サッカー日本代表のイビチャ・オシム監督(65)は30日、4月と5月に実施を計画している短期合宿では、招集選手を少数に限定する考えを明かした。これまでは毎回のように新たな選手を呼んで競わせてきたが、今年の最大目標とする7月のアジア杯(ベトナムほか)に向け、早くも国内組の絞り込みに突入する。
もはや毎週恒例となった、コーチ陣を東京・JFAハウスに集めての金曜ミーティング終了後。オシム監督が、3連覇を狙うアジア杯に向けた強化計画の一端を口にした。
「合宿? 人数はなるべく少なく、適正な方がいい。少ない人数で、ある程度のコア(核)を固めていくことになる」
少数精鋭を予告だ。2-0で勝った24日のペルー戦(横浜国)後、次の代表招集予定が6月上旬のキリン杯2試合と期間が空くため、4月中旬と5月中旬に2度の国内短期合宿を計画する。昨夏の就任後、通算50人もの選手を代表に呼んで試してきただけに、また多くを呼ぶかと思いきや、まったくの逆。「自分が代表に呼ばれて当然と思う選手が多くなると困る」。今後はおなじみの“サプライズ招集”は減少することになる。
「共通の目標に向かう組織づくりをする」とオシム監督。ペルー戦ではMF中村俊輔(セルティック)、FW高原直泰(フランクフルト)の欧州組2人が初合流し、ともに期待通りの活躍。キリン杯ではさらにMF稲本潤一(ガラタサライ)らの合流も確実だ。これまでは多くの選手をテストすることもテーマだったが、国内組は20人程度に絞り込んでの強化に集中。29日に離日した俊輔も望んだ「土台」の確立に努めることになる。
「キリン杯後には(改めて)代表メンバー発表をしなくてもいいような形が望ましい」。オシム・ジャパンの中心陣容が、早くも完成形へと向かう。
[サンスポ]
もはや毎週恒例となった、コーチ陣を東京・JFAハウスに集めての金曜ミーティング終了後。オシム監督が、3連覇を狙うアジア杯に向けた強化計画の一端を口にした。
「合宿? 人数はなるべく少なく、適正な方がいい。少ない人数で、ある程度のコア(核)を固めていくことになる」
少数精鋭を予告だ。2-0で勝った24日のペルー戦(横浜国)後、次の代表招集予定が6月上旬のキリン杯2試合と期間が空くため、4月中旬と5月中旬に2度の国内短期合宿を計画する。昨夏の就任後、通算50人もの選手を代表に呼んで試してきただけに、また多くを呼ぶかと思いきや、まったくの逆。「自分が代表に呼ばれて当然と思う選手が多くなると困る」。今後はおなじみの“サプライズ招集”は減少することになる。
「共通の目標に向かう組織づくりをする」とオシム監督。ペルー戦ではMF中村俊輔(セルティック)、FW高原直泰(フランクフルト)の欧州組2人が初合流し、ともに期待通りの活躍。キリン杯ではさらにMF稲本潤一(ガラタサライ)らの合流も確実だ。これまでは多くの選手をテストすることもテーマだったが、国内組は20人程度に絞り込んでの強化に集中。29日に離日した俊輔も望んだ「土台」の確立に努めることになる。
「キリン杯後には(改めて)代表メンバー発表をしなくてもいいような形が望ましい」。オシム・ジャパンの中心陣容が、早くも完成形へと向かう。
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