20世紀後半から、「自然との共生・共存」の重要性を学ぶようになった ・・・・ 確かに! 自然はときに大きな災害をもたらす。 「不都合な自然」だ。 ウィルスも「自然」のひとつ。 あるウィルスは人間の生命世界を支える役割も果たす・・と言う視線も必要。 が、「この不都合な自然を野放しにしておいたのでは、社会は共存できないほど破壊されてしまう。 ウィルスと戦うのではなく、共存する方法を見つけることが私たちの課題である。
‥‥・・以上は昨日4月19日東京新聞の「時代を読む 内山節」氏の文を私なりに解釈したもの。 「ウィルスとの共存」・・・・・? 「感染した人が安心して療養できる社会」つまり、 「人に移さない療養場所」 「医療支援」 「経済的損失を支えあう社会、コミュニティ」・・・ナルホド。 こういうのが山中氏のいう「ウィルスとウマク付き合う術(スベ)」なのかなぁ? 先が見えない今回の”禍”。 凡人たる私はナニをとっても「治療法を見つけることが最重要だと思ってしまう。 対ウィルスとの闘いだと。 私は内山氏の意見に反対するのでなく、 ソコまで考えが及ばない。 深淵なお考えに、広いウツワに感嘆している次第。 目前の課題の後ろにあるものにも目を向ける・・・。 我が初めての歴史的事象を前にオロオロする私。
マルタ・バレッタの街中広場にあった「黒死病に襲われている町」と題した一角…まさか、出現するとは! 見た目はあんなにオドロオドロしくはないけれど・・・。