久しぶりの温泉ネタです。
最近、あまり温泉に行っていなかったので
まだ行ったことのない
白木川内温泉に行くことに。
白木川内温泉といえば
湯川内温泉とともに出水の温泉の双璧をなす名湯です。
地図では鹿児島市からだと出水市内に出るより
鶴田ダムのダム湖である大鶴湖の北の山道を行くと近そうです
よって鶴田ダムへ向かい車を走らせました
エビ人生さんのブログで鶴田ダムに行く途中にNHK のキャラクターの
どーも 君に似た砂防ダムがあるとのことで探しながら行ったのですが
結局見つかりませんでした
ダムにつくと大鶴湖を反時計まわりにまわることに
標識には10km 先行き止まりとありますが、古い標識なので今は通れるのではという甘い期待から行ってみました
湖沿いの細い道を数キロ進むと平江キャンプ場がありそこから林道になります
車一台がやっと通れる砂利道で、砂利が拳くらいのおおきさもあり
凹凸の激しい悪路です
2キロくらい進んでみましたがこのままじゃ絶対にパンクすると思い引き返しました
やっぱり標識を守るべきですね(悪い癖です)
それで結局、ダム入り口まで戻り大鶴湖を時計回りにまわって大口市の曽木経由で行くことに
車の中でふと思いつきました
大鶴湖の名前の由来ですが大口市と旧鶴田町にまたがることからきているんですね
せっかくなので曽木発電所遺構を見て行くことに
6月に行ったときは全体が水から出ていて補強工事中だったのですが
すでに補強工事は終わり、翠の水に沈もうとしていました
補強工事で取り付けられた鉄骨は著しく景観を損ねますね
何のための工事なのか。。。。
SMENA8M (スメハチ)にカラーネガを入れてきてたので
いろいろ写真を撮ったりもしました
その後、曽木の滝公園を抜けて山道を出水市へ
大口と出水の境に宇津良トンネルがあるのですが
このトンネルを抜けた直後、以前来たことあるという感覚に襲われました
もちろん初めてくるのでデジャブなわけですが。。
出水に向かって山を下ると稲刈りが済んで稲が干してありました
干し方は鹿児島地方とおなじ竹を横にして架けるやりかた
大口や薩摩地方のドーム型に干すのとは違います
この干し方の違いの境界がどうなっているのかは民俗学的に興味があるところです
そうこうしているうちに白木川内温泉へ到着
思っていたより山奥でまさに秘湯といった感じです
またいい感じに鄙びており期待が高まります
山荘という旅館に入浴代150円を払いました
といっても外においてある箱に入れるだけです
払わない客や盗んだりするひとはいないんでしょうね
いざ扉を開けるといきなり浴室です
入り口に小さなすのこ(やっと1人立てるくらい)と棚がありそこで着替えてそのまま入るようです
浴室は4畳間くらいの大きさで硫黄臭がたちこめています
私一人で貸し切りです(なので写真を撮れました)
体を洗うと浴槽へ
この浴槽、岩盤をそのままくりぬいて枠をつけただけのものです
その岩盤からお湯が湧き出てオーバーフローしています
温度はぬるめでちょうどいいです
浴感はかなりぬるり(というより にゅるり が正しいかも)としており
湯川内温泉の湯を濃縮したような感じです
しばらくつかったり休んだりしているとおじいさんが1人入ってきました
いろいろ話をしました
聞くと地元の方で家の風呂代わりに毎日来ているとのこと
またここはもうひとつ浴場がありそちらは熱くてまた人が多いとのこと
私はたまたまこっちにはいったのですが、ぬるめでゆっくりできてよかったです
湯川内のほうは夕方になると農作業を終えた方たちで混みあいますが
こっちはそういうことはないそうです
1時間ぐらいであがりました
さすがに体が熱くなったので、外で飲み物を飲みながら30分くらい夕涼みです
ここは非常に静かなところで川のせせらぎだけが聞こえます
かなり気にいりましたよ
湯川内温泉とは甲乙つけがたいです
帰りは出水の街に出て紫尾を越えて帰りました
結局こっちが近いかな
また友人や家族を連れてきたいです 泊まり込みもいいかな