日本１－０バーレーン Ｗ杯最終予選

サッカー日本代表は２８日、埼玉スタジアム2002でワールドカップ（Ｗ杯）・アジア最終予選第５戦のバーレーン戦に臨み、中村俊のゴールで１－０の勝利を収めた。この勝利で勝ち点を１１とし、Ｗ杯本大会出場に大きく前進した。

　日本は序盤からボールを支配するが、引いたバーレーンを相手に攻めあぐね、決定的なチャンスを作れない。田中達、大久保らＦＷがシュートを放ち、中村俊のセットプレーからゴールを狙ったが、得点には至らず、０－０のまま試合を折り返した。

　試合が動いたのは後半開始直後。４７分、ゴール中央で得たＦＫから中村俊が決めて日本が先制する。その後も日本は攻撃の手を緩めることなく、バーレーンゴールに迫る。内田の強烈なシュートがクロスバーに嫌われるなど、追加点を挙げることはできなかったが、１点差で逃げ切り貴重な勝ち点３を手に入れた。

　勝ち点を１１とした日本は、この日試合のないオーストラリア（勝ち点１０）をかわし、グループ１の首位に立った。４月１日にはバーレーン対カタール、オーストラリア対ウズベキスタンの２試合が予定されている。日本は６月６日、アウエーで第６戦のウズベキスタン戦に臨む。

＜日本代表メンバー＞
ＧＫ：1 楢崎正剛
ＤＦ：2 中澤佑二（Cap）、4 田中マルクス闘莉王、15 長友佑都、6 内田篤人
ＭＦ：10 中村俊輔、7 遠藤保仁、17 長谷部誠→12 橋本英郎（後半31分）
ＦＷ：11 玉田圭司→8 松井大輔（後半34分）、16 大久保嘉人、9 田中達也→13 岡崎慎司（後半42分）

サブ：18 都築龍太、3 駒野友一、5 阿部勇樹、14 中村憲剛
[スポナビ]

リバプール、逆転Ｖに望み 勝ち点差１

＜プレミアリーグ：リバプール５－０アストンビラ＞◇２２日◇リバプール
　リバプールが大勝した。イングランド代表ＭＦスティーブン・ジェラード（２８）がプレミアリーグ初のハットトリックを記録すれば、ＧＫペペ・レイナ（２６）はクラブ歴代最短となる１９７試合目で１００完封を達成した。２位に浮上し、首位マンチェスターＵとの勝ち点差を１に詰めた。

ジェラードが４ゴールに絡み、逆転Ｖに望みを残した。前半８分にＦＫキッカーとして先制点の起点となると、同４０分にＰＫからチーム３点目を奪った。後半５分にはＦＫのサインプレーからミドルシュートを、同２０分には再びＰＫを決めてハットトリック。首位マンＵに勝ち点１差とし、「相手は残り試合に全勝する力がある。プレッシャーをかけ続けることが重要だ」と話した。
[ニッカン]

稲本は出場機会なし

ドイツ・ブンデスリーガは現地時間21日（以下現地時間）に第25節の試合が行なわれ、長谷部誠と大久保嘉人が所属するヴォルフスブルクはアウェイでビーレフェルトと対戦し、３対０で勝利した。また、稲本潤一の所属するフランクフルトはアウェイでレヴァークーゼンと対戦し、１対１で引き分けた。

ベンチスタートとなった大久保は、３対０とリードして迎えた90分から短い時間ながら途中出場を果たした。一方、長谷部と稲本はベンチ入りしたものの、ともに出場機会はなかった。

両チームの次節は４月４日、ヴォルフスブルクはバイエルンと、フランクフルトはコットブスとそれぞれホームで対戦する。
[ＩＳＭ]

Ｗ杯予選日本代表 バーレーン戦に楢崎ら復帰

日本サッカー協会は１９日、ワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選Ａ組のバーレーン戦（２８日・埼玉スタジアム）に臨む日本代表２４人を発表し、昨年１１月のＷ杯最終予選のカタール戦前に左足首を負傷したＧＫ楢崎（名古屋）のほか、ＤＦ阿部（浦和）ＭＦ金崎（大分）ＦＷ矢野（新潟）が復帰した。

欧州組はＭＦ中村俊（セルティック）ら４人で、ＭＦ稲本（フランクフルト）は外れた。常連のＧＫ川口（磐田）ＦＷ巻（千葉）も選ばれなかった。

チームは２４日に集合し、千葉県内で合宿を開始する。日本は２勝２分けの勝ち点８でＡ組２位。バーレーンは勝ち点４の３位。勝ち点１０でＡ組１位のオーストラリアは２８日に試合がなく、日本は４月１日の試合日にゲームがない。
[スポニチ]

リバプール、ベニテス監督と契約延長

サッカーのイングランド・プレミアリーグ、リバプールでの去就問題が浮上していたラファエル・ベニテス監督が、同クラブと２０１４年までの契約延長にサインしたことが分かった。 ベニテス監督は、クラブの公式サイト（www.liverpoolfc.tv）で「私の心はリバプールと共にある。新しい契約にサインしうれしい」とコメントし、長期にわたってクラブの指揮を行うと明言した。
[ロイター]

「６月こそ」稲本が代表復帰誓った

２８日のＷ杯最終予選バーレーン戦メンバーから外れたフランクフルトのＭＦ稲本が日本代表復帰を誓った。１５日の練習後「今回は呼ばないと連絡があった。試合に出ていないことが原因だと思う。残念だけど、６月に入れるようしっかりやりたい」と話し、６月の３試合を見据えた。１―１と引き分けた１４日のホーム・ホッフェンハイム戦はベンチ入りも出番なし。「自分のチームでしっかり出ることが代表につながる」と話した。
[スポニチ]

マンチェスターＵ４－１リバプール

イングランド・プレミアリーグは現地時間14日、７試合が行なわれ、首位マンチェスターＵはホームで３位リヴァプールに１対４と大敗を喫した。ロイター通信が報じている。

マンＵは23分にクリスティアーノ・ロナウドのPKで先制したまではよかったが、５分後にリヴァプールのフェルナンド・トーレスに決められて追い付かれると、そこからあれよあれよと失点。44分にジェラードのPK、77分にはアウレリオのFK弾、そして90分にもドッセーナにゴールを割られ、終わってみれば４失点。３失点目の直前にヴィディッチを退場で失っていたとはいえ、リーグ戦で16試合無敗、14試合連続無失点記録を達成した守備陣からは想像もできない姿で試合を終えることとなった。

一方、ミッドウィークにはレアル・マドリー（スペイン）を下してチャンピオンズリーグ準々決勝進出も果たしていたリヴァプールは、この日の逆転勝利で暫定２位に浮上して再び優勝戦線へ。現在１試合消化の少ないマンＵと勝ち点４差と依然厳しい状況は続くが、ジェラードが「重要なのは差が小さくなっていること」と語るように、奇跡の逆転優勝に向けて希望の灯がともってきている。

このほか、５位アーセナルはホームで15位ブラックバーンに４対０と大勝。新加入のアルシャヴィンが２得点を挙げる活躍を見せている。６位エヴァートンは16位ストーク・シティを３対１で退け、９位ウィガンも敵地で13位サンダーランドに２対１と勝利を収めた。10位フルハムは11位ボルトンとのアウェイ戦を３対１とモノにし、14位ハル・シティ対17位ニューカッスル、19位ミドルスブラ対18位ポーツマスは、それぞれ１対１のドローに終わった。
[ＩＳＭ]

稲本は出場機会なし

ドイツ・ブンデスリーガは現地時間14日（以下現地時間）に第24節の試合が行なわれ、稲本潤一の所属するフランクフルトはホームでホッフェンハイムと対戦し、１対１で引き分けた。また、小野伸二が所属するボーフムはホームでバイエルンと対戦し、０対３で敗れている。

稲本はベンチ入りしたものの出場機会のないまま試合終了を迎えた。一方の小野はベンチ入りせず、こちらも欠場となっている。

ボーフムの次節は20日、敵地でボルシアMGと対戦する。フランクフルトは21日にレヴァークーゼンとのアウェイ戦に臨む。
[ＩＳＭ]

稲本代表構想外 ボランチは遠藤＆長谷部

フランクフルトのＭＦ稲本が“岡田構想”から外れた。日本協会は１３日、セルティックのＭＦ中村、ボルフスブルクのＦＷ大久保、ＭＦ長谷部、サンテチエンヌのＭＦ松井の４人に、Ｗ杯アジア最終予選のバーレーン戦（２８日、埼玉）に招集する可能性があるという旨のレターを送った。稲本は２月１１日のオーストラリア戦で発熱と下痢の症状があったためベンチ外となったが、今回はフランクフルトでも試合に出ている状況でメンバーから漏れた。これで、岡田ジャパンのボランチはＧ大阪の遠藤と長谷部で固定されることになった。

海外組は２４日までに全員が帰国できることから、代表合宿は２４日からスタートする見通し。岡田監督は「メンバーを急激に変えるつもりはない。フィールド２０（人）、ＧＫ３（人）くらいでいく」と話した。
[スポニチ]

チームの勝利貢献に気を引き締める稲本

フランクフルトのＭＦ稲本が、１４日のホッフェンハイム戦へ気を引き締め直した。８日のビーレフェルト戦では前半のみの出場に終わり「無難にこなしてたとは思いますけど…」と交代に戸惑いもあるが「他人が見ても存在感があるプレーを見せる必要がある」と前を向く。２１日にレバークーゼン戦も控えており「下との差も詰まってきているし、その２戦でしっかり勝ち点を取らないと」とチームの勝利に貢献する。
[スポニチ]