いっせいに花を競いて躑躅山 朱灯
もう幾年も鯖江のつつじ祭を楽しんでいるが、今年の連休は好天にもめぐまれて満開のつつじが見事だった。ちょうど「こどもの日」にあわせて毎年開かれる「つつじ祭」は大変な人出でにぎわっていた。
孫たちも大きくなって興味を持たなくなったので、老二人が惹かれるように行ってみたのだが、年毎にみごとな風景になっており、華やかさと癒しをくれてとても心を和ませてくれた。
花の盛りというのは何の花であれ心を打つものがある。白にみとれ、紅いに囲まれて花の間を足もおぼつかなく巡ってみた。快い疲れとともに家に帰ってからもあのかすかな香りがはなれなかった。
08/05/05 Vol. 105