睦月神事ゆたかにはねし奴髭 稲葉朱灯
福井市大森町の賀茂神社に伝わる、国指定重要無形民族
文化財「睦月神事」が2月13日奉納された。
800年続いている伝統行事で、天下泰平、五穀豊穣を祈願
する神事で、神社から舞を奉納する会館まで を奴行列や
神楽を先導にご神体が町を練り歩く。
会場に着くと神事のあと、着飾った幼児から小学6年生
までの男子が「ささら」など独特の囃子に合わせて神事
芸能を奉納する。
従来は近郷7で交代に担当、毎年行われていたが、
人手の不足と経費の関係で現在は4年に1回の開催が
続いている。
11/2/25 VOL.164