いなモらス

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監督、独紙も稲本を絶賛

2007-08-28 | Eintracht(ina)
フランクフルトのMF稲本潤一(27)は26日、ホームでのハンザロストック戦で今季初のフル出場を果たし、1-0の勝利に貢献した。正確なロングパスで攻守をリードした稲本を27日付のドイツ紙ビルトは、同試合のベストプレーヤーだと評価し、フンケル監督(52)も絶賛。右ひざ負傷のFW高原直泰(28)メンバーから外れた。
稲本は前半1分、右サイドから左サイド前方のMFケーラーへ鮮やかなサイドチェンジ。「あのパスですごく勢いが出てきて、90分通して自分のプレーができたと思います」と稲本。その2分後にケーラーのパスをMFマイヤーが決めて先制。その後も背番号20は同6、13分に連続でサイドチェンジのパスを通し、攻撃のリズムを作った。
同44分には自陣ペナルティーエリアの左から前線へのロングパスでチャンスを作ったが、FWアマナティディスがシュートを打ち損なった。スライディングで何度も相手ボールを奪い、ブルッフハーゲン会長は「彼が守備を安定させた」と絶賛。フンケル監督は「DFラインのはるか前でボールを奪う選手がずっといなかった」とその存在にリーグ3試合で絶大な信頼を置いている。
ビルト紙は2点(最高1点~最低6点)の高い評価。地元紙フランクフルト・ルンドシャウは「稲本は特に前半は相手に全く突破を許さなかった」とチームの課題だった中盤の守備の弱さが稲本の加入で克服されたと伝えた。
[スポーツ報知]

<ブンデスリーガ:フランクフルト1-0ロストク>◇26日◇フランクフルト
フランクフルトMF稲本潤一(27)が、ホームでのロストク戦でリーグ戦初のフル出場を果たし、自らに及第点を付けた。1-0の完封勝ちに「まだ3試合目だけど一番良かったと思う。今日を最低ラインにして、もっと質の高い試合をしていきたい」と話した。クラブの公式サイトでも「稲本が勝利に導いた」とトップで紹介され、早くも中心的存在になってきた。
FW高原が右ひざのねんざで3戦連続欠場する中、稲本がチームを引っ張った。序盤から積極的に攻め前半6分、左からのボールを右にサイドチェンジし攻撃の流れをつくった。「あれで勢いに乗れたし、自分のプレーができた」。守っても相手のパスを何度もカットし、読みの鋭さを披露。6位から4位へ浮上も、ブレーメン、ハンブルガーSVとの連戦を前に「強い相手と、どういう戦いができるか」と気を引き締めた。
[ニッカン]

26日のロストク戦でフル出場したフランクフルトMF稲本が、MVP級の働きと認められた。チーム公式サイトは「稲本が勝利をもたらした」と見出しをつけ「1対1の競り合いに何度も勝ち、ロングパスで攻撃にリズムを与えて非常に大きな仕事をした」と絶賛した。稲本は50メートルのパスを通し、惜しいシュートを放つなど持ち味を発揮。「これまでで一番良い試合だったと思いますし、ここを最低ラインにこれから質の高い試合をしたい」と手応えを口にした。
[スポニチ]

ブンデスリーガ・フランクフルトの稲本は26日、ロストク戦(ホーム)にフル出場。ロングシュートを放つなど1-0勝利に貢献し、「90分、試合に出られたというのが収穫だと思います。しっかり自分とプレーができたと思う」と、充実感を漂わせた。
クラブの公式ホームページは「イナモトがホームの勝利に導いた」と絶賛。ビルト紙の採点はチームトップの2点(6段階で1点が最高)、フランクフルダー・ルントシャウ紙が「彼は試合を安定させる要素だった」というブルッヒハーゲン会長の言葉を報じるなど、おおむね高評価だった。
[サンスポ]

サッカーのドイツ1部リーグ、フランクフルトで今季2人の日本人選手が同じピッチでプレーする。昨季、移籍1年目でチーム最多の11得点を挙げ、欧州リーグの日本人選手最多得点記録を塗り替えた高原直泰(28)と、トルコ1部リーグのガラタサライからドイツに活躍の場を求めた稲本潤一(27)。高原は右ひざの負傷で開幕から3試合を欠場したが、間もなくプレーする見通し。2人に現在の思いを聞いた。
◇「今季も2けた得点を」移籍2年目 高原直泰
--3年半所属したハンブルガーSVから移籍し、1年目で活躍。変化はあったのか。
ハンブルガーSVでは、やりたいことが発揮できなかった。ドイツのDFは大きくて強い。まともにやっていてはかなわない。相手を出し抜く方法を考え、体の使い方が良くなってきた。体の強化も徐々に成果が出てきていると思う。
--昨季は14位。16位以下の3チームが自動降格する中で残留争いをした。
残り15分に大量失点し、勝てる試合をきちんと勝てなかった。今季はいい選手が入った。残留が目標だが、勢いを出せれば上を狙える。個人としては2けた得点が目安。周りとコンビネーションを深めれば、もっと良さを出せると思う。
--自身は得点王になったものの、アジアカップは4位に終わった。
ボールをきれいに回すサッカーを意識しすぎた。一対一で勝負できたところはたくさんあった。相手が1人少ない状態でも誰も前に出て行かず、ボールをつなぐだけでは状況は変わらない。歯がゆかった。言われたことだけをやるのではなく、自分たちで判断できなくてはならない。今の代表のサッカーは自分に合っている。周りが動き、後ろから飛び出してくれる分、FWはよりゴールに集中できる。それがいい方向につながった。
--日本代表は9月3日から、オーストリア遠征で2戦を予定している。
自分たちがベストの状態となる日本の試合ではなく、欧州でコンディションのいい相手と対戦するのは、プラスになると思う。自分が行けるか分からないが、ここのチームで点を取りたいという思いが自然に代表につながっていけばいい。
◇「もっと前で絡みたい」トルコから加入 稲本潤一
--海外7年目のシーズン。イングランドの5年、トルコの1年の経験はどう生きているか。
イングランドはロングキックで押し上げ、こぼれ球を拾う。縦への動きが機敏で、攻守の切り替えの速さを経験できた。トルコのガラタサライでは、相手が引いて守ってのカウンターが多かった。カウンターへの対応や、相手守備が整わない時にボールを散らすことをやってきた。
--新天地フランクフルトは高原が所属する。
新しいチームに入ることには慣れている。施設など環境は素晴らしい。ドイツ人が日本に興味を持ってもらうことはうれしいし、2人で活躍したい。
--ドイツサッカーの印象は。
もう少しスピーディーなプレーをすると思っていたが、足元でつないでしっかり前に持っていく。ギャップは感じるが、つなぐ方が自分としてはやりたいサッカー。監督には真ん中のポジションが一番やりやすいと伝えた。両サイドの選手を生かすため、サイドチェンジをやっていきたい。トルコの時より、もっと前で絡みたい。
--今季の目標は。
フランクフルトに来たことは自分にとってステップアップ。最終的に、すべての試合に出たい。そこで得点や守備で活躍し、チームが残留争いをしないことが大事だと思う。
--7月のアジアカップは招集されなかった。
代表に入りたい気持ちはあるが、所属チームで試合に出ていないと選ばれることはない。ここで90分間戦える選手になって代表にいくことが一番理想的だと思う。ヨーロッパで試合を経験し、選手の激しさとかを若い選手に伝えられるかも知れない。
[毎日新聞]