醉蝗茶房

80's&水滸&異常な日常

引退

2007年03月05日 10時42分21秒 | つれづれ
三遊亭円楽さんが高座を降りることになりましたな。
昨日、『バンキシャ!』でも特集やってましたが。
寨主も昔は落語が好きで、良くラジオ・TVで聞いたもんですが、最近は番組自体がほとんどないから聞くに聞けない。近場に演芸場もないしね。
ご本人曰く、「ろれつが回らない」「雑念が入る」とおっしゃってましたが、マスコミの論調は何となく「やめなくてもいいのに」って感じですね。
でもさ、これって本人にしか判らないよ、きっと。
芸人・職人には、その人にしか判らないこだわりがあると思うけど、本当の所は本人にしか絶対判らないだろうと思う。そう言うこだわりのない人を”芸人・職人”とは呼んじゃいけないんでないかとさえ思うす。
ましてや、芸で生きてきた人が、病気回復後の復帰を掛けた高座で、以前と同じようには演じられないと感じて、それを”恥”として引退を決めたんですから。
自分の芸に誇りを持つ方故の決断なんでしょう。
残念だけど、他人がとやかく言うようなことじゃないすね。