醉蝗茶房

80's&水滸&異常な日常

似て非なるもの

2007年03月09日 11時19分58秒 | つれづれ
アーレフから上祐一派が脱退して、新団体を創設するそうで。
なんだろうねぇ、あれって。
一つの宗教、宗派が教理の理解その他の理由で分派したり、新宗派を起こすってのは歴史上珍しいことではないけどさ、彼らの場合は何となく宗教と言うより「政党の分裂」臭く見えちまいますな(^_^;
「権力闘争の挙句の果て」と言うか、「自己顕示欲の趣くままに」と言うか、そもそも松本が逮捕され有罪となった時点で、教祖を否定せざるを得なくなってますが、「新興宗教において教祖を否定して教理が成り立つのか?」とゆー微妙な状態ですからね。
なので、寨主からは、アーレフ残留組はオウムの残滓、上祐一派は最早宗教だけしか自分たちの生きる場はないと信じ込んでる敗残の哀れな小集団に見えちまいます。
ま、そう見えるだけで、どっちも解散しちまえば良いと思ってるけどね。
つか、前にも書いたけど、人には素朴な信仰心だけあれば良い。特定宗教にのめり込んでる人間がいなくなれば、世の中ずいぶん平和になるだろうと思うっすよ。
とは言え、イスラムやヒンドゥのような生活宗教は、既に長い年月を掛けて日常生活の一部になってるから、単純に否定はできないしねぇ...
少なくとも、カルトやニューエイジは不要だな。
こんなこと書いたら、謎の集団に拉致されるかも知れないが(笑)

さて、”上”繋がりなんて言うとあまりに失礼ですが(笑)
読売新聞が全自治体の首長にアンケートを取った結果、理想のリーダーは上杉鷹山がダントツ一位だったそうで。
然もありなん(笑)
上杉鷹山てご存知ですか?
江戸後期の米沢藩主で、藩政改革に取り組んで倒産寸前の財政を立て直した人です。
本来は秋月家から上杉家に養子として入った人ですが、奥方は前藩主の姫で障害を持った方だったにも関わらず、その短い生涯の間とっても仲睦まじかったとゆー偉いお方です。
藩主となってからも学問の師である細井平洲を敬い、自ら倹約して有能な藩士を挙げて改革を推進し、負債完済の後は側室に自分の子がありながら養子に入った後に生まれた前藩主の子に家督を譲ったって凄いお方です。
ケネディ大統領も尊敬する日本の政治家として名を挙げたお方です。
多分、誰でも知ってるであろう、「為せば成る~」って歌を作ったのは誰あろう鷹山公でっす。
書き始めちゃうとキリがないけど、要するにもの凄~いお方です。
寨主的にも尊敬できる人を挙げろと言われたら、真っ先に挙げますな。
だもんで、以前書いたけど、絢女はんの学校の宿題で伝記を持って来いと言われた時にも鷹山公の本を持たせました。予想通り、先生は知らなかったみたいだけど(笑)
で、今日の朝のニュースでこれが出た時、絢女はんが「あっ、上杉鷹山だ!」と教えてくれたんだけど、中学生で鷹山公知ってるってのも良いんだか悪いんだか、結構父親としちゃ考えちゃいます(笑)