ランパード、チェルシーとの契約交渉を延期

現地時間９日（以下現地時間）、チェルシー（イングランド）との契約延長交渉が続くイングランド代表MFフランク・ランパードが、プレー面での影響を考えて交渉を今季終了まで延期すると語った。ロイター通信が報じている。
チェルシーとの契約が残り２年となるランパードは、ここまで数カ月にわたってチェルシーと契約延長交渉に臨んできたが、いまだ決着はみていない。そんななか、自身の携帯電話向け番組『フランクTV』で現在の心境を語った同選手は「私の望みはチェルシーに残ることだ。だけど、交渉は延期にしたいとクラブに話した」と述べると、「ピッチでのパフォーマンスを何物にも取り乱されたくないんだ」と続けた。
また、「私には２年の契約が残っている。本当にシンプルに引退するまで残留したいし、交渉がうまく進んでくれることを望んでいる。今季終了後にはそうなっているかもしれないよね」とも話したランパード。最後は「お金の問題じゃないんだ…。これは私のキャリアにおいて最大の契約になるし、恐らく最後のもの。きちんと決着を付けたい」と締めくくっていた。
なお、12日にプレミアリーグの開幕戦を迎えるチェルシーは、ホームでバーミンガムと対戦する。
[ＩＳＭ]

アーセナル、ＤＦギャラスが新主将

サッカーのイングランド・プレミアシップ、アーセナルは９日、バルセロナに移籍した前主将のティエリ・アンリの後任として、フランス代表ＤＦウィリアム・ギャラスを新主将に任命したと発表した。
ベンゲル監督は、ギャラスの経験値の高さが選任の理由と述べ、副主将にジルベルトとコロ・トゥレの名前を挙げた。
来週３０歳になるギャラスは昨年８月にチェルシーから移籍。最初のシーズンはけがに苦しんだ。
[ロイター]

１１日ヘルタ戦稲本は先発へ

ブンデスリーガ・フランクフルトの日本代表ＦＷ高原直泰（２８）が、１１日のリーグ開幕・ヘルタ戦（ホーム）を欠場することが９日、決まった。７日の練習試合で右ひざをねんざした高原について、フンケル監督はこの日、「高原は土曜のヘルタ戦に出場しない。ベンチ入りもしない」と明言した。ただ大事には至らなかったようで、クラブ関係者も「心配していたより悪くない。数日休養すれば大丈夫」と説明。２戦目となる１８日のビーレフェルト戦（アウエー）には間に合いそうだ。
一方、ＭＦ稲本潤一（２７）は先発が決定的。ビルト紙は「新戦力のＭＦマハダビキア、稲本が中盤を活性化する」と分析した。
また、同紙はシーズンチケットが、クラブ史上最高の２万６６００枚売れていると報じ、期待の高さを伝えた。
[サンスポ]

フランクフルトのＦＷ高原直泰（２８）とＭＦ稲本潤一（２７）との共演の先延ばしが確定した。ブンデスリーガは１０日に開幕する。１１日にホームでヘルタ・ベルリンと対戦するフランクフルトのフンケル監督は９日、開幕直前の記者会見を開いた。
７日にアマチュアチームとの練習試合で右ひざをねん挫した高原について「３、４日安静にさせる。練習合流は来週の火曜日（１４日）から」と明言し、開幕戦は出場させない意向を示した。高原はこの日の練習にも姿を見せず、マッサージなどの治療を行っているという。
一方、新加入の稲本はレギュラー組として練習。前日に散髪し「さっぱりして開幕を迎えたいから」と笑顔を見せた。ドイツのサッカー専門誌などから「稲本加入でＤＦも安定。ロングパスで攻撃力もアップする」と評価を受けている。先発出場も濃厚だが、高原不在については「残念です。これまでしっかりチームとして合わせてきてるから、いつ復帰しても大丈夫」と気遣っていた。
[スポーツ報知]