ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

フレクサレットがやってきた。。

2007-02-07 23:46:41 | カメラ
夕方、家からメールがあり
外国から小包が来たことがわかりました
先日、 eBayで購入した
フレクサレットという2眼レフカメラが届いたのです

カメラが届くのを今か今かと待っていただけに
うれしい知らせでした

しかし、一抹の不安があります
オークションの説明では、カメラは問題なく動き
レンズやファインダーも奇麗とあったのですが
不良品だったらどうしよう?と心配です
(強迫性障害の症状の1つです。期待が大きいほど心配してしまいます)

期待と不安をかかえながら
足早に帰りました

帰ってすぐに小包を開けました
かなり丁寧に梱包されてたので開けるのにひと苦労です

チェコからの小包でしたが、1週間かかるんですね
中にはチェコの新聞紙が詰められていました

カメラを出すと、さっそく動作確認。
シャッターは各速ちゃんと切れます
絞りやピントはスムーズに動きます
レンズ、ファインダーきれいです
セルフタイマーも動きます

全く、問題ないようです

おもちゃみたいなルビテルと比べ
ずっしりと重く、存在感があります

ルビテルの場合、ファインダー中央部のみマットになっており
常にピントが合っているように見えて、ピントの山をつかみにくく
ほとんど距離を目測で撮影していましたが
(ファインダーはフレーミングに使うだけ)

フレクサレットのファインダーはローライなどのように
全体がマットでピントが合っていないとボケて見えるので
ピントを合わせやすいです
(周辺部がはっきりしていないのでフレーミングはやりにくいです)
どちらのファインダー方式も一長一短で慣れの問題だとは思います

フィルム送りは、動くところまでクランクを巻けば1コマ進みます
名残で、赤窓もついてはいます
(ルビテルのときは赤窓から遮光紙に書いた数字をみながら巻いてました)
巻き上げがクランク方式なのは、フレクサレットのなかでも3型のみらしいです

フィルム送りが正常か調べるために
スプールにブローニーの遮光紙だけを巻いてやってみました
フィルムのスタートラインをカメラにあるマークに合わせてセットして
巻き上げていきました
2回巻き上げると、フィルムカウンターが1になり撮影可能です
フィルムカウンターは裏蓋が閉まっていないと動かない仕組みのようです

1回の巻き上げて進むのは遮光紙裏の数字の1コマより短いようです
しかし、コマどうしが重なることはなさそうです

遮光紙の数字通りに使うと、コマ間が1センチくらい開いてしまいますが
このカメラはコマ間を少なくとるので
ブローニー1本で通常12枚撮影できるのを、14枚くらい撮れそうです


Flexaret III,
MEOPTA Meoptas Czech

Viewfinder : lens Anastigmat 3.0/80
Camera lens :Mirar II 3.5/80
Shutter : Prontor-S with speeds 1 - 1/300 and B.

このカメラは ミラー というレンズですが
フレクサレットの4型以降に着くBelar(ベラー)というレンズの方が有名なようです
また、フレクサレットの後期型になると
専用のアダプターを付けることで、35mm フィルムに撮影することもできるようです

さらに後期型では振り子型のピントレバーに
被写界深度目盛がついておりカッコイイです

また機会をみて、後期型も手に入れようかと思います

とりあえず明日あたり
フィルムを入れて試写しようと思います
コメント (2)
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