ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

手作り カメラケース。。

2008-08-31 23:46:49 | カメラ
7月に新宿の中古カメラ店で買った Pax ですが
小さくてかわいいので、ちょっとしたおでかけに首から提げて持って行きたいのですが
ストラップを付けるためのアイレットがありません

もとは革のケースがあって、それを介して首にかけるようになっているみたいです
50年近く昔のカメラなのでオリジナルのケースを探すのも困難です

なので自分で作ってみることにしました

はじめは手芸屋さんで革を買って革で作ろうと思ったのですが
100円ショップで見つけた、革(レザー)風のシート(裏側がシールになっている)と少し厚めのフェルト(これも裏がシールになっている、椅子やテーブルの脚の裏に貼ってショック吸収用にするやつ)を張り合せると
革そっくりになることを思いついたので試してみることに

フェルトの色がベージュに近い薄茶色で
張り合わせたら色、質感ともに革みたいです

古いカメラの革ケースはたくさんもっているので
そのなかでもいい仕事をしているコニカI型の革ケースを手本に作製してみました

まずはカメラに合わせて型紙をつくります
その後、張り合わせて作ったフェイクの革を型のとおりに切ります
角のところは丸く切るといい感じになります

次に、切った革の端に飾り縫いを施していきます
これで、より革っぽくなります
縫う前に千枚通しで穴を等間隔に開けて行きここに針を通して縫っていきます

飾り縫いが済むと各パーツを縫い合わせてケースに仕上げます
底の革と側面の革のつなぎ目は直角になってて縫いにくかったし
いちばん強度の必要な場所だったので皮革用強力ボンドを使いました

ストラップを付けるところには D 型の金具を付けました
(これは100円ショップにあった犬の首輪から取りました)

あと、カメラケースはカメラを包み込むだけでなく
カメラがケースから外れないようにネジでカメラの三脚穴と連結する必要があります
このネジはスメハチ(Smena 8M) の速写ケースから取り出して使いました
(スメハチはケース付きを4台ロシアからまとめて買って、3台はカメラだけ友人にあげちゃったのでケースだけ余ってたんです)
ネジがケースからはずれないように底の革(革とフェルトの間)にはネジ穴の開いた金属板を埋めてあります

手作りだったので素朴な感じになりましたが
なんとかPax 専用の革ケースができました
蓋は作らなかったので、ケースをしたまますぐに撮れる”速写ケース”タイプになります

材料費はたった数百円で済みました
自分のお気に入りのカメラにつけるケースなので
いろりろ考えながら楽しんで作ることが出来ました

昔の黒とクロームからなるカメラには
やっぱり茶色の革が似合いますね

次は2眼レフ用でも作ろうかな。。。
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スランプ??

2008-08-31 23:06:13 | 写真
8月29日は久しぶりに暗室でプリントをしました

先日、Y さんと撮影に出かけたときのネガから
いくつか選んでプリントしてみましたが
なんか、グッと来るような手応えのある写真がありません

気分が乗らなかったので20枚足らずでやめました

もっと撮影に行かなけりゃいけないですね

(写真は引伸し機の一部です)
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FOTOS 展2008 を見てきました。。

2008-08-30 22:44:11 | 写真
本ブログにもコメントをくださるモノクロ仲間のY さんが出品されているので
今日は昼過ぎから FOTOS 展 を見に行きました

この展覧会は有志で集まって開催しているそうですが
今回はYさんをはじめ5名の作品が並びました

Y さんの作品(写真2段目)は、Yさんのテーマである
”どこか懐かしさを覚える記憶のなかの世界”を表現したモノクロプリントでした
前回とは異なり、枚数が多く
壁一面に36 枚の写真が展示されており圧巻でした

Y さんの世界がうまく表現されたプリントで
大変刺激を受けました
今月の初めに一緒に撮影したときの写真もありました
一緒に撮影したのに、自分とはこうも撮り方が違うのだなと思いました

枚数が多かったので1枚1枚の印象が薄くなるきらいがありましたが
Yさんの世界をたくさん見ることができてよかったです

あと、もうひとりのYさん(Y田)さんも路地裏の風景を中心にしたモノクロ写真を
6×6のスクエアフォーマットで展示しておりそちらも興味深く見ることが出来ました(三段目の写真)
(鹿児島でモノクロやっている人は、自分も含めY さんが多いですね。。笑)
彼のプリントはバライタ紙の水張りで、非常にきれいに仕上がっていました
とくに白の部分の調子がよかったです
(自分がよく使うフジブロKM3 ではハイライト部分の光沢が少ないのか眠く感じてしまいます)

ほかの3名はカラーの写真でしたが
万人受けはするのかもしれませんが、個人的にはあまり感じるものはありませんでした
(逆にカラー中心でやっているひとからすればモノクロに物足りなさを感じるのかもしれないけどね)

とにかく、2人のY さんのモノクロ写真から大変刺激を受けて
すごく撮影意欲が湧いてきました

最後にこのFOTOS 展ですが
会場は天文館、中町のギャラリー杜になります
明日、8月31日までです。。興味のある方は是非、行ってみてください
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甑島に行きました。。

2008-08-27 01:22:25 | 写真
8月23、24日は薩摩川内市主催のトンボロ芸術村の一環として甑島(こしきじま)へ写真を撮りに行きました

これは甑島で芸術活動をするというイベントで
写真以外にも絵画や俳句などの部門があります

写真では鹿児島県内のいくつかのクラブからの参加がありました

23日はあいにくの雨で海がしけて船がだいぶ揺れました
こんなに揺れた船は初めてで、気分が悪くなりました
1時間ちょっとの船旅でしたが長く感じました
早く目的地に着くことばかり願っていました
他にも気分が悪くなった人が続出でした

島に着くと薩摩川内市教育委員会のほうでバスが用意されており
上甑島の名所を案内してもらいました

今回はデジカメ(D80):銀塩モノクロ=9:1 くらいの出番でした

上甑島でも里町は砂による特徴的な地形の場所で
里の集落は、砂州で島と島が繋がったトンボロの上にあります

また近くには天橋立のような長い砂州で海が仕切られてできた湖沼があります
(須口池、鍬崎池、貝池、なまこ池で甑四湖といわれ、砂州のしきりの具合で淡水、汽水、海水とそれぞれです)
これらの湖は長目の浜展望台から見下ろせます

その後、甑島の名前の由来となった甑大明神付近を散策したり
島の原産の鹿の子百合を見たり
里の武家屋敷集落を歩いたりしました

宿は写真のメンバーで民宿に泊まりました
夕食はキビナゴをはじめとする地元の新鮮な魚介類と焼酎をおいしくいただき
他の写真クラブの方と交流を深めることが出来ました

2日目は天気もよかったのですが
船の都合で午前の便で帰りました

前日と違いとても快適な船旅で
甲板で写真を撮って楽しめました
もう少し乗っていたいと思いました

とても魅力的な島だったのですが
あまり撮影する時間がなかったので
また個人的にゆっくり撮影に来ようと思います

そのときはまた民宿でおいしい魚や酒を楽しみたいし
下甑島の方へも行ってみたいものです
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D80 で天体写真。。

2008-08-06 01:44:38 | カメラ
D80 の試写、第二弾として星景写真を撮ってみました

我が家の庭の星空です
ISO 1600 で絞り開放(F3.5) で30 秒露光です

レリースor リモコンなしではシャッター速度30秒が限界でしたが
30秒で試してみることに

三脚に載せて、レンズ前を本で軽くふさいでおいて、シャッターが開いてから本をどかすという二重シャッター方式でブレを防ぎました
フィルムでの経験から30秒の露光ではあまり写らないので期待はしていませんでしたが
思った(フィルム)以上に星は写っていました
(30秒露光後は処理に時間がかかるのか撮った直後に画像が見れない、数十秒かかる)

さらにAdobe PhotoShop で明るさコントラスト、レベル補正などをいじってやると
肉眼では見えないかなり暗い星まで写ってて
天の川がきれいに写っていました
(我が家が田舎で星空がきれいなこともありますが。。。)
下の木の影は真っ暗なままなのでノイズではなさそうです

天体写真ではフィルムを凌駕していますね
また、天体写真のように光量の予測が困難なときはデジカメが向いています
(フィルムの場合は相反則不軌の問題もあるしね。。。)

今の状態では30 秒以上の露光ができないので
リモコンかレリーズケーブルを揃えようと思います
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D80 試写、鹿児島市遠景。。

2008-08-06 01:16:37 | カメラ
これは8月2日の帰り
D80 の試写で遊びで撮った写真。。

入来峠からみた鹿児島市街地の写真です
写真の写りがよくないようにみえますが
かなりの遠景で、空気のかすみでこうなっています
市街地からは20km くらい離れています

135 mm で撮りましたが、さらにパソコンで拡大(デジタルズーム??)してみると
あらまぁ、撮影時に肉眼では(ファインダー内でも)識別できなかった
建物がちゃんと写っていました

いたって普通の遠景写真に見えますが
入来峠に行ったことのある方ならこの写りに驚くと思います

中央左側の高くて太いビルが鹿児島県庁舎です
中央右の赤い円形のものが鹿児島中央駅の観覧車、アミュランです

デジタル一眼の便利さを実感しました。。
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湯気院の 生茶だいふく。。

2008-08-06 00:56:47 | その他もろもろもろ
8月2日、宮之城での撮影の帰り
おみやげに宮之城の街にある湯気院の名物 生茶だいふく を買って帰りました

これは抹茶味の餡の入った大福ですが
餡には生クリームも入っているらしく、なかなかクリーミーでおいしいです
一口サイズでかわいく、食べやすいです

この季節、冷蔵庫でよーく冷やして食べると美味しいですよ
また冷凍させると雪見だいふくっぽくなってこれもまたいけます

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デジタル一眼 Nikon D80 。。

2008-08-03 02:02:06 | カメラ
とうとうデジタル一眼を手に入れてしまいました

以前ブログに書いていたように
夜の撮影や光の状況を予測できない室内などの撮影ではフィルムカメラの限界を感じてしまい
デジタル一眼の購入を検討していました

すると、このブログにY さんから
ニコン のD80 を使わないからいる?とコメントを頂きました

ニコンの中古機種を検討していたのでちょうどよかったです
しかもD80 はまだ現行機種だしね

で、連絡を取り合って安くで譲ってもらうことになりました
宮之城に撮影に行ったときに受け取りました

このD80 ですがほとんど使われていないらしく
新品同様でした
またレンズをはじめSD カードなどの付属品も揃っていて助かりました

レンズはNikon のAF-S NIKKOR 18-135 mm が付いています
望遠側はほとんど使わないので135 mm (35mmフィルム換算で200mm 相当)あれば十分です

宮之城での撮影(このときはフィルムで撮った)の帰りに試写してみたのですが
AF のフォーカシングが的確でめちゃくちゃ速いです

それに今までのフィルムカメラ感覚でシャッターボタンから手を離すのが遅かったら(ブレ防止のためシャッター音がして1秒してから指を離す癖がついていました)
いきなり連射してしまいました(これがまた速い)
クラシックカメラでは連射の概念がなかったし、私の撮影スタイルでは連射は使うことはないです

ついにデジタル一眼を持つことになったわけですが
作品撮りはいままでどおりモノクロフィルムでやっていくつもりです
夜とか光の条件が悪いときやカラーで撮る場合はデジタル一眼を使います
ブログとかの記録用はコンパクトデジカメです
このようにTPO で分けて使っていくつもりです


デジタル一眼で1つ不満に思うのは
田中長徳氏も言っていましたが、デザインがあまり好きになれないことです
これはD80 に限ったことではありません、デジタル一眼全般で言えます
デジタル一眼はどのメーカーの機種もほとんど外見が同じで個性がないからね

でも機能の充実と便利さには脱帽です
日本のカメラメーカーの凄さをあらためて感じました
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川薩 大周遊。。

2008-08-03 00:22:24 | 写真
今日は、モノクロ写真をされていてこのブログにもコメントをくださる
Y さんと撮影にでかけました

彼と一緒に撮影するのは初めてでした
もちろん2人とも銀塩カメラにモノクロフィルムで出撃です

まずは宮之城の商店街や路地裏をカメラを持って散策
その後、川内の太平橋界隈の遊郭の跡?や飲み屋の多い街を撮りました
ここはいい具合の廃墟や廃屋があり
場所柄、猥雑さみたいなのもあって独特の雰囲気を醸し出していました

ちょうどお昼になったので
近くの蕎麦屋さんでざるそばを食べて休憩

次は入来の温泉街を散策
ここも廃屋になった旅館や商店が多く
往時の繁栄を物語っています
宮崎駿の”千と千尋の神隠し”に出て来るような建物があったりですばらしい場所でした
ここは家からも近いのですが灯台下暗しでした
またここには通いたいと思いました

あとは柊野(くきの)の田舎の風景、湯田温泉を撮りに行って
最後に再び宮之城の街を撮って夕方に解散しました

2人とも廃墟や古い街が好きなのでこのようなルートになりました

一緒に撮影していて同じ被写体に惹かれることが多いでしたが
別々の物に惹かれることもありそのへんがおもしろいでした

このようにとても楽しい撮影になりましたが
炎天下のなかでの撮影で日に焼けてけっこう疲れました
なので、帰ってからフィルム現像する元気がなかったです
(現像&プリントが出来次第またブログに載せますね)

また、涼しくなって陽の光も柔らかくなった頃に一緒に撮影にでかけたいものです
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