ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

ラーメン のぼる屋。。

2005-10-09 03:40:29 | その他もろもろもろ
熊副先生の個展を見た後は、友人と昼ご飯に。
先日のラーメンの記事のコメントでゆうこさんに教えていただいた、ラーメン のぼる屋 に行ってみました。うわさのとおり風情のある建物で、昭和30年代にタイムスリップした感じです。鹿児島の繁華街のすぐ近くにこんな町並みが残されているのですね。鹿児島で1番古いラーメン屋というだけのことはありますね。建物には昭和を感じさせる古いホーローの看板(屋号とは関係ない)が何枚も取り付けられています。なかでも鹿児島脳病院の看板にはびっくりです。昔は精神科のことを脳病院と言ったのですね。
キエフ4にトライXを詰めてもってきていたので、このラーメン屋と町並みを撮りました。モノクロにとっては格好の被写体です。ブログに載せるデジカメで撮った写真もモノクロにしてみました。

中へ入ると、お客さんはいっぱい。でもお昼を過ぎていたので少し待っただけで座れました。カウンターの前にはいくつものお釜が並び、麺を茹でたりスープを作ったり
しています。ラーメンを作る方は数名の年配の女性たちのみ。宮崎駿の 千と千尋の神隠し の湯婆婆(ゆばぁーば)そっくりのおばあちゃんを筆頭に階級があるようで女系家族を形成していました。

ラーメンを待つ間、漬け物が出てきたのですが(鹿児島ではラーメン屋でラーメンを待つ間に漬け物が出て来るのは当たり前)、その量が尋常じゃありません。大根のしょうゆ漬けでした。おしぼりは大きめの蒸しタオルで、気持ちがいいです。ここのメニューはラーメン(1000円)のみなので、とりわけ注文しなくとも座ると自然にラーメンが出てくるのです。ラーメンは見た感じ普通のとんこつラーメン。こってり系と思って食べてみると和風でかなりあっさりしており、鰹などの魚介類のだしが効いています。普通のラーメンにはない新鮮な味でいてどこか懐かしい味です。チャーシューもあっさりしていました(豚汁のなかの豚肉みたい)。麺はかなり太めでうどんみたいな感じ。食べながらラーメンができるまでの工程を見ていたのですが、ブリキの缶に覆われた壷から秘伝のスープ?が出て来るようです。

勘定のとき、どこから来たの?と聞かれました。どうやら、県外からの方には桜島の写真&飴をくれるようです(関西からのお客さんがもらうのを見ました)

久々に変わった味&おいしいラーメンを食べることができました。これなら一杯で千円もアリかな。精神科のクリニック(さっきの鹿児島脳病院とは関係ないです)のそばなので、通院のたびに来るのもいいかもしれません。
情報をくださった ゆうこ さん、ありがとうございました。
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5 コメント

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TBありがとうございます! (かごんまん)
2005-10-10 00:10:46
のぼる屋、たたずまいが凄い歴史を感じますよね。



今度はオイラも行ってみようと思いました。



モノクロ、いい味出してますね^^
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かごんまん さんへ (industar-22)
2005-10-10 22:17:42
そうですね

あのたたずまいを頑に守ってきたのが

人気の秘密なのでしょう



ぜひぜひ行ってみてください
返信する
Unknown (たけひこ)
2005-10-10 23:01:38
トラックバックありがとうございました。



外観の写真めちゃくちゃ良いですね。

自分ももっと上手く撮れるようになりたいです。
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たけひこ さんへ (industar-22)
2005-10-11 01:10:33
ありがとうございます

あのお店のオーラについついシャッターを切ってしまいました



いろいろラーメンを食べ歩かれているのですね

うらやましい限りです
返信する
どこのドイツ (ガーゴイル)
2021-02-15 11:06:00
のぼる屋は本来はそばやうどんや揚げ物や焼き鳥や唐揚げや餃子や焼売やかつなどの料理店である。
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