紅梅 2009-01-31 20:15:26 | Weblog 日に幾度仰ぐ白山梅ふふむ 稲葉朱灯 忌み嫌う地球温暖化だが、雪国に住むものにとって雪の少ない冬はとても助かる。今年の冬もずいぶん暖かく温暖化さまさまである。 普通ならまだ寒のうちなのだが、とてもそんな雰囲気ではない。梅も陽気にさそわれて思わず花を咲きそろえてしまった。今に猫柳だとか蕗の薹も顔をだすに違いない。 このところ青空にめぐまれることが多く、この日も白山連峰が真近に姿を見せてくれた。日に何度も仰いではいいところに住んでいることの幸せをつくづく感じる。 09/01/31 Vol. 125
初詣 2009-01-12 19:44:11 | Weblog 狛犬の口にも賽し初詣 稲葉朱灯 大晦日にはなかった雪が元日の早朝から降り出して10センチほど積った。雪を楽しみに横浜から来ていた孫たちが大喜びだった。面倒な雪ではあるが お正月にはやはりあったほうが風情がある。 歳とともに遠方まで初詣にいくことがなくなり産土の神社で済ますようになった。神主も巫女もいない素朴な地元の氏神様のほうが趣があってどことなくご利益がありそうに思えてくる。 子供のころから見慣れた狛犬のぽかんとした口に小銭の賽銭をいれ人気のない拝殿へ入り、おもむろに鈴をならして神前にぬかずき神様に平穏のお礼を申し上げる。これがいちばんだと思う。 09/01/12 Vol. 124
初日 2009-01-02 15:22:52 | Weblog 新しき歳時記増へて年新た 稲葉朱灯 一日に夜があり朝があるように1年にも終りがあり初めがある。あまりにも強烈な変化のあったおぞましい2008年がようやく終り 09年が明けた。 おそらく今年も不況は続くと思われるが、自然はちゃんと新しい姿に装いを変えてくれた。こんなすばらしい地球に生まれあわせたことに感謝すべきと思う。 これも自分がほどほど恵まれた環境にあるからで、実際不幸な立場にある人にとっては、やりきれないに違いない。それが犯罪に繋がらないことを願う。 09/01/01 Vol. 123