見限りし春田へ鍬を一振りす 稲葉 朱灯
若者の流出が相次ぎ、担い手が高齢化した山間地の
農業はもはや管理さえも出来なくなってしまった。
集落の大半が農地の放棄を考えるようになってきた。
これは国が豊かになってきた証なのだろうか?
いやそんな筈は無い・・むしろ国が衰退してきた
のではないかとさえ思えてならない。
東北地方の被災に遭った人たちのことを考えると
まだまだ頑張れると思うのだが、どうしても気概
が湧いてこない。
あきらめて農地を放棄しなければいけない日本の
農業に、はたして未来はあるのだろうか。
これも限界集落の高齢者のひがみだろうか。
2012/3/30 vol.164
若者の流出が相次ぎ、担い手が高齢化した山間地の
農業はもはや管理さえも出来なくなってしまった。
集落の大半が農地の放棄を考えるようになってきた。
これは国が豊かになってきた証なのだろうか?
いやそんな筈は無い・・むしろ国が衰退してきた
のではないかとさえ思えてならない。
東北地方の被災に遭った人たちのことを考えると
まだまだ頑張れると思うのだが、どうしても気概
が湧いてこない。
あきらめて農地を放棄しなければいけない日本の
農業に、はたして未来はあるのだろうか。
これも限界集落の高齢者のひがみだろうか。
2012/3/30 vol.164