福感が上がります」(口岩氏)

能動的に見られる番組に絞って視聴し、終わったらすぐにスイッチを切る。それが「テレビぼけ」を避ける一番の方法だ。

『週刊現代』2022年4月23日号より
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