荒縄に四五人がかり松囲ふ 朱灯
紅葉も盛りをすぎていよいよ日が短くなってきた。
北陸の冬は早い。いろいろなことがあわただしく
なって来た。
畑のものの収穫やあちこちで雪囲いの作業をして
いる風景をみかける。なんとなく雪国独特のせわ
しなさが感じられてどことなくうら寂しい。
通りかかった老人ホームでも1本の松ノ木に四五人
で雪吊をしていた。縄の位置を下にいる職人が指示
をして、みごとな三角錐を作りあげていた。
こうして雪国の風物詩がととのっていく。まだ幾日
かは好天気があるだろうが、日一日と冬が近づいて
いくさまはどことなく侘しい。
10/11/20 Vol. 160
紅葉も盛りをすぎていよいよ日が短くなってきた。
北陸の冬は早い。いろいろなことがあわただしく
なって来た。
畑のものの収穫やあちこちで雪囲いの作業をして
いる風景をみかける。なんとなく雪国独特のせわ
しなさが感じられてどことなくうら寂しい。
通りかかった老人ホームでも1本の松ノ木に四五人
で雪吊をしていた。縄の位置を下にいる職人が指示
をして、みごとな三角錐を作りあげていた。
こうして雪国の風物詩がととのっていく。まだ幾日
かは好天気があるだろうが、日一日と冬が近づいて
いくさまはどことなく侘しい。
10/11/20 Vol. 160