幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

イギリス・チェスターの運河、ウェールスの水道橋・ポントカサルテ

2013-02-24 13:18:52 | 日記

10余年前、英国南部ボーンマスでの2週間の熟年コースの英語研修に味をしめて、翌年、今度はリバプール近くのチェスターで2週間、同じような体験をしました。2週間の語学研修で英語力がアップするか否かは個人の努力次第。が、毎日、同じメンバーと数時間を共にし、午後の遠足(?)を楽しんだことは、私のその後の生活に画期的な変化をもたらしました。クラスメイトを尋ねて再会したり、クラスメイトが来日したり、ステイ先の家族が来日したり・・・。
が、今回は前回の約束どおり、運河について・・・。
私のステイ先はチェスターの城壁のスグ外側。家を出て突き当たりが運河、というよりカナルボートが停泊している運河の一角。少し離れた所を運河は流れていました。この一角を数分歩くと城壁の下に出て階段を登って城壁に。城壁(?)をコレマタ数分歩いたところに学校がありました。平坦なイギリスにとって、「運河」は物流手段としてはとても便利な道。産業革命勃発の地、イギリス全土に数多く張り巡らされていることを知り、是非見たいものと思っていましたが、こんなに身近にあるとは! 毎日、嬉々として通学しました。水の溜まり場なので、お世辞にもキレイな水とは言えません。ゴミが浮かんでいます。真っ白でない白鳥・アヒルがタムロしている。が、停留しているイクツかのカナルボートは生活臭が十分。一度、水門を開けてドコからか入ってきたボートにも遭遇。手動のハンドルを回して水門を閉めて水量を増やして停泊所に入ってきたらしく、私が見たときは?? 記憶喪失です。カナルボートの入り口ドアの絵は決まっています。「お城とバラ」。まるで銭湯の「富士山の絵」のようにベタなタッチで面白いと思いました。私はこのパターンのトレイか何かを欲しいと思いましたが見つかりませんでした。
 この時のエクスカーションでウェールズへ行き、途中でカナルボートクルーズを楽しみました。ボートは水面スレスレに静かに進み、目もくらむような水道橋をも航行したのです!! 目の下、谷底のようなところをデー川が流れていました。私、タイヘン興奮いたしました。
数年後、友人たちが自由な旅をしたいとのことで、私設旅行店を開業。その際、再訪。私はマタも大感動! 友人の一人はローストビーフを挟んだサンドイッチの味が忘れられないと! ボートに乗っているだけでツマンナカッタ友人もいました。十人十色です。が、この時の水道橋が世界遺産に登録されたというニュースをネットで読み、私はカナルボートクルーズの会社のビルに祝電を! 今、なお、航行可能な水道橋ということでの登録とのこと。“Can I be proud of my foresight?”と付け加えると“You can indeed be proud of your foresight!!”と返信が。私のミスで彼にはお世話になったのでした。
その後、フランスのポン・デュ・ガールの水道橋を歩きましたが、船で渡った ポントカサルテの水道橋は私にとって特別です。 


昔の人はスゴイ!

2013-02-19 00:40:30 | 日記
前回からひと月以上経ってしまいました。募集期間ゆえに忙しくて・・・と言いたいですが、その件については全くヒマです。当教室には、例年、春休み近くなってから「お問い合わせ」があるので「こんなモノ」とノンビリしています。イエイエ、内心、焦っていますがネ。私自身、募集はTVCM任せ。「相変わらずセンスないCM・・」と文句言いつつ・・。  

日曜日、オケの「歩こう(ル)会」に参加して玉川上水沿いを羽村から数時間歩いてきました。川の流れはホボ、歩調と同じ。駅の階段が一番急な落差という事前説明のとおり、平坦な道でラクでしたが、翌日、膝の裏に違和感が。膝の上下運動より前後運動が多かった結果でしょうか? 今回は最近入団した若手女性を誘っての参加。会長ドノもお喜びであろう・・と勝手に手柄を立てた気分! 

所々で鴨の小さな群れに遭遇。が、鯉もイ~ッパイ! 水の中の鯉は大きく見えるとは言え、マルマルとした大きな鯉の群れが、木陰になった川底でジッとしている様は少々不気味でした。

私、玉川上水についての碑を読んでイマイチ納得できず、帰宅後にウィキペディアをチェック!(私はいつも帰宅後に調べる。行く前にすれば良いのに・・。)
玉川上水は羽村から江戸まで全長43キロ、標高差100メートル。幕府が計画立案1652年、工事実施の命が下ったのは1653年の正月。着工が同年4月、四谷大木戸までの本線開通が11月15日。(1653年2月10日着工、翌年8月2日本線開通とする史料もある由。)

最初、納得できなかったこと、そしてヤハリ驚いたことは、この間に工事中断・進路変更もあったのに1年足らずで完成したというコト。信じられない! 全て露天掘りだったそうだが、それにしても・・・。 信じ難いのは工事の速さ。今の政治家は、工事関係者はナニをしているのだ!・・・と拳を上げたくなるくらい! 私が興味を持っていなかったからなのか、この件については聞いたこともなかった。

私、人工的水路にはカナリ興味があります。2週間の英語研修クラスに参加したイギリスのチェスターには運河があり、私は運河沿いを歩き、城壁を歩いて通学しました。帰国前日、ステイ先のエドナが訪ねました。「貴女はチェスターで何が一番印象的だった?」即刻、答えました。「運河!」 「あらっ、初めてヨ。そういう人・。」

この話はまた別の時に・・・。