ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

私とソビエトカメラとの出会い

2005-04-15 18:11:08 | ソビエトカメラ
私がソビエトカメラに出会ったのは去年の秋 9月ごろ。。。
意外と最近なんですね。それまではその存在すら知りませんでした

以前までは私は持ってるカメラといえば普通のデジタルカメラだけ
ドライブがてら風景の写真を撮ったりするのは好きでしたが
なんか物足りなさを感じていました
デジカメではモニターを見てシャッターボタンを押すだけで写真が撮れてしまうので
いかにもカメラに撮ってもらっている気がするのです 個性がでないんですね

そこでフィルム(銀塩)を使ったカメラを本格的にやってみたくなったのでした
しかも露出やピントがオートとかじゃなく完全にマニュアルなもので
その思いは田中長徳先生の本”考えるピント”を読んでから強くなりました
この本のサブタイトルは クラシックカメラ実用入門 とあります
しかし、カメラの使い方をこと細かく書いてあるわけではなく、中古(ちゅうぶる、と読みます)カメラを使うという行為を哲学的に述べてあります
それで、中古カメラが無性に欲しくなったのでヤフーオークションで探してみました
いろんな中古カメラがあったのですが、けっこうロシア製というものが多く見られました
ここでロシア製カメラの存在にはじめて気づいたのでした
しかもデザインや機能はライカなどとそっくりなんですが値段が1桁以上安いんです
そこでレンジファインダー機のFed-2 (写真)と一眼レフのZenit-3M に入札しました。
見事2台とも私が落札し、晴れて私もロシアカメラの所持者になったわけです

カメラが届くと早速試し撮りしました
はじめのうちは露出とか難しく写真らしい写真はとれませんでしたが
使っているうちに慣れてきて値段の割にいい写真が撮れて感動しちゃいました
露出を考えて絞りやシャッター速度を自分で決めて、ピントも自分であわせてという行為がすごく楽しいのです
いかにも自分で作品を撮ってますよって感じがして。。。
撮影ごとに光の様子を観察する習慣がついてきました

その後、いろいろロシアカメラについて調べてみました
調べて気づいたんですが密かなブームなんですね
なかでも”ロシア製カメラ&中国製カメラの攻略ガイド”という本は非常に役にたちました
次から次へと欲しいカメラが増えていって オークションを探検する日々が続きました
オークションもヤフオクからeBay へと手をのばしていきました。。。
すっかりロシアカメラの虜になってしまいました
普通の中古カメラに無い魅力があるんですよね
安いというのはもちろん、共産圏のカメラ、まがいもののカメラといった怪しい魅力がたまらないんです

カメラは単にコレクションするわけでなく
けっこう頻繁に使っております
やっぱり使ってあげることがカメラをかわいがることですね

ロシアカメラだけでなく、モノクロ写真にも興味をもち
自分で現像、プリントできるようにしたんですが
話が長くなるので、その経緯については機会をみてまた書こうと思います。
コメント (2)
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