幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

相変わらず、待ち・・・・

2013-04-30 13:17:47 | 日記
世の中はGW。景気回復の兆しあり・・で、なにやら、久々に活発な気配。が、私は時流とは無縁。 いつもより空いているスーパーをウロツキ、雑草がチラホラする庭の草とりをしたり、野菜の苗を植えたり・・・。

お父さんと子どものお買い物・・・ママは? BQ用の食材コーナー。 子どもが小学生のころ、遠くの川原を目指して出発。が、渋滞にウンザリしてサッサと道路わきの川原へ下りてBQ開始。卓上コンロの上に鉄板をおいてのBQだったけれど、子どもたちはパンツ一丁になって嬉々として川でバシャバシャ。魚とりに興じた・・のではナイけど。 

草とりをしていて感心すること。雑草って見つからないように隠れて生えている! 賢い! 似た草の中で紛れて生えている。 これって、単なる私の見落とし?? 今の我が庭、ビオラとルッコラが、ニラと水仙の葉が、ミツバとセリが混生中。アスパラも時々、スクッと伸びています。

バラもデルフィニウムを咲いていますよ!

キュウリやトマトを植える度に心配する。 食べ切れなかったらどうしましょう?
幸か不幸か、結果的には心配無用。 取立てのキュウリのみずみずしさは格別! 取り忘れた大きなキュウリの皮が柔らかいことに感激したものだ。 セコイ話でお恥ずかしいけれど、一日分、長く大きくなったら、一食分、賄える??? ヨーロッパのキュウリのように、少しづつ切って消費可能。

今日から3日間は平日だけど、どこかノンビリしたいつもながらの黄金週間。 これから始まるかも知れないチョット大変かもしれない日々・・まだ内緒・・・に備えてトロトロ行こうかな。

ブリティッシュヒルズからの帰りのバスで・・・

2013-04-15 18:00:56 | 日記
思いがけない出会いがありました・・・と言ったら不謹慎かもしれませんが。 
 「イヨイヨ、カボチャのお馬車ネ!]と言いつつ、バスに乗り、後の窓の向こうで手を振ってくれている紳士たちに手を振りつつ、もうイイのに・・・。バスの運転者さん曰く、「バスが見えなくなるまで手を振ってますよ。」 最後まで、ホスピタリティは抜群です!

乗っているのは私だけ。少しづつ、運転者さんとお喋りが始まりました。 興奮冷めやらぬ私は、ブリティッシュヒルズの素晴しさを言い、多くの人が体験するとイイのに・・と。運転手さんは中に入ったことがない由。そして、「アレでお客さんが減ったようですヨ。」

福島で「アレ」と言えば一昨年の大地震。「風評なんだよネ。」 私自身は「白河」、つまり福島の中通りである白河は放射線濃度も通常であると認識。またブリティッシュヒルズのHPで定期的に線量を記し安全である旨を言ってます。が、イロイロな考え方があるでしょう。話をしているうちに、あるところで聞きなおしました。「双葉町? 原発の・・・?」

彼は双葉町で被災された方でした。当日の話、直後、原発爆発の話・・・息を呑むような話。私にとっては初めて直に聞く話。ご家族皆さん無事だったとのことに安堵しましたが、無事を確認するまでの何日か、心中を察するに余りあります。

今はお嬢さんが住んでいらっしゃる白河に移られ、大型免許を取得し、送迎バスの運転手をなさっているわけです。お若いころは鮪を獲りに遠洋へ、最近は近海の漁をなさっていたそう。「岡に上がった河童だよ。 だけど、海はコワイ! もう、イヤだ!」

私自身も海は大好きでしたが、アレ以来、「好き」より「畏敬の念」の対象に。「太平洋」とはナント皮肉な命名でしょう。マゼランが初の横断をした際、好天に恵まれての命名だそうですが、大嵐にでも出会っていたらドンナ名前が付いたのやら・・・。

時折、双葉町のご自宅を見に帰るそうですが、「アレは鼠の家だよ! 絨毯もかじられている。臭いがスゴイ・・・。もう、住めないなぁ、あの家には・・。」 生まれも育ちも双葉町とのこと。 お気の毒です。 口惜しいでしょう。が、何度も何度もおっしゃってました。「前向きに行かなきゃならないよ。」 

彼は59歳とのこと。健康のためにウォーキングをして居る人は多いけれど、仕事を選んでいて働いてない人が多いんだよネ・・・という彼の言葉が気になりました。 私は丹念に手入れがなされているブリティッシュヒルズの庭や雑木林、自然環境の管理が、そういった方たちがなされば・・・なんてジツに勝手に思いました。サッキまで庭師の方々と話していたので・・・。

「私みたいなモノは何をしたらイイでしょうか? ボランティア・・と言っても何をしていいのかワカラナイ・・・」「ナニもないよ。」「ガンバッテ下さい・・・なんて、トテモ言えない。」 新白河駅に着いて、「お元気で。握手して下さる?」 軍手を取って握手をして下さいました。そして、めがねを取って・・・まで、私は見ました。車を降りてスグに振り返ることは出来ませんでした。

お名前存じません。「桜交通」の運転手さん、大切な奥様とどうぞお元気でガンバッテください。仰るとおり! 前を向いて歩いていけばイイこともあるハズ。 震災後、お孫さんが生まれたそうでしたね! 今まで同居してらしたお母さまは、新しい土地よりも、近所の人を選ばれ、今や、自立なさっている由。さすが! 「前向き」って素晴しい!




ブリティッシュ・ヒルズ

2013-04-13 21:50:21 | 日記
退屈だった春休みの終わり、衝動的に2泊3日で英国に行ってきました!? 「福島」にある「ブリティッシュヒルズ」という、「中世英国のテーマパーク」です。キャッチフレーズどおり「パスポートのいらない英国」。拙宅からホボ4時間後には入国(?)していました。チカイ! 

ココは立派なホテルでもありますが、私は2泊3日のグループ別英語レッスンを希望。2週間前までに申し込むべきを、ダメモトで、ネットで申し込み、翌日午前中にOKとの回答。ナントその翌日、午後には「英国」にいた次第。我が非常識を恥じつつ、スタッフのご好意に感謝して中世のイギリスの荘園館の客人となりました。

新幹線と送迎バスを乗り継いで4時過ぎにマナーハウス着。背の高い若い英国(系?)紳士数人のお出迎えや、小さな古いボストンバッグを持って下さったことは恐縮の極み! 私、B&B専門ですから。チェックイン後は、身長2メートル近いマイクが館内を案内してくれました。建物も調度品も豪壮・重厚のひと言です。立派な椅子の脚を指さして“lion's foot”と。「あら、コチラには“ネコ脚 cat's foot"って言うの家具の脚があるのよ!」と。ホテル・レストランのスタッフはワーキングホリディを利用して最近来日した若者が多いとのこと。「桜を見たい!」という3ヶ月前に来日したウェイトレス嬢もいました。

研修は2日目に90分クラスが4コマ、3日目午前中に1コマのクラスと早めのランチをしながらのクラスが1コマ、計6クラス、異なる先生が相手をして下さいました。AETやJETプログラムで日本の学校で英語を教えた経験のある方が多く、私の担当は英国と英国連邦、英連邦だった国の出身の方でした。さすが、ブリティッシュ! 
グループレッスンを希望したのに、生徒は私のみ。それを知り、一瞬、不安が過ぎりましたが、私、「異国」にいるとハジケル・・・との友人評。十二分に楽しめました。「研修」として得たものも多々。恥を書いてもドンマイ! 誰に遠慮することなく質問も可能。お喋りな私は「課題」を脱線しまくりました。Sorry! クラスルームとして使ったお部屋も素晴しい! 座り心地の良いしっかりしたソファ。眠くなりませんでした。

マナーハウスは前述のとおりですが、宿舎として滞在した建物・ゲストハウスも立派!チューダー朝、スチュワート朝、農家風・・と何棟もありました。どれも、イギリスで建築し現地の棟梁(?)のOKを得てから解体。船で輸送し、あらためて福島の山中に運んで日英職人が共同で組み立てた由。20年前、バブル華やかな時代に、黒々とした重厚な木組・梁・漆喰・・の建物の再建! コレが2時間目のお喋り内容。課題逸脱、ゴメンナサイ。 

3日目の先生はマンチェスター出身。私はチェスターの話を、彼はリバプールとマンチェスターのライバル物語を。運河と水道橋の話も。お互いにとても盛り上がりました!
申し訳なかったのは「紅茶のクラス」。私、鼻が悪く、おまけに味オンチ。せっかく、美味しく入れてくださった紅茶も私は「違いがワカランお婆」でした。が、トリニダード・トバゴがドコにあるか、そして美しい海岸の写真も見せていただきました。

2日目の朝、私は滅多にしたことのない散歩をしました。ハリーポッターが着ているマントが備え付けられているので、それを纏って1時間半ほど、「我が荘園の視察じゃぁ!」 早春の自然は凛として美しく堪能しました。 

食事は計6食。どれも本格的な食事。これは多すぎました! 一般研修は私だけでしたが、神田外語大の新入生の一泊オリエンテーションが実施されていて、彼らの朝食はビュフェスタイル。ホグワーツの縦長の大食堂・・“Refectory”と言うそう・・で取っていましたが、私もアレがイイ! 私は彼らを通り越して二階の「ロイヤル・・」で、本格的な英国朝食を頂きました。 昼食はフィッシュ&チップスでさえ十分なのにステーキ。夜は言わずもがな・・・。 

帰りのバスは、まるでカボチャのお馬車。「クミコ、靴をソコに置いておけば・・?」と言いつつ、来た時同様、数人のスタッフがバスが見えなくなるまで見送って下さいました。

夢のような2泊3日、充実した濃厚な時間でした。お薦めです! たった独りの飛び入り生徒のために御尽力してくださった方々に感謝。モチロン、また行きたい・・・けれど、そのときも今回のように堪能できるか否かがちょっと心配です。