稲本が開幕戦に手応えをつかんだ。ケルスターバッハ戦は1ボランチとして前半45分だけのプレーだったが、安定した守備と正確な球さばきを披露した。得意のロングパスからチャンスもつくり「自分が特に意識しているプレー。サイドの選手も分かってくれるようになった」と納得の表情を見せた。11日の開幕戦は先発出場が確実な状況だ。一方で負傷した高原には「残念。早く治して戻ってきてほしい」と気遣っていた。
[ニッカン]
ドイツ・ブンデスリーガは10日にシュツットガルト―シャルケ戦で開幕する。今季、MF稲本潤一(27)が移籍したフランクフルトは11日にホームでヘルタと対戦。稲本はボランチでの先発が確実で、日本代表でのレギュラー争いも視野に、本職のポジションで勝負をかける。
ヘルタとの開幕戦を2日後に控えた9日、稲本は約2時間の練習に汗を流した。ピッチの4分の3を使ったフォーメーション練習ではレギュラー組のダブルボランチの一角でプレー。稲本がこだわりを持つポジションでの先発は確実となった。
フンケル監督はオフに稲本を獲得した際に司令塔での起用も示唆していた。しかし、キャンプ中に稲本がボランチでのプレーを指揮官に直訴し、そこでボランチに固定されたいきさつがある。「いい感じでコンディションを持ってこられた。合宿と練習試合を重ねてきたので、いい状態で開幕に臨めると思う」
本職にこだわったのは決意の表れだ。オシムジャパンになって初めて招集された6月5日のキリン杯コロンビア戦ではトップ下で起用され、チームにフィットせずに45分で交代させられた。本来の力を発揮できずに、悔しい思いをしただけに、ボランチで勝負したい気持ちはこれまで以上に強い。
日本代表がアジア杯を戦っている間に、着実にチーム内の信頼を得てきた。激しい守備に加えて、効果的なサイドチェンジ、機を見たオーバーラップは攻撃の起点ともなり、もはや不可欠な存在となっている。
「代表のことは意識せずに、今はチームで結果を出すことを考えたい」。オシムジャパンでの次の招集は9月のオーストリア遠征が有力。まずは、各国の代表クラスが集まるブンデスリーガで「ボランチ稲本」をアピールする。
[スポニチ]
アマチュアチームとの練習試合で、フランクフルトに所属するもう1人の日本人、稲本潤一(27)は守備的MFとして前半だけ出場した。試合は6―1の圧勝。雨の悪条件を気にせず、安定した正確な球さばきを披露。得意のロングパスで好機を演出する場面もあった。「ロングボールは初めからすごく意識してやってます。サイドチェンジは自分の特徴でもあるので、出していきたい」開幕スタメンへ意気込んでいた。
[スポーツ報知]
[ニッカン]
ドイツ・ブンデスリーガは10日にシュツットガルト―シャルケ戦で開幕する。今季、MF稲本潤一(27)が移籍したフランクフルトは11日にホームでヘルタと対戦。稲本はボランチでの先発が確実で、日本代表でのレギュラー争いも視野に、本職のポジションで勝負をかける。
ヘルタとの開幕戦を2日後に控えた9日、稲本は約2時間の練習に汗を流した。ピッチの4分の3を使ったフォーメーション練習ではレギュラー組のダブルボランチの一角でプレー。稲本がこだわりを持つポジションでの先発は確実となった。
フンケル監督はオフに稲本を獲得した際に司令塔での起用も示唆していた。しかし、キャンプ中に稲本がボランチでのプレーを指揮官に直訴し、そこでボランチに固定されたいきさつがある。「いい感じでコンディションを持ってこられた。合宿と練習試合を重ねてきたので、いい状態で開幕に臨めると思う」
本職にこだわったのは決意の表れだ。オシムジャパンになって初めて招集された6月5日のキリン杯コロンビア戦ではトップ下で起用され、チームにフィットせずに45分で交代させられた。本来の力を発揮できずに、悔しい思いをしただけに、ボランチで勝負したい気持ちはこれまで以上に強い。
日本代表がアジア杯を戦っている間に、着実にチーム内の信頼を得てきた。激しい守備に加えて、効果的なサイドチェンジ、機を見たオーバーラップは攻撃の起点ともなり、もはや不可欠な存在となっている。
「代表のことは意識せずに、今はチームで結果を出すことを考えたい」。オシムジャパンでの次の招集は9月のオーストリア遠征が有力。まずは、各国の代表クラスが集まるブンデスリーガで「ボランチ稲本」をアピールする。
[スポニチ]
アマチュアチームとの練習試合で、フランクフルトに所属するもう1人の日本人、稲本潤一(27)は守備的MFとして前半だけ出場した。試合は6―1の圧勝。雨の悪条件を気にせず、安定した正確な球さばきを披露。得意のロングパスで好機を演出する場面もあった。「ロングボールは初めからすごく意識してやってます。サイドチェンジは自分の特徴でもあるので、出していきたい」開幕スタメンへ意気込んでいた。
[スポーツ報知]